共和町は、岩内を取り囲むように位置して、とても広い面積を持っています。共和町の歴史も、小沢村、前田村、発足村が合併して共和村になり、1971年に共和町へとなりました。
岩内町のように面積が狭い場所での合併と違い、共和町は農業の町なので、畑、田んぼが広がっているのです。となると、子供たちが通う小学校、中学校も歩いて通える(とはいえ2kくらいの距離は当たり前)場所に小さな学校が点在していました。
写真は、その点在していた西老古美小学校跡に建てられた石碑です。共和町には、昔の小学校跡地にこのような石碑が必ず建っています。下のプレートには、その小学校の歴史が刻まれているので、興味がある方は是非、探索してみるといいと思います。
ランニングでいろいろ走っていると、えっ、こんな場所に小学校があったの?なんてところにもこの石碑を発見することがあるのです。建物が取り壊されてなくなっているところがほとんどですが、ちっちゃな教室とちっちゃな体育館、そこには戦後に一生懸命に生きた子供たちと先生の人生を感じ取れます。