月別アーカイブ: 2013年2月

後志沿岸にニシンの群来

 年明けから、日本海沿岸にニシンの白子の放出で海が真っ白になる群来と呼ばれる現象が、何度か報道されています。

 長年のニシンの稚魚の放流事業が成果を出しているのでしょうか、はっきりとした理由はわかりませんが、浜に魚が来るというのは、とてもうれしいことです。

 留萌から小樽、余市にかけてのニシンの水揚げは毎年ありますが、積丹半島を越えた西側にはなかなかやってきません。ですが、先日の北海道新聞を見ると、寿都町でも70年ぶりにニシンが豊漁だとのこと。

 小樽沿岸で捕れるニシンと寿都のニシンが同じ石狩湾系のものであるかは、私はまだ分かりません。少し調べてからまたご報告いたします。岩内を通り越して寿都かぁ~。岩内の浜にも来てほしいですね。

ニセコモイワスキー場のこと

 ニセコのスキー場といえば、そこには一番大きなヒラフスキー場、ニセコビレッジ(旧東山スキー場)、アンヌプリスキー場からなる、アンヌプリという山の東から西にわたる大きなエリアを一般的には言います。

 しかし、ニセコ連峰には、先日存続のピンチのあると紹介した、チセヌプリスキー場、リフトは全面停止し雪上車のキャットだけになったワイススキー場、我が町岩内スキー場、そしてアンヌプリスキー場の西隣に位置するモイワスキー場があります。

 今日は、モイワスキー場の紹介を。クワッドリフト1本とペアリフト2本。写真向かって左側は、ポール練習をするレーサーたち。右側は深雪のパウダーを求める人たちが滑ります。

 パウダー好きモノたちは、クワッドリフトが動き出す9時30分よりもずっと前から並んで、「一番の雪」を待ち焦がれています。ニセコルール(知らない人は必ず読んでください)にある6番ゲートから出ると、アンヌプリスキー場にも行くことができます。また、ちょっとハイクすれば、五色温泉にも行けます。

 私が子供のころは、バリバリのスキー部のスキー場というイメージがありました。でも今はニセコルールによって、パウダーを求める人たちが大多数。それも週末はヒラフのような混雑はないので、穴場的な存在です。

 と紹介してしまうと、「なんで書くのよ」とお叱りを受けるかもしれませんが、ニセコの山はそんなスキー場によっていろいろなタイプがあり、たくさんの楽しさを持っていることをわかっていただきたいのです。

 岩内からですと、峠越えのパノラマラインが冬季閉鎖で使えないために、雷電海岸経由となり、片道1時間弱となります。

冬のイベント真っ最中2013

 札幌雪まつりが2月13日で終わって、冬のイベントもひとつずつ消化されているといった感じです。小樽では、15年前に始まった、「小樽雪あかりの路」というイベントが明日17日までとなりました。

 そもそもこのイベントが始まったのは、札幌雪まつりに来たお客様を小樽に呼びたいという思いから、夜の路や運河をキャンドルで照らしてロマンチックな風景にしよう、という考えからだと思います。

 観光客もアジアからたくさん白い風景を求めて来るようになりました。スキー場もオーストラリアからのお客は、最初ニセコだけだったのが、全道のスキー場に散らばるようになりました。

 ならば、稲穂峠を越えて岩内に来てもらう努力をしなければなりませんね。他の真似ではなく、一時のものでなく、岩内に行ってみたいと思わせるものは何でしょう?答えはすぐには見つかりません。「どうせ・・・」と言わずに、まずは岩内の一人一人が考えて、できることから始めませんか?

千歳のイオンで合同物産展に出ます

 2013年2月16日(土)から18日(月)の3日間、千歳のイオン1階特設会場にて、合同物産展に弊社は参加いたします。イベントのタイトルは、「第8回千歳観光連盟・北海道中央南部観光交流会合同物産展」、イベントそのものは、16日から22日までの一週間ありますが、弊社は前半の3日間だけです。

 「にしんのおかげ」で北海道経済産業局と中小機構というところにお世話になっていますが、それら組織の連携企画販売会ということで、声がかかりました。いつも地道にやっているからかな?

 当日は「にしんのおかげ」だけではなく、糠にしんや鰊切込隊長など、おなじみの商品を持っていきます。16・17日は妻が販売に立ちます。17日と18日は私が立ちます。

 ちょうど、支笏湖では氷爆まつりが17日最終日となっていますので、お近くに来られましたら、ちょっとのぞいてみてもらえるとうれしいです。慣れない物産展ですが、岩内から外に出て、いろいろ勉強させてもらいます。

 

愛を伝える方法~にしん伝心

 50過ぎのおやじが「愛を伝える方法」なんて言葉を書くのはとっても恥ずかしいのですが、商品PRも含めて雑学をちょっと。

 弊社商品に、「にしん伝心」というものがあります。ニシンの燻製風のおつまみで、ビールや日本酒などにとっても相性がいいのです。

 バレンタインを前にして、その男性が甘いものが苦手というのであれば、この「にしん伝心」をプレゼントするというのはいかがでしょう?

