月別アーカイブ: 2013年4月

地物のボタンエビ

 北海道で地物のエビと言えば、大きく3種類に分けられます。甘エビと称する「ホッコクアカエビ」。主として道東で捕れる「ホッカイシマエビ」。そして一回り大きなサイズの「ボタンエビ」。

 先日、岩内の市場に行くと、写真の通りおいしそうなボタンエビがセリにかけられていました。よく見ると、殻が傷ついているものがあります。刺し網にかかったものとのこと。

 ロシア海域で捕れた船内凍結ものというのが一般的な流通ですが、このように前浜で捕れたボタンエビは年にわずかしかありません。プリプリでおいしそうですね。

 よく北海道の人って、カニ、エビをいつも食べているんでしょ?なんて言われることがありますが、まったく違いますよ。運がよければ、この地物のボタンエビを岩内のお寿司屋さんで召しあがれるかも。まずは岩内にいらしてくださいね。

札幌三越で岩内町のパンが・・

 岩内町の障害者施設、「ベーカリーサンライズ」が札幌三越地下2階食品売り場で、パンの販売を4月26日から30日まで行っています。ちょっと情報が遅くなって申し訳ありません。

 期間中は1日あたり18種類、450個を販売。製造した日に食べてもらうために、深夜から早朝にかけての作業が続いているとのことです。障害者30人と11人の担当職員が手分けして作業。2名の職員さんがパンの販売と同時に、岩内のPRもしてくると北海道新聞には書かれてありました。

 これは職員さんたち、がんばっていますね。連休で本来なら休みたいところでしょうが、ここぞという時にみんなで協力して作業をしている姿はとても美しいと思います。

 たら丸を象ったパンもありますので、札幌のみなさん、4月30日まであと二日です。ぜひ岩内のおいしいパンをお求めください。

第26回伊達ハーフマラソン報告

北海道のマラソンシーズンいよいよ開幕。先週の日曜日、4月21日に第26回伊達ハーフマラソンに参加してきました。

最初に私の結果報告。1時間31分04秒。ハーフ男子50代の部39位。総合253位。この数字って、不思議なほど毎年近いのです。ということは、冬眠明けの私の体は、毎年同じということなのでしょうか。

昨年終盤のレースでは24分台で走り、入賞もさせてもらったのに、この伊達では今までに一度も30分を切って走ったことがありません。今回は持病のすね痛もひどくならず、まずまずのペースで走ったのですが、結果は甘くないですね。

前半のゆったりした上りは落ち着いたペースで。皆が嫌がる上りのトンネルでペースアップして少しずつ追い越して行きました。途中、12時のサイレンが鳴りますが、毎年その音を聞く場所がどこかで、前半のペースがどれくらいなのかがわかります。

下りになってからは、ビルドアップ状態。一人もぬかされることなく、どんどん抜いていく一方。私特有の後半追い上げ型の走りでした。見覚えのある前半がんばる型の人をかわした時は、思わずヤッタねと心でガッツポーズ。

でもこのタイムというのは、前半が遅すぎたということでしょう。毎年のことながら、この記録を見て、やっぱり走りこまなくちゃダメだわ。と自らに言い聞かせています。

50代の上位3名の方は50歳。昨年の私と同じように、今年はチャンスだと賞金稼ぎのごとく入賞を狙ってくるのでしょうね。上位の方たちの記録は毎年レベルアップして、とても50歳代の数字とは思えない速さです。

私の最終目標は8月の北海道マラソンですので、じっくりと今年も体作りしていきます。写真は11キロ地点の上りと名物のトンネルです。

連休は岩内町へ

いよいよ大型連休となりますが、皆さまのご予定はいかがでしょう?岩内町の道の駅周辺では、いろいろなイベントが予定されています。

いわない道の駅の前では 「たら丸館前味覚市」 。揚げたてのかまぼこや、暖かいニシンそば、甘くて美味しいたら丸焼き などがテントを出して販売しています。日程は4月27日から29日、5月3日から5日の合わせて6日間です。

そして、岩内町のゆるきゃら、たら丸&べに子が、11時30分と13時ころから登場しますので、彼らとスキンシップをすることもできます。たら丸ファンの皆様は要チェックですよ。

連休後半に桜の開花が間に合うといいですね。ニセコパノラマラインはまだ通行できませんが、積丹半島経由は通年OKです。いわない道の駅のお姉さんに「いっぱちの専務のブログを読んで来たよ」と言ってください。Smile・・・0円です!

 

北海道Likers のホームページで紹介されています

北海道の逸品やお店を、北海道大好きな方に情報発信しているホームページ『北海道Likers』に、弊社の「にしんのおかげ」が紹介されました。
 
いつものごとく、マスコミからの取材申込についての私の条件は、取材される方が実際に「にしんのおかげ」を食べてみて気にいってくれた事と無償だということ。

記者のCさんから最初、お話を詳しく聞かせてもらいました。「にしんのおかげ」を買って、札幌のとあるお寿司屋さんに持って行き感想を聞こうと思ったら、そのお店のご主人曰く「店でもう使っているよ」と。

そのお話を聞いて一発でOK。現金な私でございます。FACE BOOKでの集客からホームページへの誘導をしています。詳細は一度ご覧くださいませ。FACE BOOKはこちら

