おせち料理に数の子を。ごくごく普通の言葉ですが、ニシン屋としては、お正月まであと数日となったら、こう言うしかありませんね。
数の子は、子孫繁栄を願う縁起物ですが、子孫だけでなく色々な物事を繁栄させてくれそうです。たとえば、年始めに二親(ニシン)の健在を祝って食べられています。
ニシン屋としてお恥ずかしいのですが、この言葉、初めて聞きました。「ニシン」と「二親」ねぇ、なるほど。皆さんはご存知でしたか?このような事って、食卓で家族で話題に上がって、子供に知識として受け継がれるといいなぁと思います。
我が家を振り返れば、そんな機会が少ないなぁ~と反省します。来年は、少しでもそんな機会を増やせることができるといいですね。ということで、数の子を家族みんなで味わって、一年を良い年にしましょう!
【写真と文章の一部は、CPKA(カナディアンパシフィックカズノコ協会)の提供によるものです。】