 写真は、説明するために書いた、私の下手な作品ですがご容赦を。以心伝心の以に人をつけると、似心(ニシン)となります。こじつけ半分ですが、なるほどと思ってください。あなたの愛は、にしん伝心をプレゼントするだけで、受け取る側とは以心伝心よ。

 私もあなたの成功をお祈りしています。

ダイヤル式のチェックライター

 しばらくご無沙汰していた、弊社所有の昔懐かしもの。今日はチェックライターです。火をつけるライターではございません。小切手などに数字を印字するためのものです。

 小切手などの桁や数字の偽造改ざん防止に使われるものです。このダイヤル型の後に、数字を並べて一回で印字するL型と呼ばれるものがあります。それはまだ現役で使われています。

 このダイヤル式のチェックライターは、私の子供のころ事務所での密かなおもちゃでした。新聞広告の裏に桁をたくさん作った数字を並べ、すごい金額の小切手?を作って、大金持ちだぁ~なんて。

 写真は黒色ですが、私が遊んだものは深緑でした。自分で打った金額がそのまま口座に入っていれば・・・なんて夢は捨てて、コツコツ働きましょう。

スーパーマーケット・トレードショー2013に「にしんのおかげ」

 東京ビックサイトで行われる大きな展示会、スーパーマーケット・トレードショー2013が2月13日~15日の3日間、行われます。

 弊社は単独で出展ではなく、北海道商工会議所連合会(以下:道商連)の「美味いっしょ北海道」というブースの中に、「にしんのおかげ」を置いていただくことになっています。

 説明員は道商連の「にしんのおかげ」を熟知している皆さん。私も13日と14日(午前のみ)に会場に入り説明員として立たせていただきます。

 東京ビックサイトは立ちくらみがするほど大きな会場で、たくさんのブースが並びますね。22年前まで東京に住んでいたとはいえ、今となっては私は田舎者。右往左往するかも知れません。迷子のアナウンスが流れたら、私だと思ってください。

雪国の道路は防雪柵をご覧ください

 本州の方にとって、北海道に観光に来られて、道路が何か本州と違うなと感じることはありませんか?道幅が広いというのはよくわかりますが、特に冬の北海道の道路では、面白いものがいくつかあります。

 私が一番質問を受けるのは、道路の端にある上から ↓ の標識があること。これは、道路の端はここですよという案内です。猛吹雪になると、車で走っていて道路の端がどこにあるかわからなくなります。気が付いたら、雪の壁に突っ込んでいたなんて笑い話にならないこともあります。

 写真の左側には鉄の柵が立っています。これは、角度をつけることによって吹き溜まりにならないよう、風の力を利用して、雪を飛ばすためのものです。運転席の視線に風が通ると、ホワイトアウト状態になってしまいます。

 北海道の雪は軽くて地吹雪になりやすいことを利用した仕組みです。このほかにも防雪柵は、違った形態でわざと雪をためたり、風を通さないようにしたりと用途によって違いがあります。

 北海道の冬の観光をされるときは、こんなところにも目をやりながら、移動も楽しんでもらえるといいですね。もちろん最後は岩内町に来て、「にしんが八セット」を買っていただく・・・よろしくお願いいたします。

おかあさんも一緒に滑ろうよ

 ニセコいわない国際スキー場。かつては、リフトが6本も動いていた時代もありましたが、今はペアリフト1本のみとなってしまいました。一時は存続を危ぶまれましたが、地元の有志とボランティアに支えられ、地元の子供たちがスキーに親しむ場所が残っています。

 また、使わなくなったコースを、キャットツアーという形で深雪を求めるスキーヤー、スノーボーダーに的を絞ったことでスキー場の運営を両極端なユーザーに使い分けてもらっています。

 写真はスキー場のロッジです。見ると、何人かお母さんがスキーの格好をしていないで座っています。子供を連れてきて帰りまで待っててくれているのでしょう。でもね、おかぁさんも滑って楽しんでいると、子供はもっと楽しくなるように思います。

 滑らないお母さんたちの井戸端会議の場でもあるかもしれません。余計なお世話だと言われるかもしれませんが、お母さん、座っているだけじゃなくて、体を動かしましょう! 

しりべし i ネットのホームページで紹介されています

 北海道には、昔は支庁、今は振興局という区切りで地方を分けた管轄があります。岩内町は後志(しりべし)という地方名の中に入っています。

 本州の方が北海道に遊びに来られて、テレビの天気予報を見たら、石狩地方、胆振(いぶり)地方などという呼び方で北海道を区切っているのをご覧になった事があると思います。

 その後志の1市13町6村(言えますか?)の旬の話題を紹介しているホームページが、「しりべしiネット」です。先日の岩内の話題は、「にしんが八」セットの紹介でした。

 セットの中にどんなものが入っているか、アップの写真が載っていますので、ご覧ください。こんなにたくさん入って3,000円?これはすぐに買いに岩内にいかなっくちゃ!・・ですね。お待ちしています。