昨年初めてトレイルランニングの大会に出たのが、「NACトレイルランinニセコ」でした。距離は30kmの部。そして、今年も同じ大会に出場してきました。ところが、平成24年9月9日、当日は雷雨で最悪の状態。
30kのコースは、アンヌプリの山頂を経由するために、雨だけならまだしも、雷も鳴ってしまったので、危険と判断されました。急きょスタートに整列してから、30kを20kmに変更。コースは、10kコースを2周というアナウンス。不思議な事に、誰ひとりとして、ブーイングを出す人はいませんでした。みんな、大人だね。
スタート整列時には、曇り空も雨が一気に降り出しました。千葉から参加したという隣に並んだ女性と「ここまでなっちゃうと、笑っちゃうしかないですよね」と苦し紛れの会話。
最初の急登は、昨年ちょっと頑張りすぎて、その後エネルギー不足になったので、今回は抑え気味。下りになると、若い人たちは強いですね。昨年も思いましたが、スキーをつけていたら、緩いと思う坂も、走るとなると抑えながらの走りになってしまい、このへんの走り方はもう少し上手にならないと、トレランのレースではまだまだ通用しないかなと感じました。
東山スキー場への道は、ロープで登る場所があるのですが、足場はドロドロ。ロープが泥まみれになっているので、ウエアーも汚れます。1周目は、汚れたくないなんて思っていましたが、2周目ではもうどうでもいいやと言う感じ。
結果は昨年と同じ16位(参加115人中、うち20人リタイア)。タイムは3時間13分。50歳のオヤジとしては、よく頑張ったかなと。ゴール付近に戻ると、スタッフに「1周目ですか?」と言われ、「2周したよ!」とちょっぴりムッとしてしまいました(スタッフの方、お許しを)。
1位は2時間38分。最終ランナーは6時間12分という時間差があるのも、トレランならではですね。10km短くなったとはいえ、私も3時間以上かかったのは、ロードコンディションがいかに悪かったかを物語ります。ゴール後は、見ず知らずの人も温かく迎えてくれました。とてもそんな雰囲気がいいですね。
私の妻は10kの部に参加。最終から3番目のゴール。中学の息子も妻にそそのかされ出場。途中、前を走っていた大人について行くと、その人たちと一緒に道を間違えて30分以上のロス。二人とも、へろへろ状態で戻ってきました。
一年で唯一筋肉痛になるレースがこの大会。それも、お約束のように、翌日月曜日ではなく、火曜日に痛くなりました。
さて、一週間後の今日9月16日。筋肉痛のリハビリを兼ねて、今度はニセコ町でのハーフマラソンに出ます。はんかくさい?