月別アーカイブ: 2012年10月

第35回岩内町民ロードレース

  2012年10月8日体育の日、第35回岩内町民ロードレースが行われました。昨年は、土砂降りの雨で中止になってしまいましたが、今年は快晴で素晴らしい天気。朝7時にパンパンパン!という花火の音。運動会がある時にその音が鳴ると同じです。これって、他の地区でもあるでしょうか?

 参加者は小学1年生から社会人までの170人。残念なのは、中学3年生と高校生の参加が一人もいなかった事。その中で、私は最年長。一般男子はA31歳未満、B31~40歳、C41~50歳、D51~60歳、E61歳以上となっていますが、A1名、B3名、C2名だけ。何と、参加するだけでメダル確定です。

 距離は小学低学年の1kmから1.5km、2.0km、そして中学以上の男子は3.3km。マラソンをしている中年ランナーにとっては、この短い距離というのは、逆にペースが速くて辛いんですよね。

 子供に比べてどれくらいの走りができるかな?と思って参加して3回目。38歳のAさんは役場勤務のフルマラソン3時間を切るランナー。もちろん、彼がぶっちぎりの総合1位でした。スタートダッシュは若い子はすごい勢いがあります。見ていて気持ちいいくらい。でも、すぐに失速。私は中学生のトップの子を、2kmくらいまで引っ張った走りをしましたが、最後の1kmはその子も失速してしまったので、そのまま突き放してゴール。

 正直、最年長で参加というのは、照れます。一般の方も最近では街中を走っている人をよく見かけるようになりました。年に一度です、思い切って参加されてみるのはいかがでしょう?違った走る楽しみがありますよ。声をかけていただければ、走りに関するアドバイスなど、Aさんに無料でしてもらうことだってできます。

 私からのアドバイス?・・・一八の商品をよろしくお願いいたします。

東京ふる里岩内会

 岩内町出身の方で構成されている、東京ふる里岩内会という存在があるのを、ご存知でしょうか?2012年11月10日に第34回総会を迎えると言う事です。

 東京には、こうしたふる里会がたくさんあり、中でも北海道は「北海道ふるさと会連合会」なるものがあってホームページまであります。東京ふる里岩内会の会長は、伊野達哉さんです。実は、その連合会の会長をされているというのですから、なんとまぁ、岩内が北海道の代表なのですね。

 岩内を離れても、岩内で育った環境を己の一部として、多くの人たちが活躍されています。そう思うと、「ふる里」にいる私たちも元気よく生きなければならないと感じます。

 このブログも、岩内を離れた方に読んでいただいて、昔を思い出しながら、岩内の今を知っていただければ、何よりと感じます。そしてあわよくば、一八の商品を買っていただける。よろしくお願いいたします。

 東京ふる里岩内会に興味のある方は、事務局(伊野様方)TEL&FAX03-3970-2006までお問い合わせください。

ちょっと変だぞ、今年の紅葉

 2012年10月8日、あまりの青空に誘われて、午後からニセコ連峰のニトヌプリに登ってきました。パノラマラインの峠の頂上からは、西側のチセヌプリ、東側のニトヌプリに登山することができます。この日登ったニトヌプリは、山頂での休憩時間を含めて往復1時間ほどで手軽に登れる山です。

 写真はニトヌプリ山頂から南側を撮ったものです。逆光なので、色が実際とは異なっています。この色づきを見て、ちょっとおかしいぞと感じました。紅葉の色が少ししかなく、山全体の色が出ていません。

 今年は紅葉が遅いと思っていましたが、登山道には多くの落葉が。山頂では、毎年この季節に登りに来るという人たちに会いましたが、今年は紅葉が変だよねと。すでに裸になっている木もたくさんあり、このまま冬になってしまうのではと感じました。

 お盆過ぎからの30℃を超える日が続きましたが、そのせいでしょうか。私自身もお盆過ぎの暑さで北海道マラソン前に体調を崩してしまいました。自然も秋の準備をしていたのに、8月末から9月上旬の真夏に逆戻りの気温で、何かが狂ってしまったのかもしれません。

 本来なら、ニセコの紅葉はきれいですから、ニセコ、岩内に来てくださいとお伝えしたいところですが、間違った情報を流す事はできないので、正直に申し上げました。でも、そんなちょっとおかしいニセコも見にいらしてください。ちょっと苦しい言い方?はい、でも来てね。

