月別アーカイブ: 2013年3月

HUG LETTERに私が出ています

 札幌狸小路5丁目にある、道産食彩HUGマート。道産の野菜や加工品などのお店です。現在こちらのお店には、にしんのおかげ、めんこちゃん(ミニ)、鰊切込隊長(道産原料)の3種の商品を扱っていただいています。

 毎月一回、お店の広報誌「HUG LETTER」というものが発行されるのですが、3月号には私が出ているのです。事務局長さんからお電話をいただいて、PR文120文字と写真を送ってくださいと言われ、アタフタ。

 毎日このブログを書いているので、文章はすんなり書けましたが、写真はどこでどんな風に撮る?妻とああでもない、こうでもないとやりながらなんとか提出できました。

 これを見たお客様が、お店に来て商品を探してくれたら、なんて嬉しいでしょう。ちょっとずつ、消費者のみなさんと生産者である私たちが近づいていければいいなと思っています。3月のHUG LETTERはこちらです

35年前の岩内からひらふスキー場への交通手段

 今シーズンの北海道は各地で雪がたっぷりの状態ですが、週末に荒れることが多いので、ちょっと残念ではありますね。

 今回は私が中学生の頃(35年くらい前)、岩内町からひらふスキー場に行くときに使っていた交通手段のお話を。

 今のような各家庭に乗用車があった時代ではなく、また、4輪駆動車もめったになかった時代です。私はもっぱら、バスを使っていました。岩内から倶知安行のバスに乗って、約1時間。倶知安のバスターミナルが終点ですが、そこから300mほど歩いて国鉄倶知安駅まで。そこには、ヒラフスキー場、ワイススキー場行きのスキーバスがありました。

 バスの一番後ろの窓を開けてそこから、スキーの板を積み込みます。最後尾の5人掛けの座席は、スキーの板専用の場所になります。しばらくすると、札幌からたくさんの若者を乗せた汽車が到着し、一気に満員になりました。バスは私たち岩内の客よりも、札幌の客を待っていたのです。格好を見ると、私たち田舎者とは違い、おしゃれに見えました。

 倶知安駅から、ヒラフスキー場までは約20分。その間、黒のガマ口をもった車掌さんが、パチパチと切符を切りに座席を回ります。スキー場に着くと、今度は最初に降りた人がスキーの板の受け取り役になります。

 朝6時半頃のバスに乗り、スキー場に着くのは9時少し前。1日券でめいっぱい滑って、4時半頃のバスに乗って、家に着くのは夜の7時頃という一日でした。帰りのバスの中では、暖房と揺れがスキーで疲れた体を熟睡状態にしてくれます。

 国鉄岩内線がまだあった時代ですので、汽車で行くことも可能でした。でも、本数が少なかったので、乗り継ぎが悪く、料金もバスに比べると、何十円か高かったので、ほとんど利用しませんでした。

 今は、乗用車で片道1時間かかりません。我が家の子供たちも、バスに乗ってまでスキーに行くのかと。昔はバスに乗って・・・・と話し始めると、「昔と今は違う」と。それゃそうだよね。でも、今と比べれば大変だったけど、スキーがほんとに楽しく、そんな移動も苦にならなかった思い出がたくさんあります。

 写真は、当時の様子を伝えるものがないので、羊蹄山を。

 

省エネルギーセンターのHPに紹介

 昨年末、北海道経済産業局が行った、北国の省エネ大賞、節電の部において、弊社が受賞を受けたお話は何度かこのブログでもご紹介させていただきました。

 省エネの取り組みの最初にお世話になったのが、「省エネルギーセンター」です。省エネ診断と言って、無料で工場内のエネルギーの使用状況をチェックして、改善方法などをレポートとして出してくれます。

 そのレポートをもとに、今すぐできること、設備投資をしなければならないことなどを判断し、一つずつ取り組みました。弊社のそれらの取り組みを省エネルギーセンターのホームページで紹介しています。(こちらです。)

