月別アーカイブ: 2012年9月

やっぱり落選の東京マラソン2013

 第7回目の東京マラソン2013。私は第一回目から毎回申込をしては「落選」という、最多落選記録を更新中です。だれも私を上回る人はいません。もちろん、私と同様の人はいるでしょうが。

 年会費4,200円を払いプレミアムメンバーになれば、少し確立が高くなる。また、チャリティー枠を使い、10万円以上の募金をすると、参加できるという手があります。でも、ここまで来ると、正々堂々と一般枠で抽選に当たるまで、がんばろうと思ってしまいます。それが何歳の時になるかわかりませんがね。

 私の周りでは、一人だけ当選した人がいます。最初に申し込んだ2年前に当選したので、昨年は当然当たるものだと思っていたそうです。でも昨年は落選。そしてまた今年、2度目の当選。確立3分の2ですから、当たる人と言うのは、そんなものなのでしょうね。

 今年、いくつかのマラソン大会の抽選会などで、景品が何度か当たっています。小さな幸運をこまめに使い過ぎているのでしょうか?

 なぜ当選しないか?スポンサー枠がある。走力分散して、スタート、ゴールが混みあわないようにする。など、いろいろな事を言われる方もいますが、市民ランナーである以上、余計な憶測はせず、決まった事に文句は言わないようにいたします。

 でもね、ここまで落ちると、「どうだ、俺は毎回落ちてるぞ!」と威張りたくなっちゃうね。

 

秋の夕日

 写真は一週間前の9月22日に撮ったものです。毎度、携帯カメラですので、実際に見える風景とは違いがあります。真っ青な空にまん丸の太陽が海に沈むお決まりの日没の景色は確かに美しいのですが、私はこの日のように雲がいろいろな演出をするのが好きです。

 それにしても、この一週間は天気が目まぐるしく変わりましたね。ピーカンの晴れだと思っていたのに、急に雨雲が出てきて、土砂降りの雨になったり。夜中にものすごい雷が鳴って雨が降っても、朝には晴れていたり。

 そんな急な変化が秋の空だといえばその通りなのですが、今年は秋特有のうろこ雲(巻積雲)をあまり見かけません。みなさんのお住まいの地域では、いかがでしょう?

 うろこ雲が出ないから、浜の漁も漁獲が伸びないのかな?逆に考えれば、うろこ雲が出たら、浜は活気が出るぞと思ってください。例によって、夕日のお話が魚のお話に変わりました。北のお魚大使なので、許してください。

ニセコの紅葉はもう少し

 ニセコの紅葉は、道内でも屈指の美しさを誇るものですが、9月23日の日曜日に行った時には、まだ紅葉には早いなという感じでした。とはいえ、秋の山は一気に色づきますので、10月に紅葉散策などのプランをご検討の方は、ニセコ経由で岩内へというルートを優先してお考えください。

 山の途中で札幌からの女性5人組に会ったとき、私のトレラン姿を見て、「下だけ山ボーイだね」と言われたので、「皆さんは全身山ガールですね」と返しました。すると、満面の笑みで「あら嬉しい、でも昔の山ガールね」と、すれ違いのわずかな時間で楽しい会話となりました。

 写真は、ニセコ連峰のニトヌプリ(1,080m)山頂からイワオヌプリ(手前左)とアンヌプリ(右奥)を撮ったものです。大谷地からスタートし、大沼、イワオヌプリ分岐からニトヌプリ、チセヌプリ、長沼、神仙沼、大谷地というルート。朝、一仕事をして、天気が素晴らしかったので、さぁ行くかと。当日の天気で山に行く事を決めることができるのは、岩内に住んでいるからできることですね。

 その日の午後は空模様が一変、土砂降りになりました。午前で下山していたので雨には当たりませんでしたが、くれぐれも秋の山の天気と奥様のご機嫌にはお気を付けください。

 

食の書籍「Chef’s Taste」ににしんのおかげが掲載

 食の専門出版社、柴田書店から、「Chef’s Taste」という写真満載の本が出版されました。人気レストランでは、どんな調味料を使っているのか、などを詳しく掲載されています。

 その中の発酵食品と地・調味料というコーナーで、北海道を代表する数品目の中に「にしんのおかげ」が紹介されています。ちょっと小さくですがね。北海道では唯一写真付です。

