道新後志版に出ていましたが、岩内町内で最後の銭湯だった小松湯が、平成24年3月31日をもって営業を終了しました。昔、岩内に住んでいた方にご説明するならば、荒井大学堂さんの向かい、ショッピングプラザ・ヤダさんのとなりと言えばいいでしょうか。
新聞によると、小松湯ができたのは、1939年(昭和14年)。50年~60年台は、岩内町には10軒以上の銭湯が存在していたようです。よくここまで頑張って商売を続けてくれたなぁという感じです。
銭湯の減少は、家庭にお風呂ができたこと、後継者不足、人口減少、燃料費の高騰。いろいろな理由があってのことでしょうが、時代の流れというものでしょうね。
ただ、岩内の場合は、円山の温泉を銭湯代わりにしている方も結構いるんです。車で毎日温泉に入りに行くのですから、ちょっと贅沢に感じるかもしれませんが、それまた岩内らしいのかもしれません。