月別アーカイブ: 2012年6月

シカが岩内町内に出没

 平成24年6月13日、岩内地方文化センター裏の雑草地に、警察を含めて何やらたくさんの人が集まっていました。あとで防災無線によって知ったのですが、町内にシカが出没したとのこと。

 北海道、特に道東方面では、シカの出没によって農作物が荒らされ、大きな被害が出ています。知床方面に行けば、人の数よりシカのほうが多いという冗談交じりの話は良く聞きます。

 そのシカが、とうとう岩内にも出てしまいました。早めに対策を取りたいでしょうが、被害が出てからでないと、動く事はできないというのが現状のようです。

 専門家から聞くと、早めに駆除しないと、あっという間に増えてしまうとのこと。雷電から寿都方面に向かう尻別川の河口付近の山には、すでに数十頭が生息しており、実際に被害も多発しているようです。

 海ではトドが漁師の網を引きちぎる被害、陸ではシカの農作物への被害が北海道にとって深刻な問題になっています。保護と駆除、人間の行為が招いた結果だと言われれば、その通りですが、事態は深刻です。

 写真は今回の岩内のシカ騒動とは関係ありません。私が一昨年道東で撮ったものです。

大浜公園の雑草刈りの前と後

 岩内町にある公園ではこの時期雑草がどんどん伸びていることを数日前にお伝えしました。町のあちこちから草刈機の音が響いています。

 二つの写真をご覧ください。大浜公園の状態ですが、左が6月15日。右が6月16日に撮影したものです。ほとんど同じ場所から撮っているのですが、こんなに違う状態になりました。

 人間でいえば、長髪の子が五分刈りの坊主頭になったとでも言いましょうか。とてもすっきりしましたね。もっとも、たくさんの子供たちがここで走りまわっていれば、こんなに草は伸びないのでしょうが。

 ふと、思います。これが硬い雑草でなくて、柔らかい芝だったらどうだろう?はだしで駆け回る子供たちがいるでしょうか?いやいやゴルフボールを持ったオヤジたちが出没するようになるのでしょうか?利用方法は別として、綺麗な風景になる事は間違いないでしょうね。

人気ブログランキングに参加しています

 もうお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、「人気ブログランキング」というものに数日前から参加しています。

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 読んでいる皆さんにとってはどうでもいいことですよね。私もあまりその順位などに振り回されるのはイヤなのですが、少なくとも数字が出ることによって、読んでもらっているんだとわかり、毎日このブログを続けるモチベーション維持には繋がります。

 ですから、読んでいただいて、なるほどと思っていただいたら、そのランキングの印をポチッとしていただけたら、嬉しいです。

第27回やくもミルクロードレース大会報告

 6月はレースが続きます。平成24年6月10日に八雲町でハーフマラソンに出てきました。昨年初めて参加した大会でしたが、参加者が少なく、全員が完走し終わるまで閉会式を始めないという、ほのぼの感が良くて、今年も参加しました。

 この大会は表彰式の後、3人に1人は当たるという抽選会が目玉です。昨年は一番いい景品のホタテが当たりました。12月に10kgの生のホタテが送られて来て、びっくりでした。

 今年は、夫婦プラス中学の息子も半強制の参加。面白い事に、息子と私は昆布が当たり、妻はお煎餅が当たり。周りの人には、「家族で当たってるぞ!」とうらやましがられました。外れた方、ごめんなさい。

 さて、肝心のレースですが、昨年の成績から今年は1時間27分代で走れば3位以内かなと予想していましたが、やはり現実は甘くはありません。昨年よりも大幅に参加者が増え、さらに50歳以上男子の部が一番参加者が多いのです。結果は予定通り1時間27分13秒で走ったのですが、71人中の8位でした。

 妻は10kの部8人中の7位。息子は中学2・3年男子の部5kの部で予想外と言っては失礼ですが、5人中の2位でした。全種目で10位以内が表彰と副賞のジンギスカンのタレをもらえるので、我が家は3個もタレをもらいまして、その日の夕食は迷わずジンギスカンとなりました。

 今回はレースがどうこうよりも、今回は我が家で参加料のしっかり元を取らせていただき、楽しい一日となりました。いただいた分は八雲町で温泉に入って、ちゃんとお金を使ってきましたよ。八雲町のみなさん、ありがとうございました。

岩内郷土館の第4回アスパラまつり

 平成24年6月17日、今度の日曜日ですが、岩内郷土館において、アスパラまつりが開かれます。

 岩内は日本におけるアスパラ発祥の地であり、日本アスパラガスという会社も存在するのですから、岩内とアスパラは歴史的に強い繋がりがあります。そんな歴史的財産を、周知、アピールする事を目的としたイベントです。

 イベント内容は、アスパラの即売会の他、ゲームもありお子さん連れでも楽しむ事ができるようです。もちろんビールもあるので、お父さんもご一緒にどうぞ。

 岩内って、歴史的に紐解くと、なんだかかなりスゴイ町だと思います。歴史オンチの私がこれ以上言葉を並べてもウソ臭いので、ぜひ今度の日曜日は岩内郷土館へ足をお運びください。

岡持ちってご存知ですか?