 数ある新しい調味料などの中で、にしんのおかげが編集者の目にとまったのは、昨年の調味料選手権に入賞したからなのでしょうか?何にせよ、プロや料理好きの人が読むであろうという専門的な本で紹介されているのは、嬉しい事です。

 本と言うよりも、雑誌といった感じです。2,200円+税とちょっとお高くなっていますが、広告優先の取り扱いではないので、かえって安心して情報を得ることができます。夕食前の今、料理の写真を見ているだけで、よだれを何度飲み込んだ事か。

58年前、岩内町大火の日

 昭和29年(1954年)9月26日、岩内町の約3分の2が消失した大火のお話は、このブログでも何度か出ていますが、今日でその日から58年になります。

 同じ台風15号による災害、津軽海峡を結ぶ青函連絡船洞爺丸の転覆事故があまりにも大きなニュースだったために、岩内の大火は小さく報道されるだけでした。そのため、岩内以外に住む人の記憶には、薄いものだったようです。

 写真は、小学生が社会学習の資料として使う 『わたしたちの町 いわない』 の中に、岩内の大火の事を書いてあるページの一部です。上段の写真は焼ける前の風景。下段は焼けてしまった跡の風景です。

 今日は消防の訓練も特別に行われます。毎度、言わせていただきますが、『災害は忘れたころにやってくる』。過去の教訓をこれからも伝えていかなくてはなりません。

稲刈りが始まっています

 写真は毎度お馴染みの田んぼと岩内岳の風景です。今時期、ランニングをする時間は、すでに日没。真っ暗の中を走るために、周りの風景がよく見えませんでした。

 日中よく見ると、すでに稲刈りが始まっていました。秋分の日を通り越して、いよいよ冬に向けての準備が始まります。女工さんが帰る時はまだ日は明るいですが、これがいつの間にか、帰る時には真っ暗になっています。

 つい先週の18日は9月としては最高の30℃越えでした。でも、その後、日没過ぎれば、秋の風が吹いています。今年の秋は短いのかな?それとも、冬になるのが遅れるのかな?

 商売としては、暑い時には暑く、寒い時には、寒くなって、四季の変化が極端にぶれないほうがいいのです。ただ、皆さんもご存知のように、異常気象、記録的な・・・などという言葉が頻繁に言われています。どうか、購買意欲が低下するような天気になりませんように。

 稲刈りの話が飛んでしまいました。やっばり農のお話は苦手のようで・・

道新後志版にファストフィッシュ認定の記事掲載

 平成24年9月21日付北海道新聞後志版に、「にしんのおかげ」がファストフィッシュ第一回認定商品に選ばれた記事が掲載されました。実は、第一回認定商品の53品目のうち、北海道の商品は、にしんのおかげともう一品しかありませんでした。

 『ファストフィッシュ』という言葉は、まだ私の周辺の人たちにはなじみがないようで、何それ?という会話になってしまいます。そんな意味では、マスコミに取り上げてもらうという事は、分かってもらう近道だと思います。

 取材は岩内支局の中秋記者。写真撮影だけで、何枚も撮られました。低いアングルから寝そべりながら撮影したり、「ヌード写真でも撮っているんかい?」と思わず言ってしまいました。相変わらず人相が悪いのは、撮影技術ではなく、本人がそうだから仕方ないですね。

 一年に一回はいろんな話題で道新さんに掲載されている「にしんのおかげ」。後志版と全道版とではさすがに知名度は違いますが、私としては、地元に根付く商品になってほしいという願いがあります。こうして道新さんも応援してくれているので、コツコツ頑張るだけですね。

ニセコマラソン2012

 ニセコマラソンフェスティバル2012、ハーフマラソンの部に平成24年9月16日(日)、参加してきました。前夜は土砂降りの大雨。一週間前に「NACトレイルランニングinニセコ」で大雨の中を走ったので、ちょっとくらいの雨なら、別にどってことないさ的な気分。

 開会式には、後志選出の道議会議員さん3名が来賓として来られていました。毎年、3名なが~いお話になってしまうのですが、今年は3名のご挨拶はなし。失礼な言い方かもしれませんが、マラソン参加者は皆ホッとしていたでしょう。鈴木宗雄さんが来て実際に走っていた時代は、3人に走らねばダメだとハッパをかけていたものです。

