月別アーカイブ: 2012年3月

どんどん申込が早くなるマラソン大会

 ここ数年のマラソンブームによって、マラソン大会もより身近になって、参加する人が急増していますね。北海道はまだだろうと思っていましたが、例外ではないようです。

 大きな大会は、参加申し込みが年々早まっていて、締め切りも早くなってしまったので、気がついたら申込出来なかった、なんて人がいたなんて良く聞きます。

 北海道マラソンが4時間制限だった頃は、5月の連休明けから申込が始まっていたのですが、去年は連休前に申し込まなければならなくなっていましたね。年間のスケジュールをしっかり立てて、申込を忘れることのないようにしましょう。

 北海道マラソンの申込は4月9日の午前9時から。でも、この時間って仕事の最中ですよね。仕事中に趣味のマラソンの申込に会社の時間とパソコンなどを使うというのは、どうかなと思います。せめてお昼休みにしましょうよ。

岩内町で「にしんのおかげ」を使ったお料理が初登場!

 大豆を使わず、ニシンを発酵させて作った味噌状の調味料、「にしんのおかげ」。さんざん、このブログでもいろいろなお料理に使う事が出来ると、アピールして来ました。ようやくではありますが、岩内の飲食店でメニューの中に使っていただける事になりました。

 そのお店の名前は、酒楽「ひらき」というお店です。以前、身欠にしんの煮しめのお料理でご紹介をしたお店です。飲食街にはなく、普通のお家のような作りになっています。
・営業時間17:00~22:00   定休日:日曜日、月曜日 ・電話 0135-62-7808  ・住所 岩内郡岩内町宮園307-1

 女性店主が、自家製食べるラー油を作り、美味しくできたと。それで何気なく、にしんのおかげを混ぜてみると、これが絶品!の美味さだったと。常連さんにもぜひメニューに加えたほうがいいという意見が多数。「ラーミソ」という名前をつけ、ラーメンサラダ、春巻、ゆで豚などのお料理に、そのラーミソが素晴らしいマッチングで使われています。

 「にしんのおかげ」が地元岩内町の飲食店で使ってもらうことが、開発当初の願いでした。岩内の特色あるお料理が「にしんのおかげ」によって、どんどん開発されるとうれしいですね。岩内の飲食店の皆さま、どんどんチャレンジしていただくことを期待しています。興味がある方は、ぜひ声をおかけください。

118って知ってます?

 岩内町の市場に行く時に、こんな看板があります。ご存知でしたか?110番、119番はもちろん知っていますよね。

 次に良く使っていたのが、117と177ですが、若い人は何それ?でしょうね。117番は時刻。177は天気予報。ネットが普及、さらに携帯でもそれらは当たり前のように情報として入れることができるので、わざわざ電話で聞く人は少なくなって来ているようです。

 118番は、言うなれば、海の110番みたいなものでしょう。北朝鮮の拉致、ナマコの高騰による密漁、ロシアからカニなどの密貿易など、海に関するいろいろな問題が多くなってきています。それに対応するためですね。

 う~ん、現実に自身で目撃などする場面があるとは思えないけれど、まったくないわけではありませんので、一応覚えておきましょうね、皆さん。海に関する110番は、1のいっぱち(1-18)ですよ。

深層水塩味おでん

 今月の広報いわないの“使ってみよう深層水”のコーナーで、塩味おでんの紹介がありました。

 ≪深層水の塩味おでん≫

①材料をすべて鍋に入れて煮て、大根が柔らかくなったら火を止めます。

②そのまましばらく冷まし、具に味が染み込めば完成です。

◆材料  大根、にんじん、こんにゃく、昆布、・・・・・・といろいろ書いてありますが、お好みで入れましょう。

  水500ml、原水2ℓ、カツオだし大さじ1、昆布茶大さじ1、酒大さじ2

 ここでのポイントは、水と原水の割合が、1対4だということですね。うまみとして、こぶ茶が使われていますが、料理通の方ならば、昆布を上手にお使いになると思います。

 深層水の特徴の一つとして、浸透性がいいことが挙げられます。大根も柔らかくなるのが早いと思うのですが、私の気のせいかな?