 また古い懐かしいものを発見。その名は「岡持ち」。親戚の雑貨屋さんが、商売をたたむというので、片づけをしていたら出てきました。 木でできていて、手でぶら下げることができます。ふたは取っ手の部分にちょうどひっかけるようになっていて、納まりがいいのです。

 今一般的に「岡持ち」と言うのは、ラーメン屋さんや、おそば屋さんの出前などに使う、アルミ製の出前箱の事。でも、ひと昔前は、木製で写真のように平たいものでした。旅館等では、今でも大きいものを使っているところがありますよね。

 何に使うの?と聞かれれば、料理などを運ぶためです。先代社長や先代夫人は、仕事と普通の生活が境目のない生活をしていたように思います。私の記憶では、食事も固定した場所で食べていたとは思えません。料理も本家から別家へ運んだり、運ばれたり。そんな時にこの「岡持ち」は使われていたのだと思います。

 今風に考えれば、スープの冷めない距離に住んでいる者同士が、おかずを分け会うという事なのでしょう。食生活の変化は、こんな使われる道具にも現れますね。

夕日と防波堤

 6月になって、毎日日が長くなったなぁと感じています。夕日もオレンジ色の輝きがとても綺麗に変化していて、ランニングをしている時は、その空の変化を楽しみながら走る事ができます。

 私が子供の頃は中央埠頭に行けば、水平線に沈む夕日を眺めることができました。しかし、港が立派になって防波堤が長くなってからは、野束川の河口の岩野橋を越えなければ見ることができなくなってしまいました。

 もしくは、高いところから見ることができます。写真は東山の墓地と東山団地の間から撮ったものです。海が近くにあるので、隠れた観光スポットではないかと思うのですが、ちょっと注意が必要です。カラスがしつこいのです。この時、2羽の夫婦と思われるカラスが盛んに私をけん制していました。たぶん近くに巣でもあったのでしょう。

 立派になった港と反比例するように、残念ながら漁船は少なくなってしまっています。その話はおいておいて、たまには、海に沈む夕日をゆっくり見に岩内へ来ませんか?

にしんのおかげを使ったピザ

 弊社のホームページでは「にしんのおかげ」を使ったお料理のご紹介をしています【こちらです】。プロの料理人さんに作っていただいたレシピの他、私の妻が家で作ったものをこのブログで紹介したものもあります。

 今まで、当たり前すぎてご紹介していなかったお料理があります。ピザです。トッピングに使うと、その塩分がちょうどよく生地に合うんです。

 写真は、先日レシピ作りに協力いただいた、札幌にあるウエディングレストラン 「フィンチ オブ アメージング ダイナー」 というお店のピザ。ピザ生地に直接にしんのおかげを混ぜたほか、トッピングにも少し使っています。この写真のトッピングはニシンの身ですね。

 好みによって、混ぜる量、トッピングの量を変えてみてください。個人的には、少し多めのほうがいいと思います。にしんのおかげは乳製品に合うといつも言ってますが、ピザは本当にバッチリな相性ですよ。

岩内のボーリング場

 50年生きていると、その間にいろいろなブームと呼ばれるものに出会っています。今のランニングもブームと言ったほうがいいのでしょうか。ブームとは、そのうちピークを迎え、落ち目になるというイメージがあります。

 皆さんはどんなブームを覚えていますか?マジソンパック、スマイルバッヂ、ウインカー付の自転車なんて書いたら、何それ?と言われるかもしれません。仮面ライダーカードもありました。映画「ハスラー2」でビリヤード、「私をスキーに連れてって」でスキーも流行りましたね。

 ボーリングはどうでしょう?中山律子さんがテレビで脚光を浴び、ボーリングのドラマもあったほどです。40年代の中頃がそのブームと言えたでしょうか?

 岩内にボーリング場ができたのは、昭和46年11月。当時は「岩内ボウル」と呼ばれていました。オープン当初の休日は数時間待ちという状態でした。スゴイですね。この岩内で、あれだけの娯楽施設というのは確かにすごい事でした。まもなくレーンが増えましたが、皆さんの記憶にあるように、数年後にはブームも去って行きました。

 でも、今はレーンを縮小しましたが、「ファミリーボウル岩内」という名前で、ちゃんとボーリング場として存在しています。ブーム時に比べたらはるかに客の入りは少ないですが、固定客もいますし、団体で宴会前にボーリングを楽しんでからという姿も見かけます。

 昔、岩内人だった皆さん、思い出しました? 

今年のマスのトバは少ないです

 弊社の商品の中に、「ますのトバ」というものがあります。ホームページの商品のご案内には載っておりません。季節商材のため、原料がなくなったら販売が中止になります。

 珍味セットの中には、1つ入っているのですが、これについても在庫がなくなったら、別の商品での差し替えとなりますので、ご了承願います。

 以前も何度か書きましたが、岩内の人にとっては、サケよりもマスだという人が多いのです。日本海マスのはえ縄で獲ってきたものは、鮮度も良く鱗がビカビカしていました。マスのはえ縄船がたくさんあったのに、20数年前に一隻もなくなってしまいました。

 写真の「ますのトバ」は、岩内の定置網のものです。この季節、やっぱりこれだべよなと言いながら買ってくださる常連さんもたくさんいます。でも、今年は不漁だったので、すぐになくなりそうです。ご希望の方はお早めにお問い合わせ願います。