ささやさんのにしんそばが『波稲』の一面に紹介されました

 波稲という地域の広報紙がありまして、岩内町、共和町、泊村、神恵内村の4町村に配布されます。そこには、地域で活躍している人の紹介や、地域の歴史などを振り返った記事などが載っています。

 10月号の表紙には、岩内町のささや食堂の店主、佐嶋さんがおそばの上に、大きなニシンの甘露煮をのせている写真が出ていました。

 このニシン、実は弊社から購入していただいているものです。特別に大きなサイズだけを使い、コトコトと長時間煮込んで、骨も気にならない柔らかく炊きこんでいます。

 岩内町の身欠ニシンは生産量と品質が日本一。それなのに、地元で身欠ニシンを使ってくれるお店は少ないのですが、ささや食堂さんはもう何年も前から、お店の前に「にしんそば」の登りを立てて、がんばってくれています。

 岩内へお越しの際には、是非お立ち寄りください。お店はいわない道の駅から道路を挟んですぐにあります。

あっと驚きの北海道マラソン記録証2012

 北海道マラソン2012の記録証がようやく届きました。大きな封筒でいろいろ入っている感じ。ちょっと楽しみに開けたら、あらま・・?・・?・・?

 昨年まではA4サイズの記録証で、5キロごとのラップが記載されていました。総合と部門別の順位も掲載されていました。でも、今年は、その記録証がない・ない・入れ忘れ?

 昨年と同じ完走メダルはゴール後に頂いています。紐の色が昨年は水色だったのに対し、今年は緑色。それはいいのですが、そのメダルを置く小さなプレートなるものに、記録と名前が記載されています。もしかして、これだけ? 同封されていた北海道新聞の大会記録集には、5歳単位の順位が掲載されていました。

 さて、みなさんはこれをどのように感じられているでしょう? 今までの北海道マラソンを知っている人には、間違いなくブーイングが出ていることでしょう。小さな文字で記載されたプレートも、手に取ると貧弱で、失礼な表現かもしれませんが、引き出しの中に直行です。

 『生まれ変わった北海道マラソン』と銘打っているのですから、いろいろなところが変わって当然。参加人数も増やすという考え方も今まで走っていた人にとっては、もうやめてと言いたくなるでしょうが、新たな北海道マラソンのファンを増やすという意味では成功しているかもしれません。

 今回の記録証一式も、喜んで受け取っている人もたくさんいるかもしれません。実際はどうなんでしょう?その辺の声を拾ってほしいと思います。たぶん、インフォメーションセンターにはクレームをつける人も出てくることでしょう。いつも思いますが、そんな電話を取って怒られている人は、辛いでしょうね。

 この大会で、自己ベストを出して満足した人ならば、このプレートもよく見えるかもしれません。私は失敗した方ですから、あまりよく言わないのかな? どんな風に変えても、文句を言う人は必ず出ます。文句言うなら出るなと言ってしまえば、それまで。私は形ある「物」での良さは求めません。大会そのものが、素晴らしい大会に変わっていくことを望みます。

サケの婚姻色への変化

 サケが生まれた川に戻ってくるお話は、みなさんよくご存知でしょう。川は淡水、海は海水なので、遡上する前に徐々に淡水に体を慣らしていかなければなりません。

 ですから、河川の入り口付近で、遡上せずにサケがのんびりしているように見えるのは、淡水にならそうとしているのですね。登山で言えば、高度順化するのに、ペースキャンプでしばらく体を慣らすのと一緒です。

 同時に、子孫を残すためのオスメスの体つきがどんどん変化していきます。写真でもおわかりのように、体色も下から銀毛だったものから、黄褐色へと変化していきます。婚姻色とも呼ばれています。人間の視点で言えば、ブナ化すると言います。ブナ化が進めば、それだけ美味しくなくなります。

 産卵のためにほとんど餌も食べずに、遡上するために、今まで蓄えていた栄養をどんどん使ってしまうからです。そんな生命力は凄いですね。今年の漁はあまり多くはないですが、サケの切り身を召し上がる時、ちょっとそんな生命力を感じながら、お召し上がりください。

