月別アーカイブ: 2013年3月

Stasion Drive Saturdayに出演しました その2

 昨日に続き、FMノースウエーブに出演したお話です。

 司会のヒロ福地さんは、気さくに話しかけてくれました。ところが、私は「にしんのおかげ」の開発のいきさつなどを説明するとばかり思っていたのに、質問されることは、一八興業水産という名前はなぜなのか?とか、紀という名前は?などなど。

 担当のディレクターの方も言われてましたが、この番組は結構ラフでヒロ福地さんの考えで予定と変わってしまうんですよと言われたことに納得。

 時間だけがどんどん過ぎていき、これじゃにしんのおかげのPRにならないじゃん。結果、にしんのおかげの話は飛んでしまって、省エネ大賞受賞の話になりました。その話に振られた時は、「省エネなんとかこんとか?」と言うと、大うけ。スタジオの外のスタッフも笑っているのがわかりました。シメシメ。

 デマンドコントロールとか、ピークカットなどという専門用語を出したって、リスナーは面白くないですもんね。時間は16時から10分のはずが、18分まで話をしました。いいの?って感じでした。

 生放送なので、記念撮影をお願いしていいのやら、小心者の私は、言えずにすごすごと帰ってまいりました。

 番組内容は、北海道経済産業省のこのホームページで聞くことができます。聞いた方は笑ってください。長いですよ。

Stasion Drive Saturdayに出演しました その1

 北海道のFM局、FM North Waveの土曜日、Stasion Drive Saturdayという番組に出演しました。北海道経済産業局がスポンサーになっている16時からのMusic on the Earth Radio というコーナーです。

 このお話は経済産業局から来たもので、「にしんのおかげ」の商品開発で認定企業になったこと。北国の省エネ大賞を受賞したことから、ぜひ出演して、日ごろの活動をお話してくださいと言われました。

 メールで質問形式になっていることに記入をすると、返信でシナリオのようなものが届きました。あくまでも概略で、箇条書きで話の進め方が書いてありました。

 当日、4時からですが、3時には到着してしまい、外が見える待合室で待機。大きなラジカセがあって、そこからは、現在放送中のヒロ福地さんの声が流れていました。

 担当のディレクターの方と、話の内容を打ち合わせをしました。その方が言うには、あまり書いてあるものを読むと、リスナーには棒読みしていることが分かってしまうので、質問されたことにそのまま答えてくださいと。ですから、何も持たずにスタジオ入り。

 2年前にも入ったスタジオなので、雰囲気にのまれることなく、でもちょっと緊張。司会のヒロ福地さんと、高橋弥子さん。ヒロさんは、まるで普段着。

 ということで、この続きは明日の「その2」に続きます。

日本アスパラガスさんの作った飲料

 先日、岩内町の日本アスパラガス株式会社(通称:日アス)さんを訪問しました。

 応接室で専務とお話をさせていただいたのですが、その応接室には、写真のように、今まで日アスさんが作られた飲料の缶、ペットボトルなどがズラリと並んでいて、圧倒されました。

 千歳の工場は、サントリーの工場だったものを買収し、日アスの千歳工場として稼働しています。すごいですね。岩内の会社が天下のサントリーの工場を買収したんですから。

 岩内町はアスパラガス発祥の地。ですから、たら丸べに子もアスパラを手に持っています。ホワイトアスパラの缶詰を見たことはありませんか?日アスさんが作っていたものですよ。でも、今は缶詰の生産ラインはなくて、飲料のラインに変わったとのことです。

 あなたの飲んでるそのペットボトル、もしかすると、岩内町の工場で作られたものかもよ~

掘株川の変化

 岩内から共和町発足(はったり)方面に行くと、掘株川(ほりかっぷがわ)という大きな川を渡ります。その川は真冬には氷が張るのですが、今年はその期間が長かったと思います。

