弊社の前にある、南北に延びる道路。ここにある街灯は水銀灯と呼ばれるものです。設置されたのは、私がまだ小学校低学年の頃。という事は、40年前頃。
町ではまだ主要な道路しか舗装がされていませんでした。弊社の前の道路は比較的早くに舗装されたのですが、そこにかなり明るい水銀灯が設置されました。今でこそ、その明るさは際立ったものではないのですが、当時としては、周りが暗い分、明るく感じました。
明るく感じたのは、何も私たち人間だけでなく、昆虫が一番敏感に反応し、蛾はもちろん、コオロギやオケラ、たまにはクワガタなども光の下に集まってきました。それを私たち子供が夜に採って遊んでいました。
数本ある水銀灯の下を数人で、順番に虫を捕まえて、いなくなると次の水銀灯へと移動。端まで行って折り返すと、また昆虫が出てきているといった感じです。そんな遊びが出来たのも数年だけでした。どんどん街灯が増えるにつれて昆虫の出没は減ってしまいました。
みなさんも、そんな子供の頃の経験、ありませんか?