 年々参加者が膨らみ、今年はとうとう乗用車の停める場所がなくなってしまう非常事態。私たちはさっさと停めることができましたが、後から来た車はどうなっていたのでしょう?地方で行うマラソン大会の悩みでもありますね。

 相変わらずアップダウンの激しいコース。まぁ、ニセコマラソンはこうでなくっちゃねと思いながら走りました。途中、抜いたり抜かれたり若い子と競り合ったくらいにして。10kを過ぎてからは、抜かれることなく走ることができました。まだまだ頑張れる50のオヤジ。

 気分的には27分台で走ったと思ったのですが、甘い甘い。結果は1時間29分40秒。40歳以上男子の部で8位でした。あれっ、50代以上の部はないの?40歳以上でひとくくりでした。50歳以上の部があったら表彰だったのに、と想像しても、もしもそれがあったら、札幌周辺の賞金稼ぎが参加して、私は弾き飛ばされます。まぁ、そんなもんですね。

 スタート時の曇り空が、いつしかジリジリの晴天に。ほとんどのランナーが、蒸し暑いと感じたレースだったと思います。ゴール後に、抽選で当たっていますと言ってもらいました。お酒とお菓子が入っていました。今年は30回記念で、いつもより抽選の景品が多かったようで、とりあえず、手ぶらで帰らなくて済んだと安堵。

 一緒に岩内から行った同業者Tさんは、走り終えて倒れこみ、「これって修行でしかないわ」「もう駄目、死ぬかと思った」といろいろ言ってました。聞いている私は、いつものことかとスルー。でも、走らずに講釈をする人よりも、走っただけ偉いわ。

 参加者全員にニセコ駅前の綺羅の湯無料券がついていましたが、混雑必至と判断し、別の落ち着いたところで温泉に入りました。岩内に戻ってからTさんとお疲れさん会。ニセコは晴れていたのに、岩内は曇り空。山を越えるかどうかの違いで、天気も違うんですね。

私はヨモギアレルギー

 私は花粉症。春は北海道で最も代表的なシラカバアレルギーですが、秋はヨモギに反応します。例年ですと、8月のお盆を過ぎて秋の風が吹き始めると、くしゃみ、鼻水の反応が出ます。

 今年は、お盆明けが暑かったせいか、幾分反応が遅かったかなといった感じ。それでも、薬などの処方のタイミングが良くなってきたせいか、年々症状は軽くなってきています。いや、老化で体質変化でしょうか?

 写真は、線路跡地ですが、ご近所さんたちが畑として“開拓”していない場所は、雑草が生い茂ります。ヨモギも花粉をたくさんつけて揺れているのですが、ヨモギアレルギーと分かった今は、見るだけで頭がクラクラしてきます。

 ヨモギ餅などを食べてのどが赤くはれる場合もありますが、たぶん加熱したものとそうでないものでは反応が違うような気がします。気持ちいい季節になるというのに、くしゃみ鼻水で憂鬱になるとは、アレルギーをお持ちでない方にとっては、理解できない事でしょうね。 

にしんのおかげ商標登録完了

 先日、昨年から申請していた、「にしんのおかげ」の商標登録証というものが届きました。晴れて「にしんのおかげ」は、同じ分野においては、他社さんは使う事ができませんので、よろしくお願いいたします。

 大手企業ともなれば、商品名の商標登録の申請などは慣れているでしょうが、弊社のような小さな会社では、書類を作ることから戸惑う事いっぱい。最初、お世話になっている北海道経済産業局の担当者から、知財についての無料相談窓口があるから、相談してみては?とアドバイスを受けました。

 その名は、『北海道知的財産戦略本部』。例によって、字を見ただけで、後ずさりしてしまう名前ですね。ここに問い合わせをして、申請の仕方、費用などについて、いろいろと教えてもらいました。でも、出願書類を作り、一連の手続きは自身でしなければなりません。

 申請したからと言って、すぐにOKとなるわけではなく、拒絶理由通知というものが届きました。特許庁に直接電話を入れて、どこを修正すべきなのか等やりとりをし、補正書の書類を送ったりしました。特許庁に電話?ドキドキものでしたが、とても優しく対応していただきました。

 どんなことでも、経験してみると勉強になります。でもね、やっぱり私は加工屋なんだから、食べ物を作るほうにエネルギーを注ぎたいなぁ~。