日別アーカイブ: 2012年6月29日

丸善さとうさんの火の見やぐら

 岩内町を散歩すると、写真のように、ちょっと変わった建物に出くあいます。「丸善さとう」さんという生花の会社でして、傍から見ると4階建てと屋上があります。

 その屋上は手すりが付いているように見えるのですが、これがなんでこんな建物なのかおわかりでしょうか? 昔、この建物は消防署だったのです。そのときの火の見やぐらだったと思います。

 私の記憶もあいまいでして、当時の消防署は赤く塗られていたように思います。消防署はその後、今の役場の隣に移りました。そして、今は警察署の東隣に近代的な建物として存在しています。

 この火の見やぐらが建設されたのはいつ頃でしょう?4階建てなんてなかった時代にとっては、確かに遠くを見渡すことができたことでしょうね。観光に役立てることはできないのかな?なんてついつい考えてしまいますが、世はスカイツリーのような高さを求める時代。4階では見向きもされないでしょうか?

 昭和29年の大火を経験した岩内ならではの建物だと私は感じるのですが、皆様はとのように感じますか?