月別アーカイブ: 2012年11月

26th ビジネスEXPOに出てきました

 第26回 北海道技術・ビジネス交流会というイベントが2012年11月8日(木)・9日(金)の二日間開催されました。アクセスサッポロという展示会場で毎年行われている、北海道のビジネスイベントです。

 関東ならばビッグサイトや幕張メッセといった、大きな建物がいくつもある展示会場でしょうが、札幌のこの会場の建物は一つだけ。まぁ、言い方を変えれば、1つの建物でコンパクトになっていると。

 さて、ビジネスEXPOの会場では、岩内町が毎年ブースを出しています。海洋深層水をPR、そして、岩内の工業団地への企業誘致のPRをしています。その一角に、弊社のにしんのおかげの展示をし、私も時間の許す限り岩内町の担当者と一緒に説明をさせていただきました。

 いつもは、食品関係者の展示会なので、今回のような食品以外のお客様の多い展示会では、お客様とはいつもと違った視点でのお話ができました。余談ですが、バブル時代は、このようなイベントにはハデハデのコンパニオンがたくさんいましたが、近年はしっかり落ち着いています。

岩内にしんサラダ

  先日、貫田シェフを岩内に招いて、「にしんのおかげ」を使った試食会を行いましたが、その時岩内にしんサラダというものを作っていただきました。レシピの公開はできませんが、材料だけならOKをいただいていますので、ご紹介します。

 【材料】 *ドレッシング以外の食材です。

 ●身欠にしん(八分乾) ●塩数の子 ●長ねぎ ●ミズナ ●ニンジン ●豆腐 ●ミニトマト

 作っている過程を見させていただきましたが、身欠にしん(八分乾)の使い方で、目を引いた部分がありましたので、その部分のご紹介をします。

 八分乾の身欠にしんを斜め切りして、トッピングに利用。~ 米のとぎ汁で戻さず、そのまま切りました。尾の固くなっている部分は、トッピングには使いませんが、固い部分だけを米のとぎ汁で戻して、他の料理に使うとのこと。なるほど。

 斜め切りにするときは、ハラス骨に平行ではなく、裁断するような角度で切ります。そうすることによって、骨が食べる時に気にならなくなります。また、切った身欠にしんは、深層水をまぶして、湿らせます。

 細切りにした長ネギに深層水で作った塩をふり、混ぜて身欠にしんと合えます。これはいい。身欠にしんがサラダになるなんて・・・試食会では確かに意見は分かれましたが、みなさんはいかがでしょう?

 貫田シェフのドレッシングは、公開できませんので、みなさんのお好みでどうぞ。一八のホームページには、高遠智子先生のにしんのおかげドレッシングのレシピも載せていますので、ご参考下さい。

岩内地方文化センターで、星澤先生の講演会

 岩内消費者協会主催の講演会があります。2012年、11月11日(日)。タイトルは「食は命なり運命なり」。講師は星澤幸子先生です。

 本州での星澤先生の知名度はわかりませんが、北海道では、かなり有名です。夕方のSTVテレビのローカル放送の中で、「奥様、ここでもう一品」と題し、お料理を紹介。21年間で出演した回数は、5,200回を超え、その回数はギネスにも載っているそうです。

 一度、私は星澤先生にお会いした事があります。と言っても、名刺交換したわけではございません。北海道立食品加工研究センター(通称:食加研)の発表会でのこと。試食する場所で、数人のアシスタントを連れてきて、矢継ぎ早に試食と質問攻勢。私の商品ではないものについて、私に質問されても、困ってしまう。あれこれやり取りしていると、ササッと、消えていました。

 とてもお忙しい方のようですが、そんな北海道のお料理の世界ではとても有名な先生が来るのですから、お時間のある方は是非ご来場ください。お楽しみ抽選会もあるようですよ。私ですか?ごめんなさい、不在ですので、妻が聞きに行きます。 

またまた道新に試食会の記事で載ってしまいました。

 平成24年11月6日の北海道新聞後志版で、またまた弊社の記事が載っています。「またかよ!」とほとんど呆れられながら読まれているのではないかと察します。

 先日、「酒楽ひらき」さんのお店に貫田シェフを招いて試食会をしたのですが、以前から道新T支局長には、「やる時は必ず呼んでください」と言われていました。最近1か月に1度の割合で新聞に載っているので、「もう写さないで、ひらきさんをメインに扱ってください」とお願いしたのですが、試食会の趣旨がにしんのおかげの試食ですから、弊社の名前が出ないわけにはいきません。

 記事の内容については、例によってちょっと違うんだけどな~と思うところも数か所。でも、そこはあえて物言いをつけません。無料で載せていただいているのですから。道新さん、ありがとうございます。

 試食会に出ていただいた皆さんがこの記事を読んで、おしゃべりがはずむ食事になるといいな~と思います。

岩内の20世紀写真集から~大正時代の拓銀岩内支店

 バブル崩壊の見せしめになった北海道拓殖銀行。現在は北洋銀行に変わりましたが、“たくぎん”と呼ばれていたのを知っているのは、私たちの世代では当たり前ですが、平成生まれの子供たちが大人になる頃には、なにそれ?と言われる日が来るかもしれません。

 岩内の20世紀写真集からの写真をシリーズで紹介していますが、今回は大正時代の拓銀岩内支店です。でも、この写真の拓銀が建っていた場所はどこなのでしょう?ちょっと写真が古すぎてこのブログの読者のみなさんにも分からないかもしれません。

 今は北洋銀行になって岩内町にある場所は、森嶋商店の向かい。岩内の商店街の中心点ですね。明治の後半に銀行がたくさん支店や出張所を開設したとありますから、ニシン漁で栄えたこの町が、いかに活気があったかという事でしょう。