 興味が出てきましたら、やって見てください。

いわない道の駅売れ筋ランキング

 いわない道の駅では、売れ筋ランキングを店内に発表しています。先日お邪魔すると、「にしんのおかげ」が2位になっていました。道の駅のお姉さまたち、そして、買ってくださったお客様、ありがとうございます。

 冬の間は来館者が極端に少なくなる道の駅。岩内の道の駅は物販目的に作られた建物ではないので、小さくて販売スペースも狭いのですが、毎年少しずつ、“面白い”、“楽しい”、“わかりやすく”変化しています。

 今回の「にしんのおかげ」の躍進は、道新に記事が掲載されたためではないかと思います。大きな声では言えませんが、私としては、札幌でたくさん売れるよりも、地元でたくさん売れる方が本当はありがたいのです。

 いわない道の駅は別名「ガイドセンターたら丸館」。何も道や飲食店を教えてくれるだけではありません。にしんのおかげの事も、ちゃんと教えてくれますよ。いわない道の駅のおしゃべりなお姉さんは、「これを作っている一八の専務はね、・・・・」と私の性格まで教えてくれるかもよ。

国富交差点の雪だるま

 自宅に帰る道で、これを見ると帰って来た気がする、なんていう目印や建物等はありませんか?

 この時期に国富交差点に大きな雪だるまがあります。交通安全を願って毎年作られるものですが、私はこの交差点に来ると、岩内が近いなと感じます。小樽方面から伸びる国道5号線と276号線がぶつかる場所です。岩内まであと10キロほど。そんなときにこの雪だるまを見ると、なんとなくほっとします。

 でもね、毎年同じ作りなんだけど、ちょっと変化をつけたらどうかな?とも思います。大きいので、複雑にはしない方がいいでしょうが、顔の表情をちょっと変えてみるだけなら、出来ますよね。どうせやるなら、そんな遊び心も持って欲しいなと思いました。それも観光に繋がれば・・

 数日前にここを通ると、残念ながら雪だるまの顔がなくなっていました。周りの交通安全の旗もなくなっていたので、みなさんがここを通過するときには解体されているかもしれませんね。来年はぜひどんな顔か御覧ください。ただし、交差点なので、見とれて事故にはご注意を。

『八興会館』 その2

 私の祖父である紀伊右エ門は15歳の時に、新潟の佐渡から北海道に渡ってきました。幼い時に両親と死別。祖父母に育てられたと聞きます。
 
 祖父母には、「これからは満州か北海道の時代だ。どちらかを自分で選んで行きなさい」と言われたそうです。それで北海道に渡ってきてくれたのですから、今の私がいるのもその時の紀伊右エ門の選択に感謝しなくてはなりません。

 紀伊右エ門は、祖父母に「将来は人のためになる事をしなさい」とも教育されてきたらしいです。その人のためということが、八興会館建設によって、青少年の健全育成へとつながったのではないかと私は推測します。

 紀伊右エ門自身は剣道、柔道とはまったく無縁でした。建設した後の運営を町に一任するほうがよいと回りから勧められたのを振り切り、自ら館長に就任し、その維持運営も私費にて行ってきました。

 それほどまでの熱意とはどんなものであったのか、孫である私にも理解ができません。金銭的な余裕などまったくないのに、誰も真似のできないことを実行した、とんでもない人物であった事は確かです。

 

ぼちぼちとランニング再開

 冬の間、日曜日のランニングの話題もお休みをしていましたが、また始めさせていただきます。再開の話題はなんと言っても、北海道マラソンの変化について。

 スタートは中島公園横から大通り公園に。スタートとゴールがいっしょの大通ですね。荷物の受け渡しが同じ場所になると言うことでしょうか。真駒内スタートの時からスタートゴールが違った場所だったので、ちょっと戸惑いますが、札幌を象徴する大通公園を拠点にすることによって、応援する側も楽しむ事が出来ると思います。