 本当は、身欠にしんを作るための冷風除湿乾燥機の節電技術が節電率の大きな部分を占めているのですが、電機屋さんの技術もあるので、大きく載せていません。ただ、興味のある方は、相談に乗りますよ。そのかわり、コンサル料の代わりに、一八の商品を買ってね。

津波予想浸水地域

 いつできたものかわからないのですが、岩内町の駅前交差点に『津波浸水予想地域』という標識が建てられてありました。2年前の東北大震災から津波に対する危機意識が高まっていますが、災害対策の一環でしょう。

 岩内町が津波に襲われたら、こんな感じで浸水しますというCGによる画像を見ることができます。北海道防災情報ホームぺージに掲載されています。(津波シュミレーション)

 見ていると、現実にこんなことが起きたら・・・・なんて想像をするとちっょと怖くなってしまいますが、みなさんも参考までに一度は見ておくといいと思います。

 災害に対し、過剰なまでの対応というのはどうかと思います。自然の中に生きている以上、何か起きても不思議ではないことだけは心しておくべきでしょうね。もちろん、病気、怪我、事故も。ただ、注意していれば防げることは普段からしておきましょう。

国岡製麺のT営業部長のご紹介

 いろいろなイベントや展示会などに出ると、他の企業の方で、『名物』と名のつく方とお会いできるのも楽しみの一つです。

 「レンジでラーメン」という、電子レンジだけで生ラーメンができる商品を作られた企業があります。北海道産にこだわった、国岡製麺さんです。この会社のT部長さんは、イベントでは精力的に電子レンジを使った試食を作り、常に楽しい営業トークを発しながら販売活動をしています。

 2月のイオン千歳店で行われたイベント最終日には、写真のようなご自身で書かれたご挨拶状を張っていました。お手紙は墨字の巻きモノに書かれてあり、最初いただいた時はびっくりでした。常に人の心をつかむ努力をされている方です。

 「レンジで朝からラーメン、いかがですか~!あと15秒、生ラーメンが待ってるだけでできちゃう!」とT部長。私もつられて、「主食はラーメン、おかずに糠にしん(もちろん一八)、デザートには水の謌のスイーツ(私のとなりのお店)、夜のお肌のお手入れには馬油(私の向かいのお店)で幸せな一日に~」

みなと新聞に「にしんのおかげ」が掲載

 みなと新聞という業界紙があります。私たち水産加工会社や、市場の仲卸、仲買人などを購買層としている専門誌です。そのみなと新聞の平成25年2月26日付の記事に、ファストフィッシュの特集があり、弊社の「にしんのおかげ」も掲載されています。

 簡単に食べることができる魚の加工品。水産庁が認定した商品はファストフィッシュのロゴをつけることができます。弊社の「にしんのおかげ」は第一回の認定商品です。でも、私は「にしんのおかげ」にはファストフィッシュのロゴはつけません。

 魚食普及という前提は私も賛成ですが、今認定商品は2,000を超え、認定の意味とファストというイメージが「にしんのおかげ」とは離れていると感じているからです。

 違うページには、21日、22日に行われた、北海道フードフェアの記事が出ていて、写真は私が出ています。聞こえてきます。「またお前がでているのかよ」と。

2月末の刀掛岩

 写真は2月28日の雷電海岸の刀掛岩です。時間は4時過ぎ。仕事帰りで久しぶりに見る刀掛岩。だれも人気がなくて、たまに車がスピードを上げて通りすぎるだけ。

 車の音がなくなると、波の音だけが響き、まだまだ冬の日本海は厳しいぞと言っているように感じます。吹雪になると、この位置から刀掛岩も見えなくなってしまうのですが、たまたまはっきりと見える状態の時に通りかかりました。

 夏は夕日と素晴らしいコントラストを見ることができますが、冬は冬でモノトーンの演出をしています。冬のこの厳しい時に、こんな風景をわざわざ見に来るお客様はいないかもしれません。

 でも、たまたま見かけた素晴らしい景色が、ずっと心に残っているなんてことはありませんか?岩内には今時期はいわゆる「観光の目玉」のものがありませんが、来てみるとちょっと驚く風景はたくさんあると思います。そんな何かを探す旅もいかがでしょう?