 それだけ今年の冬は寒かったと言えるでしょう。写真は、3月3日のまだ氷が張っているときと、3月17日のものです。厳冬期はすべてが真っ白になっていました。

 3月はさすがに春の気配を感じさせる気候へと変化していますね。先週は数日間の雨が降りましたので、街中の雪もどんどん融けて雪山が小さくなっています。 

 毎週のように週末が荒れていた天気も、17日日曜日は久しぶりに穏やかな天気となりました。真冬の状態では春を想像するのは難しかったのですが、こうして雪の山が徐々に融けているのを見ると、季節の変化を感じます。でもねぇ~、私はシラカバアレルギーが始まるんですよ。

ワイススキー場での昔話

 今、休業中のワイススキー場。倶知安駅からバスで20分ほどの位置にあります。私が経験したワイススキー場でのことをお話します。

 小学6年ころからの私はスキー小僧でした。一年間の小遣いをすべてスキーにつぎ込むほど。そして、一人でバスを乗り継いではヒラフなどのスキー場に行ってました。

 たしか小学6年の時の冬、一人でワイススキー場に行き、滑ったときのこと。そのころはまだ上手ではなく、よく転んで真っ白になっていたものです。大転倒をした後、リフトに乗ろうとすると、輪ゴムで腕につけていたリフト券はなくなり、胸のポケットに入れていたお財布も飛び出てなくなっていたのです。

 リフト乗り場で呆然としていたら、乗車口のおじさんは、「乗って探しに行け」とリフト券なしで乗せてくれました。ところが、転倒場所は深雪でまったく落し物はわかりません。ポケットのファスナーもちゃんと閉めていなかったようです。

 ずっと探してもなく、あきらめてロッジに戻りましたが、家に帰るためのお金もありません。不安な時間はどんどん経っていきます。だれかに頼るしかないと決心し、自衛隊らしき姿の優しそうなおじさんに、「お財布を落としちゃって帰れなくなっ・・・・」と勇気を振り絞って言った瞬間に涙がポロポロと溢れました。

 おじさんはニコッと「そうか、乗せてやるから一緒においで」と言ってくれました。倶知安まで自衛隊のトラックに乗せてくれたのです。降りがけに「岩内までのバス代もないんだろ」と言って、バス代もくれたのです。

 何かをお返しをしたいけれど、何もない。リュックサックに、みかん2個を入れてあったので、それを差し出し、「ありがとうございました」と言ってお別れをしました。

 なぜあの時、メモでもいいから名前と連絡先を聞かなかったのだろうと後悔しました。みなさんもそう思うでしょう。でも、小学6年です。それにあの時の不安な心理状態では、精一杯の行動でした。

 もしこうしていたら、ということはその後何度も考えました。乗せてくれたおじさんへのお礼ができなかったことが唯一心残りです。でも、どこかでその恩は「人の優しさ」という形で、どこかのだれかに伝えていきますので、お許しください。

 写真は、ヒラフスキー場花園第2付近から見える、現在のワイススキー場(休業中)です。

日本の魚の資源管理

 「日本海のスケトウダラが消える?~できるか海の資源管理」というテーマの番組がありました。北海道だけの放送ですが、2月22日放送のNHKのクローズアップ北海道という番組です。

 番組では日本海のスケトウダラの資源が急激に減少しているのはなぜか、資源管理の方法についてTACというものが実際はどのように決められているのかを、釣のスケトウダラ漁をしている桧山地方の漁師さんたちの映像も交えて、放送されました。

 番組の中で、資源管理の説明をしてくれたのは三重大学准教授の勝川俊雄さんです。この方は今の日本の魚の資源管理方法だと、魚がいなくなってしまう。目先にとらわれず、管理をしっかり行っていけば、将来的には魚が増え、漁師さんの収入も上がると説いています。(詳しくは勝川俊雄さんのホームページをご覧ください)

 厳しい資源管理をするには、いろいろな問題がありますが、「日本海の魚はもう終わっている」なんて捨て台詞は聞きたくありません。今からでも遅くはありません。ちゃんとした管理手法を整備していってほしいものです。

 話は飛びますが、この番組の司会は、池田耕一郎アナウンサーでした。3年前の2月に北海道中ひざくりげという長寿番組で弊社の取材に来られた方です。以降、テレビにでるたびに「がんばってね」と心の中で言ってます。

