月別アーカイブ: 2013年1月

岩内町防災無線を電話で聞けます

0135-62-1059

 この番号は、岩内町の防災無線の放送された内容を電話で聞く事が出来るサービスです。

 一日数回流れる防災無線。何かあった時に、瞬時に情報を流すためのものです。ただし、時にはうっとうしいと思う事も正直なところあります。本来は防災という趣旨なのですが、何かの広報活動の道具として利用されている事も多いです。

 私や皆さんのように、PCを使う人たちにとっては、情報は岩内町のホームページにリアルタイムに掲載してほしいと思います。残念ながら、岩内町のホームページの検索窓で「防災無線」と入れてもヒットしません。上記電話番号もどこにも掲載されていないのです。(もしあったらごめんなさい)

 災害時に私のブログのアクセス件数が上がるのは、それだけPCやスマホで情報を取ろうとする方が多いからだと思います。岩内町さん、このままだと、私のブログが防災無線になってしまいますよ~。

チセヌプリスキー場、ピンチ!

 ニセコ連峰に属するスキー場はいくつかありますが、ちょっとマニアックなスキー場、蘭越町営のチセヌプリスキー場というところがあります。

 フード付きのペアリフトが一本だけですが、バリエーション豊富なコースを滑る事が出来て、深雪を好むスキーヤーなどに結構ファンがいるのです。私もその一人ですが、正直なところ、1シーズンに1回行くか、行かないか程度です。

 先日の新聞に、そのチセヌプリスキー場が存続の危機にあると書かれていました。存続を求めて署名活動も始まったとのこと。ふもとの温泉、国民宿舎雪秩父も取り壊し、日帰り入浴施設にするとのこと。

 このように、小さなスキー場は、利用客の減少から廃止検討へと当然の道をとることになります。大資本のスキー場だけが残り、こんな個性的なスキー場がなくなって行くのは、寂しいですね。スキー靴を脱いで休憩する場所なんか、趣があって好きなんですけどね。

 夏だったら、岩内町からニセコパノラマラインを経由して30分で行ける場所。冬季通行止めで雷電経由で1時間かけて行かなくてはなりません。スキーの後の雪秩父やチセハウス(廃業)の温泉なんか、最高だったんですけどね。

 署名に参加するしないは別として、滑った事のない方は、是非早いうちに一度は滑っておいてください。

岩内の20世紀写真集より~漁の後のお酒

 岩内の20世紀写真集に載っている写真の紹介を、忘れた頃にしています。今日は昭和30年代の漁師さんが日本酒を注いでもらっている写真です。

 この写真は、なんともその時代を感じさせるものがたくさん詰まっています。男の人のほっかむりとねじり鉢巻き。丸い眼鏡。おっかさんの金歯。などなど。

 一升瓶のお酒を湯のみ茶碗で飲むのがいいですね。一番いいのは、3人の表情でしょうけど。漁が終わって、釣り上げたタラでしょうか、その魚を家に持って帰る途中で、日本酒をちょっとひっかけてっか、と言う雰囲気。

 皆さんもは、仕事が終わって飲むお酒はおいしいですか?こんな表情になって飲んでいますか? しかめっ面して飲んじゃダメよ。

街中でもホワイトアウト状態

 大寒まであと3日まで迫った17日、朝から除雪でおおわらわ。日中は午前中は落ち着いた天気でしたが、午後から風が強くなり、それまで降り積もった雪が地吹雪となってしまいました。

 かすかな青空が出たかと思ったら、吹雪の状態で、視界が利かなくなりました。弊社の道路を挟んだ工場に行く時でさえ、まったく見えなくなってしまいます。

 車はのろのろ。普通、郊外の何も建物がない道路などでよくありますが、街中で見えなくなるというのは、ひと冬の中で数える程度しかありません。

 写真は、同じ場所で撮影したものですが、左が吹雪の時。右が吹雪がおさまった時のものです。同日の30分くらいの差です。見えることがなんてすばらしいんだろうって思いますでしょ。

新潟日報からの取材の記事

 昨年末2012年12月31日の新潟日報という新聞に、弊社の社長のコメントが掲載されました。新潟日報と言えば、新潟の方なら良くご存知でしょうが、北海道の人間にとっては何それ?です。ごめんなさい。

 新潟から北海道に渡って、ニシンで事業をしているところを取材させてほしいと電話があったのは、12月の上旬の超がつく繁忙期でした。1分も惜しい時に、取材?昔の事を?・・・私はダメ。ならば弊社の社長の登場。

 新潟日報のS記者は、わざわざ岩内まで来ての取材でした。弊社の先代紀伊右エ門は、出身が佐渡。新聞記事には、「足跡を訪ねて 越佐と北前船」と題して、新潟と北海道のつながりが書かれてあります。

 今も弊社で作った身欠にしんは、新潟方面にはたくさん発送されています。記事を読むと、今ニシンで商売ができるのは、ただ作って売るだけではなく、ニシンの群来、北前船、北海道へ渡ってきた人たち、いろいろな歴史があって成り立っていると再認識しました。

 文章の最後にこう書かれてあります。「本県でも身欠が入った煮物などは『おふくろの味』。大切な食材である。」やっぱり私たちが作る食べ物は文化なんだなぁ~。 

生スケトウダラの子で「こあえ」

 先日のNHKの『うまいッ!』の番組は、釣スケトウダラを詳しく紹介してくれました。おかげでたくさんのお問い合わせをいただいています。その番組の中で紹介された「こあえ」の作り方をご紹介します。