今年最後のギンザ通り商店街の手づくり市

 5月から10月までの毎月第一土曜日に行われている、岩内町ギンザ通り商店街の手づくり市。今年最後の開催が、明日平成24年10月6日(土)に行われます。

 今回、商店街の奥様達はどのようなお惣菜を作られるのでしょう?先日、商品の材料として弊社の八分乾の身欠にしんを購入していただきました。最近は手の込んだ煮物を家庭で作らなくなったので、身欠にしんを炊いて出してみようとスタッフの方がおっしゃっていました。

 毎月、このようなイベントをするというのは、傍から見るより大変です。その時、その時の手づくりお惣菜も、準備段階や試作から考えると、手間と時間を必要とします。

 さらに、今回は中心的に動いていた人が、札幌に引越してしまったとの事。でも、日本ハムのダルビッシュの抜けた穴を残った者ががんばって埋めたごとく、残っている商店街の奥様達も明日は張り切って手づくり市を盛り上げてくれる事でしょう。

 お買いものをされるとき、がんばっている商店街の奥様には、「奥さん、若いわね~」の一言、忘れずに言ってあげてね。

数の子生産本格化

 お正月用の数の子生産が始まっています。もう今から?と思われるでしょうが、非常に手間がかかった商品なので、今時期にどんどん生産していかなければ、暮れに間に合わなくなってしまいます。

 塩数の子は、一昔前は年末の贈答用として重宝されていました。ただ、官官接待の禁止、景気悪化による法人ギフトの低迷などで、消費は落ち込んでいます。ただ、理由はそれだけではありません。塩抜きをしなければならない、流通温度帯は、冷凍ではなく、冷蔵にしなければならないなど、扱いが面倒だという事も低迷の理由に挙げられる事でしょう。

 反面、業務用の利用は高まっています。おせち料理をご自身で作るのではなく、買う方が多くなっていますね。ちょっとびっくりするお値段のおせち料理も、最近では年末になると広告がたくさん入ってくるようになりました。

 さて、みなさんはおせちを作る方でしょうか、買う方でしょうか。どちらにせよ、数の子は買って食べてくださいね。11月になったら、弊社から年末用塩数の子のご案内をいたしますので、ご予約をお待ちしています。弊社の数の子は海洋深層水を使った商品ですので、ミネラルたっぷりです。

運動公園のテニスコート

 岩内町には、運動公園という立派な運動施設を備えた場所があります。テニスコート、野球場、芝のサッカーグラウンド、陸上競技場、夜間照明付きのソフトボールグラウンド等があります。

 写真はその中のテニスコートです。人工芝のオムニコートが4面備わっています。利用料金はたしか1時間150円です(今はどうかわかりません)。都会の方にとっては、びっくり料金ですね。こんな立派な施設があるのに、あまり利用者が多くないのが残念に感じます。

 その理由は、借りるための手続きが面倒だという事。どのように借りられるか等のアナウンスがない事があると思います。岩内町のホームページにすら載っていないのはいかがなものかな?と思います。公園管理課というところに申し込み、カギをその窓口に取りに行く、また返さなければならない。そして役場の銀行出張窓口で支払わなければならない。あぁ、めんどくさい。役場の休みの日は、宿直室に行かなければならない。それってどこさ?

 岩内に転勤で来られた方で、テニスが好きな方、こんな安い料金でできるなら、やってみたいと思う人もいると思います。素晴らしいコートですので、ぜひ利用してください。そして、利用者皆で、「借りやすいシステムにしてよね」と言いましょう。

岩内町郷土館で、映画『飢餓海峡』の企画展開催中

 みなさんは、映画「飢餓海峡」をご存知ですか?ちょっと古い映画ですが、邦画としてはそれなりに有名ですよね。この映画の企画展が、岩内町郷土館で行われています。

 推理小説「飢餓海峡」が映画化されたのは、1965年。1954年(昭和29年)の岩内大火と洞爺丸転覆事故を起こした台風15号の実際の出来事を取り混ぜながら、作られたものです。

 その映画と岩内町との関係などを企画展では見ることができます。入館者は少ないので、質問するといろいろ教えてくれますよ。道の駅から約1km。バスは一日数本しかないですが、郷土館前というバス停もあります。詳しくは道の駅でお尋ねください。

 写真は、先日北海道新聞後志版でその事を紹介した記事です。写真に写っているのが坂井館長さんです。男性諸君は、左下の女性に目が行ってしまいますね。小樽商科大学の9月卒業生の記事でした。笑顔がいいもんね。館長、今回は負けだわ。