 昔、岩内の銀行に勤めていて、今は都会で生活している人もたくさんいるでしょうね。もしも、そんな方がたまたまこのブログを読んでくださったら、たまには岩内に来られて、昔を懐かしんでいただけたらと思います。もちろん、弊社にもお立ち寄りください。

紅葉も山から下りています

 岩内町の街路樹の色が変わってきていますが、秋の山の色の変化も面白いものです。

 写真は岩内町の「ホテルいのう」の南側から岩内岳を撮ったものです。色がはっきりわからないでしょうが、山の裾の部分が褐色に変化しています。秋の色は山の上部の方からこの褐色がだんだんと下のほうに下がってくるのです。

 裾まで色が変わる時には、もちろん街中の色の変化も出て、あとはいよいよ白いものを待つだけ。朝、岩内岳を覆う雲が開けてくると、白い部分が広がっていたなんて事はよくあることです。

 この一週間、冷たい雨が続いていました。着実に冬に向かっています。とはいえ、私が子供の頃の11月といえば、もう冬という感じでしたが、それに比べればまだ温かいと思います。町に降る初雪はいつになるかな~?

東京に続き、京都も落選

 東京マラソンが脚光を浴びる中、都市型の大型マラソンがいくつもでてきています。その中に3月開催の京都マラソンがあります。この京都マラソンも出場するためには、抽選で当たらなくてはなりません。2013年3月開催は第2回大会。

 その京都マラソンに応募したのですが、落選しました。東京に次いで、「京都よ、お前もか・・」という心境ですね。東京マラソンが、倍率10.3倍に対し、京都マラソンは3.3倍。

 当初は東京に比べれば3倍の確立で当たるのだから、仮に東京が落ちても京都を走れるかな、なんて安直な考えを持っていました。でも、第一回目の東京マラソンの3倍でも落ちている私です。まず当たらないだろうと思ったほうがいいですね。

 ここまで落とされると、くじ運がないんだなとかなり落ち込みます。とはいえ、東京マラソンの時も書きましたが、だれもまねのできない落選記録を打ち立ててやるぞ!とメラメラしてきました。

 当選したら、雪の中も走ろうと思っていたけど、やっぱり冬眠します。

無農薬で作ったジャガイモが届きました

 このブログで何度か登場している、アグ・デ・パンケ農園の高橋さんから、ジャガイモが届きました。このジャガイモは、マチルダという品種で、小ぶりですが、とっても美味しいです。

 野菜は農薬を使わないものを食べたい。その思いだけで、神戸から脱サラして蘭越町へ。農薬を使わず、肥料も使いすぎず、一から手探りで農業を始めたのが13年前。今ではネットや百貨店との直接取引などで販売を広げています。

 初めは農業のプロに、いろいろな事を言われたそうです。でも、自身の信念を貫いてこうして商品が出来上がったというのは、素晴らしいですよね。

 ひょんなことから私は高橋さんと数年前に知り合いました。弊社の身欠ニシンの製造工程で出る不可食部分を畑に入れたら、味、収穫高ともに効果抜群だったと。

 そうなんです。ニシンは捨てる場所がないほど、素晴らしい魚なんです。だから、ニシンを漢字で書くと、「鰊」のほかに、魚に非ずと書いて「鯡」。この字でもニシンなのです。

にしんのおかげの応用商品の試食会

 大豆を使わず、にしんで作ったお味噌、「にしんのおかげ」。この商品を使った次なる商品開発に取り組んでいますが、もう少しで商品化というところまで来ています。

 その新商品レシピは3年前からの知り合いである貫田シェフにペースとなる開発をお願いしました。そこで今回は、貫田シェフに岩内に来ていただいて、地元岩内での試食会をしてアンケートを取るというものを行いました。

 場所はこのブログで何度か紹介している「酒楽ひらき」さん。にしんのおかげと、現在開発中の3品。それと、せっかくシェフに来ていただくので、「にしんのおかげ」を使ったお料理2品を作ってもらい、そちらの味も同時に試食をしてもらいました。

 私もひらきさんも初めての経験で、準備段階から戸惑うことばかり。水産加工屋がこんな試食会をするなんて、今までの感覚では到底考えられなかった事。そのうえ、有名シェフが来町して、私の商品を応用した料理を作ってくれたのですから私自身驚いています。

 地元で根付く商品になるには、いろいろな試行錯誤が必要です。その一つが今回の試食会です。どんなことでも、やってみて初めて分かることがたくさん。

 貴重なお時間を使って、試食アンケートにご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

たら枡とたら丸小判が登場

 いわない道の駅は、いろいろな「たら丸グッズ」が販売されています。先日、道の駅を覗くと、たら丸の新商品が2つ出ていましたのでご紹介いたします。

 ゆるキャラというジャンルでは、北海道を代表する存在になっているたら丸。その人気にあやかって商品開発が進められていますが、今回は、日本酒を飲むひのきでできた「たら枡」。もうひとつは、「たら丸小判」。

 POPを読むと、枡の方は「幸せ招き枡」、たら丸小判は、「貯まる(たら丸)不思議な小判」とあります。小判の方は、ちょっとオヤジギャグっぽくない?という感じですが、岩内でしか売っていないと思えば、面白いお土産かもしれませんね。

 マスといえば、魚のマス(鱒)。昔、弊社が釣の鱒を扱っていた時、本州の得意先の地方では、ますます繁盛という意味で、2尾を供えて縁起物とされていました。ですから、同じように、たら枡は2つお土産で買ってあげてね。