写真は2月28日の雷電海岸の刀掛岩です。時間は4時過ぎ。仕事帰りで久しぶりに見る刀掛岩。だれも人気がなくて、たまに車がスピードを上げて通りすぎるだけ。
車の音がなくなると、波の音だけが響き、まだまだ冬の日本海は厳しいぞと言っているように感じます。吹雪になると、この位置から刀掛岩も見えなくなってしまうのですが、たまたまはっきりと見える状態の時に通りかかりました。
夏は夕日と素晴らしいコントラストを見ることができますが、冬は冬でモノトーンの演出をしています。冬のこの厳しい時に、こんな風景をわざわざ見に来るお客様はいないかもしれません。
でも、たまたま見かけた素晴らしい景色が、ずっと心に残っているなんてことはありませんか?岩内には今時期はいわゆる「観光の目玉」のものがありませんが、来てみるとちょっと驚く風景はたくさんあると思います。そんな何かを探す旅もいかがでしょう?