月別アーカイブ: 2013年2月

国富の雪だるま「安全太郎」の登場

 共和町の三叉路、通称国富交差点に、今年も大きな雪だるまが登場しました。2月3日の朝から地元の皆さんが集まって、一日で仕上げたたようです。

 というのも、私はその日朝から札幌方面へ出かけましたが、何人かの人たちが作り始めていたのを見かけました。夕方に帰ってくる時には、すでに完成していたのです。

 今年で30回目の制作になるとのこと。交通事故がきっかけで作られるようになった巨大雪だるま。第一回目から通しで作られている人はいるのでしょうか。

 名前は、雪だるまではなく、「安全太郎」ですよ。ちゃんと覚えてあげてくださいね。先週、降雪が少なかったので、例年に比べれば少し白さに欠けますが、皆さんの安全を見守る力は一緒です。

ハグマートでめんこちゃんミニが買えます

 道産食彩HUGマート。札幌の狸小路5丁目にある、道産の野菜や道産原料の商品が取りそろえられているお店です。そこに、弊社の人気商品「めんこちゃん(ミニ)」を買う事ができます。

 都会向きの1個60g。小さなビンですが、かわいらしい女の子の絵がビンの蓋についていますので、是非手にとってご覧ください。手に取ると、その子が「買って食べてね」と言うのが聞こえてきます。(聞こえない人もいます。思いこみ次第です。)

 14日はバレンタインですね。甘いものが苦手という男性には、このめんこちゃんをプレゼントするなんて、とてもいいと思いますよ。白いご飯の上にハート形にかたどっためんこちゃんをのせる。

 札幌は雪祭りが始まりました。手のひらサイズのめんこちゃん。好きな男性に贈って、「めんこちゃん」と言われましょう。

金美齢氏の講演会

 金美齢氏の講演会が岩内地方文化センターで平成25年3月6日に開催されます。先日、岩内商工会議所からチケットが回ってきました。

 金美齢氏はテレビでよくお見かけしますよね。聞かせていただこうと思ったら、出張予定と重なっていました。講演を聞きたいという方は、1,000人までという事ですので、早めに商工会議所でチケットをお受け取りください。無料です。

 それにしても1,000人も入ることができる大ホールを持っている岩内町は凄いですね。国鉄岩内駅の再開発された場所に建っています。

 私は、金美齢氏がこの講演の場所である文化センターを始めとする建物や岩内の街の中を見て、どんな事を感じるのかが知りたいですね。

いわない広報に「にしんが八セット」

 「にしんが八セット」が2月1日に発売されました。地方発送はしないで、2店舗でしか販売しないために、この足場の悪い時期に岩内に来ていただくのは、大変な事だと思います。でも、 “ここでしか販売しない” というのが、言い方を変えれば、岩内に来ていただきたいという事です。

 岩内町の広報2月号に早速「にしんが八セット」が紹介されました。商品を紹介というのではありません。岩内町では、まちづくり活動支援補助金というものがあります。今回のにしんが八セットの化粧ケース、保冷用のウレタン、デザイン代などがこの補助金を使って作られました。

 こういった町の補助金を利用して、こんなものが作られましたよ、という広報なのです。私自身、こういった町の補助金がある事を知りませんでした。国の補助も一緒ですが、知ってる人が得をするという感じは良くないですものね。

 いつも思いますが、補助金はあるから使おうという発想ではなく、これをしたいから補助金を使えないかという発想でなくては、決して前に進まないと思います。

 ちょっと偉そうな発言でした? ということで、「にしんが八セット」買ってね。

事務職員の退職

 女性事務職員1名が退職いたしました。高校を卒業し8年間勤務後、結婚して退職。24年前に名字が変わって再就職してこれまでの合計32年間勤めてもらった人です。

 いい時代も悪い時代も経験し、弊社を支えてくれた一人です。癖のある先代の紀伊右エ門に使え、さらに現社長の下、隙間風が入る事務所でいまだに木のデスクで仕事をしてくれました。

 いつも退職する人とお別れをする時は、いい思いをさせてあげられなかったなぁ、と経営者として力不足を感じます。でも、一八を退職した人が、私はあの会社に勤めていたんだと胸を張って言ってもらえるよう、私は努力しようと思います。

 これからは余裕ができた時間を使って、ご家族とゆっくり生活を楽しんでください。長い間、御苦労さまでした。そして、ありがとうございました。

 

お父さん、子供とスキーに行きましょう

 冬の日曜日は、スキーのお話をしています。

 子供の数が少なくなっている事と、冬のスポーツの多様化など、さまざまな要素からスキー人口が減っています。この雪国でさえも、スキー場がなくなったり、なくなろうとしています。

 私が中学、高校だったときは、一週間の体育の授業を一日にまとめて、通常教科を朝1時間か2時間の授業の後スキー場に移り、ずっとスキー授業を行っていたものです。でも最近の子供たちのスキー授業は、シーズンに2回程度スキー場に行くだけで終わっています。

 上手下手は確かにあるけれど、スキーを楽しいと思えるようになるには、ちょっとだけでいいので、お父さんが子供のころにスキーに連れていくだけで違うと思います。スキー場は今、親子割引や、小学生はリフト無料などというプランで、子供になんとかスキー場に来てもらう努力をしています。

 今のスキー道具は、かなり安価で手に入る時代です。そして操作性ははるかに向上しています。昔取った杵柄。お父さん、昔は楽しいスキーをしていたでしょ。ちょっと出てきたお腹をへこますためにも、子供と一緒にスキーに行きましょう。

 写真は11年前の息子と私です。紐をつけて操り人形のようにして滑っていました。

今年は大きい栗林家具店前のたら丸雪像

 毎年、たら丸、べに子、ピン助の雪像をお店の前に作っている岩内町の栗林家具店。今年は、昨年よりも大きく1.3倍のサイズで登場しています。暖気で融けかけた部分が出てますが、堂々と店頭に鎮座しています。

 写真を撮りに行くと、たまたま店主が出てきました。「頑張ろう日本! 頑張ろう岩内! 頑張ろう商店街!」が今年のテーマのようです。年々バージョンアップしています。今年は小さな神社も作り、その中に小判も入っているのです。是非行ってみてください。

 毎年店主は言うのですが、「一人でやってもダメ、たくさんの商店の前に並ばないと・・・」。小さくてもいいので、型枠みたいのがあって、簡単に作れるようになると、トライするお店の人も出てくるのかな?と私は思います。

 それにしても、栗林家具店の店主とは、中学、高校と同じクラス。いろいろ知ってるけど、“いわない”でおこう。今はとっても商売熱心で、岩内思いだという事は間違いありません。ここまで書いたら、明日、何か持ってくるかな?

食加研セミナーに行ってきました

 先日、札幌で食品品質管理と発酵についてのセミナーを受けてきました。主催は、北海道の研究機関である、食品加工研究センター(略称:食加研)です。

 大企業でしたら、研究開発の部門や品質管理部門がありますが、弊社のような小さな会社では、兼任してやっているようなものです。専門的な分野になると分からない事が出てきますので、このような研究機関に相談します。

 弊社の「にしんのおかげ」は、この食加研の基礎技術を応用して出来たものです。最終的には研究員の方から提示された製造方法とは、かなり違ったものになりましたが、考え方や問題にぶつかった時の相談相手になってくれるのが、心強いです。

 単なる水産加工屋が、全く知識のない発酵という分野に挑んだのですから、よく考えたら無謀な選択をしたものだと。それも、このような研究機関があるおかげですね。

 振り返れば、ずいぶん実験で試行錯誤しました。でも、そんな行動をしないと、新しいものは生まれないんですよね。