月別アーカイブ: 2012年12月

2012年 今年もありがとうございました

 2012年の一年間、振り返るといろいろな事がありました。もう一年が過ぎてしまったのかという感じと、ようやく一年が終わったかという気持ちと、多くの記憶の糸がからまった状態にあります。

 今年はよくマスコミに取り上げてもらいました。大きく分けると、「にしんのおかげ」関連の記事と「北国の省エネ大賞」関連の記事。北海道新聞、読売新聞、水産業界誌、STVラジオなどなど。

 本業の方は、依然として厳しい環境にありますが、従業員、工場の女工さんも一生懸命に毎日働いてくれました。特に12月に入ってからは、昨年まったく不漁だった桧山地区での釣スケソウダラが豊漁となり、12月下旬になって釣たらこの生産を再開出来たことは、朗報でした。

 このブログも、今年もなんとか『毎日更新』することができました。ここを通じて昔のお友達を探し出すお手伝いもできたことは、なによりの喜びです。コメントをいただかなくとも、定期的に読んでいただいている皆さま、ありがとうございました。

 一八の商品をお求めいただいたお客様、販売、原料、資材、保管、運搬、金融、補修、さまざまな形で弊社と関係された皆さま、ありがとうございました。

 来年は皆さんとともによい年になるよう願い、一年を締めくくらせていただきます。良いお年を。

日めくりの新旧

 いよいよあと2日となりました。例年ですと事務所も30日の午前中までやっているのですが、今年は30日が日曜日ということで、29日で仕事納めとさせていただきました。

 12月中に、暮れのご挨拶に来られたお客様には、忙しくてほとんど応対できず、大変失礼いたしました。29日、皆が帰った後、いただいたカレンダーを見ると真新しい姿でたくさんありました。

 日めくりも毎年贈っていただくところが数軒。事務所にある日めくりを新しいものと比べると、厚みがまったく違います。あと2枚となった今年のものも、一年前は分厚かったのに。

 日めくりには格言が書かれていますね。私は結構好きでよく読みます。大晦日のページにはこう書かれてあります。「一日をうまく使えば幸せな眠りがやってきます(レオナルド・ダ・ヴィンチ)」。・・・・幸せな眠りって?

まだ特賞が出ていない岩内町商店街連合会の抽選会

 岩内町の商店街の年末大売り出しで、恒例行事の現金つかみ取り。3,000円のお買いもので一回の抽選ができるというもの。

 私が子供の頃は札幌の狸小路商店街の現金つかみ取りが有名でしたね。つかみ取りをする人の前では、マスコミが来てニュースになるほどでした。

 昨日、道の駅に伺うと、抽選会の特賞は5本あるうち、まだ出ていないとの情報を教えてくれました。1等の片手の1,000円札のつかみ取りは、初日から出たとのとこで、先日新聞に出ていました。特賞は両手のつかみ取りです。

 私は東京マラソン、京都マラソンの連続落選記録を持つくじ運のない人です。ただ、抽選、くじというものは、引かなければ当たらないという事も事実です。

 さて皆さん、岩内に幸運があるかも知れません。岩内の商店街でお買い物をして、いわない楽座でガラガラを回してください。はずれなしのたら丸賞、べに子賞、ピン助賞もたくさんあるそうです。年末ジャンボに比べれば、確率はかなり高いですよ~。

岩内町2012年10大ニュース

 岩内町の2012年の10大ニュースが決まっていました。このブログで岩内町が10大ニュースを募集していますと書きました。その数日後に北海道新聞でその記事が出ていたのですが、忙しさに流されて、ご紹介を忘れていました。

  1. 小学校統合で、中央小廃止。
  2. 泊原発全基停止。
  3. 町唯一の銭湯営業終了。
  4. 交通事故死ゼロ1,500日。
  5. 原子力防災訓練。
  6. 岩内厚生園が改築。
  7. 後志初の木造平屋道営住宅。
  8. 人気テレビ番組「ケンミンショー」に相次ぎ登場。
  9. 町特養ホームがふれあいの郷に。
  10. 第40回怒涛まつりで花火3千発。

 応募されたものを参考に、6人の選考員が決めたというものです。今年も32通という事ですから、毎年応募する人と言うのは、同じ人ではないでしょうかね。

 並んでいる項目を見れば、妥当な選択かなと感じます。来年は楽しい話題が上位に並ぶ事を期待しましょう。

お正月の数の子

 おせち料理に数の子を。ごくごく普通の言葉ですが、ニシン屋としては、お正月まであと数日となったら、こう言うしかありませんね。

 数の子は、子孫繁栄を願う縁起物ですが、子孫だけでなく色々な物事を繁栄させてくれそうです。たとえば、年始めに二親(ニシン)の健在を祝って食べられています。

 ニシン屋としてお恥ずかしいのですが、この言葉、初めて聞きました。「ニシン」と「二親」ねぇ、なるほど。皆さんはご存知でしたか?このような事って、食卓で家族で話題に上がって、子供に知識として受け継がれるといいなぁと思います。

 我が家を振り返れば、そんな機会が少ないなぁ~と反省します。来年は、少しでもそんな機会を増やせることができるといいですね。ということで、数の子を家族みんなで味わって、一年を良い年にしましょう!

 【写真と文章の一部は、CPKA(カナディアンパシフィックカズノコ協会)の提供によるものです。】

やっぱりクリスマス寒波

 24日の朝は、晴天。放射冷却が進んで、弊社事務所の水道が凍結してしまいました。24日はそのまま日中雪は降らず。でも、25日の朝、外を見てびっくり! 何この雪の量!