一八のお店にも内裏雛

 3月3日のひな祭りを過ぎてしまいましたが、先週は弊社店頭にも写真のように内裏雛を置いました。

 そこで、弊社の3月3日にまつわるお話を一つ。3月3日は、弊社社長の誕生日です。年齢?“いわない”でおきます。それと偶然にも私の妻も3月3日の誕生日なのです。年齢?言ったら明日からおかずが出なくなります。

 お人形についての本音を言えば、雛飾りや五月人形などの出し入れはとても大変ですね。収納の仕方など、きちんとしていないと来年出すときに困ってしまいます。

 とはいえ、そんなお人形を見て、お買いものに来てくれたお客様と、ちょっとした会話がはずめば何よりです。皆様の家のお人形は眠ったままになっていませんか?

いわないスキー場にたくさんの子供たち

 先週の日曜日、いわないスキー場に顔を出しました。いろいろなイベントが行われていました。先週のブログでもご紹介をしましたが、スノーモービルで引っ張るバナナボート。長い滑り台をチューブで滑り下りたり、ロッジの中でも縁日などが行われていたようです。

 まずびっくりしたのが、駐車場から車があふれて、路上駐車している車もあるほど。昔は第3駐車場までありましたが、今は第一駐車場だけ。その日だけは第2駐車場を10台程度停められるくらいの除雪をしてありました。

 仕事の格好で行くと、ご近所さんや知り合いたちに“見つかり”、「どうしたの?」という第一声。「なんでスキーの格好をしていないの?」と質問攻め。「あなただってスキーの格好じゃないじゃない」と言いたいところをぐっと飲み込みました。

 滑り台などからは子供の歓声が聞こえる反面、リフト待ちはない状態。少しそれが気になりましたが、楽しそうにしている子供たちを見るのはいいものです。

 昔と違う装備に気がつきました。ヘルメット着用の子がとても多かったです。ちっちゃな女の子もかわいらしいヘルメットを着用していました。私と同じ世代の皆様、スキー場に行って、昔と違うもの探しをしてはいかが?たくさんありますよ~

ひな祭りに「数の子包み」

 お正月の数の子シーズンが終わりましたが、CPKA(カナディアン・パシフィック・カズノコ協会)から提供された、『カズノコ料理で福を招こう!』のレシピから、ひな祭りにぴったりのものをご紹介します。

◆材料
 ○数の子 8本  ○かぶ2個  ○青しそ 8枚
A 塩麹 大1、甘酒 大2
B 赤梅酢 大2、水 大1、砂糖 大1

◆作り方
①かぶは、皮を剥き、繊維に直角に2ミリ厚の薄切りにする。
 塩少々を振って、5分おき、水気を拭取る。かぶの半量とAを保存袋に入れてよくなじませ、冷蔵庫で一晩置く。
 Bを煮立たせ、残りのかぶと保存袋に入れ、冷蔵庫で2日置く。

②Aにつけたかぶを取り出し、表面についた麹をキッチンペーパーで拭取る。Bにつけたかぶも同様に水気をさっと拭く。数の子を青しそ、かぶの梅酢漬け、かぶの塩麹漬で巻く。青しそが大きい場合は、切って調整する。

 今時期にここで塩数の子の紹介をして、売っているのか?と言われると、一本ものは販売しておりません。申し訳ありません。勝手な言い分ではありますが、このレシピを覚えていただいて、販売されるようになったら、お試しください。

 それとも、昨年の数の子がもしもまだ残っていたら、ぜひ試していただけると、ご家族のみなさんも喜ぶのではないでしょうか。