 

商店街空き店舗前の除雪

 岩内町にある商店街。全国のあちこちの商店街と同じように、空き店舗、シャッターが下りたままのお店が年々増えています。

 雪国のアーケードがない商店街にとっては、降り積もった雪をだれが除雪するのかが問題になります。そのお店の前だけがどんどん積もりあがって歩きにくくなってしまうのです。

 詳しくはわかりませんが、岩内の商店街では、商店街のみなさんが集まって、一斉に除雪排雪をしたりしているようです。でも、毎日できるわけではないので、残されたお店の人達にとっては、大変ですね。

 岩内町の商店街もいろいろな企画でがんばっていますが、岩内以外にいる方から見て、岩内の商店街を元気にする何か面白いアイディアがあったら、ぜひご進言ください。いいアイディアには、金一封・・ではなく、たら丸くんを直々にお礼に伺わせますよ。 

トワ・ヴェールさんのチーズ

 弊社ホームページのレシピのコーナー 「にしんのおかげDE絶品ディップ!」でも紹介をしていますが、にしんのおかげ、クリームチーズ、牛乳を2:4:3の割合で混ぜるとおいしいディップができます。

 同じ後志の黒松内町には、トワ・ヴェール(黒松内町特産物手づくり加工センター)というところがあり、チーズやソーセージ、アイスクリームなどを作っています。地道な商品作りが認められ、昨年はJAL国際線ファーストクラスにカマンベールチーズが3カ月間採用。続いて、くろまつないブルーチーズが採用されるという快挙を成し遂げました。

 そのトワ・ヴェールさんのクリームチーズを使ってディップを作っていただくと、素晴らしく美味しくなります。これぞ『後志コラボの味!』

 実はこのトワ・ヴェールさんのクリームチーズを使って、商品開発をずっと行っていたのですが、どうしても保存試験で目標値をクリアーできず、断念してしまいました。やっぱりお客様、「にしんのおかげ」と「トワ・ヴェールのクリームチーズ」を別々に買って、オリジナルの『後志ディップ』を作ってみてください。

FMノースウエーブに出演します

 3月16日土曜日、FMノースウエーブのStation Drive Saturday という番組に私が出演することになりました。もう1カ月も前から決まっていたことなんですが、1週間を切った今となっては、ちょっとドキドキしますね。

 何で出演することになったかと言えば、この番組の夕方4時からの10分間は、北海道経済産業局がスポンサーになっていて、北海道経済産業局の担当の方から出てくださいと言われました。【経産局のホームページに掲載中】。

 弊社は「にしんのおかげ」の開発にあたって、経済産業省の認定企業になって、補助金を使わせてもらったこと。もうひとつは、昨年12月に北国の省エネ大賞を受賞したこと。言い方を変えれば、私は経済産業省の “お得意様” のような存在なのです。

 2011年に1月にFMノースウエーブの竹本アイラさんの番組に出演したことがありました。その時は収録でしたが今回は“生放送”。パーソナリティーは、北海道では有名なヒロ福地さんと高橋弥子さん。きゃ~、今から声が裏返ってま~す。

吹き溜まりは芸術?

 週末の3月9日と10日は、北海道各地で大荒れの天気となり、交通障害のニュースが流れていました。我が家はテレビも映らなくなってしまいました。

 日曜日の町内は、除雪車が入っておらず、細い道では吹き溜まりとなって、車も通れなくなるところがたくさん。街の中心地に行っても誰も歩いている人もいないし、車の数も少なかったです。

 今回は風が強かったので吹き溜まりがとても多く、風の通り道には、芸術とも言える雪の曲線がたくさんできていました。写真は工場裏にできた吹き溜まりです。写真が下手なのでよくわからないでしょうが、風の流れに沿ってできた流線型の吹き溜まりがあちこちに。

 砂丘のような大きな丘のようなところもあるし、風が巻くようなところでは、面白い図形が出現。天気がそこまでひどいと、この自然の摂理をそのまま受け入れるしかないですね。でもねぇ~、いいかげん除雪に疲れたワ。