 ご近所さん達も夜明け前から雪かき、雪運びをしていますが、一向に減る感じがしません。私も、6時前からフォークリフトにパケットを付けて除雪をしていましたが、時間だけが過ぎて焦ります。

 写真は、25日の朝の港の風景です。女工さんを迎えに出た時で、7時10分頃でしょうか。東の空にまだ太陽は出ていません。スキーをする日だったなら最高なのにと思いましたが、年内は仕事一筋ですよ。

 25日も日中は降雪がなく、夜になってから吹雪始めました。吹きだまりがどんどん大きくなっています。年々、天気の移り変わりが早いと感じるようになりました。晴れと思っていたら、吹雪になってみたり。大変、大変と思わず、雪国の人間らしく、なるしかないさと思うしかないですね。

道新ポケットブックに載っていた数の子レシピ

 北海道新聞に月1度ついてくるポケットブックがあります。その時々でテーマが変わり、今月は「盛り付け」についてでした。

 そのポケットブックのレシピの中に“数の子とオクラのあえ物”というものがありましたので、ご紹介いたします。

◆材料(2人前)

  • オクラ   2本
  • 味付数の子  20g
  • A  白だし・・・小さじ 1 、水・・・大さじ 1
  • かつお節  適量

◆作り方 

  1. オクラはさっと塩ゆでして冷水に取り、水気を切って幅2、3mmの輪切りにする。
  2. 数の子は食べやすい大きさに手でほぐす。
  3. ボウルにAを合わせて1.2.を加え、軽く混ぜ合わせて冷蔵庫で1時間ほど冷やす。
  4. 器に盛って、かつお節をのせる。

 ポケットブックのテーマが“盛り付け”なので、こんなコメントが書かれてあります。

 『品数が多く手間がかかる正月の定番料理は、大きめの皿に少量ずつ盛り付けると重箱がなくても華やかなおせちを演出できます』

 これだと数の子の消費がちょっとだけですね。生産者としては、もっと食べてよと言いたいところですが、今回のレシピを含め、今までご紹介してきた数の子レシピにいろいろお使いいただければと思います。

北国の省エネ・新エネ大賞授賞式のお話、その1

 何度かブログでお伝えしていたように、北海道経済産業局が取り行う「北国の省エネ・新エネ大賞」の節電部門で、弊社が賞をいただきました。先日12月21日に札幌のホテルで行われたのですが、その時の事を少しお話します。

 節電部門、開発・製造部門、有効利用部門、啓発普及部門の4つからなり、申込からベストワンを選ぶのではなく、審査委員会が審査し合格したものが表彰されたようです。大切な事はその節電などの技術が他社に対し、波及効果があるかどうかだと思います。

 式の前に、北海道経済産局の局長と12の受賞者と一緒に昼食懇談会をしますと言われ、ホテルの昼食会だから、フォークとナイフで肉の厚さは何センチかな?なんて想像しましたが、ちっちゃなお弁当でした。まっ、それもそうだよね。

 苦労話を1分間してくださいと回ってきましたので、それなりの話をした最後に、「この忙しい時に、従業員に受賞に行ってくると言ったら、皆白けてましたよ。花より団子、賞より金というのが従業員の本音でしょう。」と言ってしまいました。経産局のみなさん、ごめんなさい。

 授賞式はトップバッターが私です。多くのマスコミが写真やビデオを撮りに集まって、私を取り囲みながらカシャ!カシャ!と連写、フラッシュ。威圧感がありました。22日の道新経済面に出た記事の写真は私なのです。その後の方達の撮影は、潮が引くようにいなくなってしまいました。

 何事も一番最初が緊張しますが、得だと言う事ですね。次回に続く・・・・・

2012-2013シーズンいわないスキー場オープン

  いわないスキー場がオープンしました。正式なスキー場名は、「ニセコいわない国際スキー場」。毎度言わせていただきますが、ニセコと名前をつけるのはまだしも、なぜ「国際」なのさ?

 スキー人口と少子化が進んで、地方の小さなスキー場は、続々と廃業の道をたどっています。いわないスキー場もそのようになりかけたのですが、子供のために存続させるべきだと言う人たちによって、今もがんばって営業をしています。

 今はペアリフト1本しか動いていません。ですが、リフトとは別にパウダースノーを満喫する、キャットツアーが人気を集めています。

 22日(土)、23日(日)、24日(祝)の3日間はリフトが無料開放という事ですので、小さなお子さんがいらっしゃる方は、是非岩内に来て親子で一緒に滑ってあげてください。私と同じ世代の人たちは、子供の頃は冬はスキーばかりしていましたが、今は滑らなくなってしまったのかな~。

岩内町の20世紀写真集より~マリンモール街

 岩内町の中心地、私は駅前十字街と呼んでいた場所です。ニセコパノラマラインから下ってきた道と、国道229号線の交差点です。

 この写真は、車の型式から判断するに、それほど古くはありません。20年以内です。ただ、角地にある駅前ニシムラさん、別名下田商店さんとさんまるさんを一軒挟んでとなりにある、扇の湯は今はありません。

 ニシムラさんは、セイコーマートに。扇の湯は駐車場になってしまいました。岩内の中心地が、このように変化をしているのですから、今後はどのように変わって行くのでしょう?

 私が岩内幼稚園に通っていた時、岩内に信号は二つしかありませんでした。ここの駅前十字街と、現北海信金さんの交差点と記憶しています。45年ほど前の事です。違うよと言える記憶の持ち主の方、いらっしゃったら、お声をあげてください。