 参加人数が1万1千人に。とうとう1万人を超えましたが、制限時間は5時間のままなので、最終ブロックからスタートする人たちは、どんな状態になるのでしょうね。最終関門には、5時間のドラマがたくさん生まれることでしょう。

 そして、一番大きな変更である、スタート時刻が9時ちょうど。昨年まではテレビ放送の都合でしょう、12時10分スタートでしたね。午前になるために、暑さの面ではかなり楽になると思います。

 ただ、朝食をどうするか迷っています。昨年までは中島公園の近くのホテルを使っていましたが、今年は大通りから近いホテルにしました。スタートの4時間前に食事を済ませるほうがいいと言われているので、5時から朝食をとらせてくれるところがあったらいいですね。

 最後に参加料金が10,000円の大台に。「交通遺児・東日本大震災チャリティー分を含みます」と書かれてありますので、どれだけの金額がチャリティー分なのかわかりませんが、役に立ってくれる事を願います。

 私の周りでも、「フルマラソンなんて無理」と公言していた人が、昨年北海道マラソンに参加して完走できた人がいます。走り終えてすぐは、フルはもうイヤ!と言っていたのに、一週間もすると来年の「北海道マラソンは○○分を切る」なんと言っているのです。

 4時間制限を懐かしむ声もあるでしょうが、変化していくことに対応していきましょう。宿泊施設の変更と食事をどのようにするか。申し込み開始以前から考えることがあります。まだロードを走ってもいないのにね。

 さぁ、冬眠から目を覚まして、ぼちぼちと始めるとしますか。

深夜番組ブギウギ専務で3週連続岩内が出ました

 STVの深夜番組「ブギウギ専務」に3週連続で、岩内町が出ました。連続3回のうち、2回目にたら丸君が登場、3回目にたら丸君が岩内町内を案内するというものでした。

 テレビ番組にしてみると、たら丸君にとてもいいネタをいただいたように思えます。岩内町にとっては、とてもいい町の宣伝になったのではないでしょうか。

 いわない楽座で、たら丸焼の紹介。岩内食品の中に、吉田鮮魚店というお店があり、そこの「たつかまの紹介をしました。二つとも、とてもおいしそうに見えました。

 たら丸君は、岩内のイメージキャラクターですが、よくある「かわいい」というイメージから離れていますね。おとぼけとユーモアがあり、ちょっとずるそうな雰囲気も。でも憎めないやつ。どこにでもありそうでないキャラクターなので、いいのです。ゆるキャラも進化しているなぁ、と感じました。

ようやくニシンの群来

 先日の北海道新聞には、小樽の海岸に群来(くき)が見られたと書かれていました。群来とは?ニシンが産卵のために群れをなして海岸にやって来る事を言います。その時、白子を一斉に放出するために、海が真っ白になります。

 昨年は2月の上旬に群来のニュースが流れましたが、今年は2月の下旬なので、ずいぶんと遅れているようです。秋から冬にかけては水温が高いままだと報じられ、冬から春にかけては水温が低いままと報じられるここ数年です。これって、自然現象が遅れているのではなく、暦がずれているのでは?と冗談にも考えてしまいますが、さにあらず。

 数年前、留萌にある水産加工業の同業者のお話です。突然漁師さんが「おめんとこで(お前のところで)、何流してんだ!」と怒鳴りこんで来たとのこと。外を見ると、海が真っ白。あっけにとられてよく見ると、ニシンの群来だったと。その漁師さんも初めて見る群来の姿だったと。

 昔はもっとすごかったのでしょうね。最近は、トドやアザラシといった海獣がニシンを追って群れをなして来ているようです。網を引きちぎり、その被害も年々ひどくなっているとのこと。資源のバランスが崩れているのでしょうね。