昭和29年(1954年)9月26日、岩内町の約3分の2が消失した大火のお話は、このブログでも何度か出ていますが、今日でその日から58年になります。
同じ台風15号による災害、津軽海峡を結ぶ青函連絡船洞爺丸の転覆事故があまりにも大きなニュースだったために、岩内の大火は小さく報道されるだけでした。そのため、岩内以外に住む人の記憶には、薄いものだったようです。
写真は、小学生が社会学習の資料として使う 『わたしたちの町 いわない』 の中に、岩内の大火の事を書いてあるページの一部です。上段の写真は焼ける前の風景。下段は焼けてしまった跡の風景です。
今日は消防の訓練も特別に行われます。毎度、言わせていただきますが、『災害は忘れたころにやってくる』。過去の教訓をこれからも伝えていかなくてはなりません。