北海道の日本海側にはニシンで栄えた町がたくさんありますが、いかに栄えていたかを伝える存在として、ニシン御殿などがあります。しかし、岩内町には大火で消失してしまったせいなのか、ニシン御殿がありません。その代わりといってはおかしい話ですが、神社が立派なのです。
岩内神社というのは、人口1万4千人しかいない町にも関わらず、北海道神宮に匹敵するほどの・・・なんて大げさかも知れませんが、とにかく昔の繁栄を象徴する建物であると思います。
その岩内神社のお祭りが7月7日の夕方から夜宮、8日の本祭り、9日後祭りと続きます。町内をお神輿が二日間かけて回り、9日の最後にクライマックスを迎えます。今年は8日が日曜日なので、遠くからのお客様も来やすいですね。
写真は、たら丸の赤坂奴の姿です。この赤坂奴の行列もお神輿以上に大変なようで、練習も厳しいと若手はよく言ってました。でも、終わった後の充実感はあるようです。そんな若者ががんばってる雄姿をご覧に来ませんか?