バブル崩壊の見せしめになった北海道拓殖銀行。現在は北洋銀行に変わりましたが、“たくぎん”と呼ばれていたのを知っているのは、私たちの世代では当たり前ですが、平成生まれの子供たちが大人になる頃には、なにそれ?と言われる日が来るかもしれません。
岩内の20世紀写真集からの写真をシリーズで紹介していますが、今回は大正時代の拓銀岩内支店です。でも、この写真の拓銀が建っていた場所はどこなのでしょう?ちょっと写真が古すぎてこのブログの読者のみなさんにも分からないかもしれません。
今は北洋銀行になって岩内町にある場所は、森嶋商店の向かい。岩内の商店街の中心点ですね。明治の後半に銀行がたくさん支店や出張所を開設したとありますから、ニシン漁で栄えたこの町が、いかに活気があったかという事でしょう。
昔、岩内の銀行に勤めていて、今は都会で生活している人もたくさんいるでしょうね。もしも、そんな方がたまたまこのブログを読んでくださったら、たまには岩内に来られて、昔を懐かしんでいただけたらと思います。もちろん、弊社にもお立ち寄りください。