 普通、スケトウダラの子はたらこの原料として使われますが、生卵の状態でキズがついてしまったりしたら、漬込まずに生子(なまこ)として地元スーパーなどで消費されます。生助子(なますけこ)とも言います。

 番組では、漁師のまかないメシとして紹介されていましたが、岩内町の一般家庭での代表的なおかずです。味付は、下のレシピを見ていただくと分かりますが、全部「適量」なので、適当にやってください。岩内町の味の傾向としては、甘めに作られるようです。

<材料>(5人分)
生子(加工していないスケトウダラの卵):300g  玉ねぎ:大1個   しらたき:1パック
砂糖:適量   しょうゆ:適量   みりん:適量   塩:お好みで少々
<作り方>
1)生子を軽くゆでる。
2)鍋で玉ねぎをいためる。
3)ゆでた生子を入れ、さらにいためる。
4)しらたきを入れ、いためる。
5)調味料を入れ、ひと煮立ちさせてできあがり。

*玉ねぎを入れると水っぽくなるので入れないという人もいます。それは好みですね。しらたきが隠れるくらい生子を使ってお召し上がりください。

北国の省エネ・新エネ大賞授賞式のお話、その3

 省エネ大賞授賞式のお話は、その1その2ですでに書いていますが、今日はその続編です。受賞者と北海道経産局長との昼食会の後、授賞式、事例発表会がありました。

 授賞式で特に記憶に残った事が二つあります。私と同様の省エネ部門では、札幌市が受賞となりました。その担当課長が、実におしゃべりの上手な方で、分かりやすくかつ、はっきりとした喋り方でした。省エネ案件をいくつも抱えて、「仕事が楽しい」とまで言い切ったのは、うらやましい限り。

 もうひとつは、啓発普及部門で選ばれた、岩見沢農業高等学校の生徒さん2名の発表です。彼らの発表は実に堂々としていて、大きな声で一生懸命でした。昼食会では、社会人に囲まれさぞ緊張しながら食事をした事でしょう。話の内容よりも、その姿勢に心打たれました。【写真の学生さん2名です】

 賞をもらった人たちって、それぞれ凄いなぁ~と思う人たちです。私が何で?ほんとに私でいいの?と受賞の報告を受けた時から、今でも言ってます。

 

2013年岩内町成人式

 今日は成人の日。成人式をお正月にする自治体もあるようですが、岩内町は成人の日の前日の日曜日に行われます。今年2013年の場合は、1月13日日曜日です。

 これは、成人式で集まった若者が、その夜に飲みに出かけやすいためでしょうかね?都会に出ている人にとっては、土曜日と月曜日を移動日に使えるという利点があると思います。

 写真は、岩内地方文化センターのロビーでの風景です。2時開式の45分ほど前ですが、どんどん若者が集まってきています。ただ、思ったほど多くないな~という感じですね。

 この若者達が、岩内と今後どのような関係で生きていくのでしょう?どこに行っても、岩内町で生まれ育った事を忘れずに、岩内町を誇りに思い生きてほしいと願います。そのためには、私たちがこの街を少しでも良くする努力をしなければなりませんね。

 成人された皆さん、おめでとう!

スキー場のバスはキャタピラー車

 年が明けまして、マラソンはまだ冬眠中ですので、暫く日曜日の話題は、子供の頃からの趣味であるスキーの話題を連載いたします。

 昨シーズン、スキーのお話は、2011年12月から2012年2月の日曜日に話題を載せていますので、昔のスキーの事や岩内町のスキー場の事などに興味のある方は、振り返ってご覧いただけると、嬉しいです。

 写真は、ニセコひらふスキー場です。スキー、スノーボードのスクールのバスですが、普通と違うのをおわかりでしょうか?そうです、タイヤではなく、キャタピラなんです。

 お客さんを乗せて急な坂道発進もこれならばっちりですね。場合によっては、ゲレンデも走れちゃうんじゃないですか?と思える存在感。昔だったら、さぞかし雪に埋もれてしまったら、お客さんであっても「降りて押してくださ~い!」なんて言ったでしょうに。

 暫くスキーに行っていないお父さん、スキー道具もかなり進歩して、そんなに技術を必要としなくても、楽しむ事ができます。買うのはちょっとと言う方は、レンタルスキーを使ってみてください。昔のレンタルスキーは、ちょっと貧弱なものばかりでしたが、今はいいものがたくさんあります。

窓にビニール

 最近の建物は窓が二重になっていたり、入口が風除室というものがあって、気密性が高く、保温に優れていますね。よって、小さなストーブでも暖かく保つ事ができます。

 しかし、弊社の事務所は古い建物である故、あちこちから隙間風が入り込みます。今年のこの寒さで、ちょっと油断すると水道管を凍らせてしまいます。

 そこで、いくつかの窓にビニールを張り、隙間風が入らないようにしました。これって、昔は結構やっている家が多かったですよね。窓の外側から厚手のビニールを張った住宅、最近は見なくなりましたね。

 省エネ大賞の企業として考えたのは、エネルギーを使わないという事よりも、エネルギーロスをいかに低くするかも大切だと。でもね、本音は改修工事をしたいなぁ~と思うのですが、生産現場の改修をついつい優先してしまうんですよね。