数の子の鯉のぼり春巻き

 カズノコで福を招こう!数の子はおいしい縁起物。というカナディアン・パシフィック・カズノコ協会提供の、『鯉のぼり春巻き』をご紹介いたします。

◆材料
数の子12本、きゅうり薄切り1/2本、ラディッシュ薄切り6個、むきえび(小)120g、ニラ4本、青しそ8枚、キャベツ1+1/2枚、生春巻きの皮6枚、アボカド1/2個

A ニョクマム 大1、レモン汁 大1、砂糖 大1、
  香菜のみじん切り 小1、海苔適宜

◆作り方
① ニラは、1本残して、長さ10cmの斜め切りにする。えびは、厚みを半分に切る。生春巻きの皮は、半分に切る。Aを小さめのボールで合わせる。

② うろこを作る。数の子の太いほう(頭になる)を左にして並べ、数の子の細いほうから、頭の部分を残してきゅうりを並べる。最後にのせたきゅうりは、端を少しカットする。同様に、ラディッシュ、えびも並べる。
余ったきゅうりとラディッシュは、キャベツと青しそと合わせ千切りにする。

③ ライスペーパーをぬらし、堅く絞ったふきんの上に縦長に置く。手前から1/3のあたりにニラ、アボカド、えび、千切り野菜を乗せ、端からぎゅっと包む。数の子の頭がでるように乗せ、ずれないようにきっちり巻く。

④ 海苔で目と口を作り、数の子にのせる。お皿に並べ、ニラを頭側に添える。Aをつけながらいただく。

コメントが次のように書かれてあります。「数の子入り春巻きが、手で持ってバリバリ食べられる鯉のぼりになりました。鯉のぼりは立身出世の象徴です。立派に成長しますようにとの願いを込めて、端午の節句をお祝いしましょう。

かわいいお料理なので、お子さんは喜ぶことでしょうね。私はニョクマムというものを今回書き写しながら、初めて知りました。魚醤油でもいいのかな?私の「にしんのおかげ」でもよさそうに感じます。試してみましょう。

 

昔の岩内町パンフレット

 「おらが町のパンフレット」というのは、よくありますよね。岩内町もそんなパンフレットが何度か作られていますが、弊社からは、またも古い岩内町パンフレットが出てきました。

 年代はたぶん1980年ころではないかと思います。写真は、おもしろいページだけを4つ開いて写したものです。右上が表紙と裏表紙。それを見ると、電話番号の局番が2局とひとケタです。今は61~63局と2ケタになっています。

 なんといっても、右下の女性の写真。腰にはウォークマンをつけているのですね。頭にはヘッドフォン。これだけでぱっちり時代を象徴します。雷電太鼓は今はほとんど見かけなくなりました。怒涛まつりの赤フンの時代もあったなぁ~。スキーのスタイルも、キャンプの三角テントもノスタルジーを感じます。

 でも、できたときは時代のトレンドを詰め込んだものだったのでしょう。そう、今の私たちの格好、あなたのその化粧、20年後の人達にとっては、笑っちゃう格好なのでしょうね。

三國連太郎さんと岩内町

 4月16日の北海道新聞後志版には、14日に亡くなった三國連太郎さんが映画「飢餓海峡」の舞台として岩内でロケをしたことを振り返り書かれています。

 掲載されている写真は、撮影が行われた1964年のもの。今から49年も前の三國さんの姿なので、最近の三國さんからはちょっと想像しがたいです。

 飢餓海峡のことは、私が申し上げるまでもなく、皆さんのほうが詳しいでしょう。実際にあった1954年の岩内大火と青函連絡船洞爺丸転覆事故を題材にした水上勉氏の小説を映画化したものです。

 私の苦手な芸能の話題ですので、これ以上は墓穴を掘ることになります。興味のある方は、岩内町郷土館へ足をお運びください。詳しい資料がたくさん展示してありますし、館長さんにお声をかければ、詳しく説明もしてくれると思います。

 でもって、帰りは三國さんが食べたかどうかわかりませんが、当時はたくさん製造していた弊社の “みりん干” しをお土産に、ですね。 

現在の岩内郵便局

 岩内町の郵便局は、現在警察署の近くに本局、高田幼稚園向かいの高台郵便局、雷電側に島野郵便局、そして大浜、東山、宮園に簡易郵便局があります。

 昔はは私書箱というものがあり、本局の私書箱18号(いっぱち)は弊社の番号でした。子供のころ、日曜日で会社が休みの時は、本局へ郵便物を取りに行き、お駄賃かせぎをしたものです。郵便物は当時はたくさんありましたね。

 先日、平成9年から11年まで、本局で勤務されていたEさんがお店に買い物に来てくださいました。今は東京住まいとのこと。わざわざかつて在籍していた岩内町を懐かしんで来られた、岩内ファンの一人です。

 ゆっくりお話ができなかったのが残念ですが、このブログもいつも読んでくださっているようです。書いている私にとっては、岩内から離れた岩内を想う人に、少しでもお役に立てることができたと実感できました。

 Eさん、ありがとうございました。そして、コメントは残さないまでも、今も岩内を想いこのブログを読んでくださっているみなさん、いつもありがとうございます。 

本日、今シーズン最初の大会です

 北海道のマラソンシーズンの幕開け、春一番第26回伊達ハーフマラソンが開催されます。本州太平洋側のみなさんにとっては、マラソンシーズンの終盤でしょうが、北海道の市民ランナーにとっては、いよいよ開幕といった感じです。

 先日、ボストンマラソンで痛ましい事件が起きました。報道では大会当日の警備強化をするとのこと。事件直後の大会となっては、マスコミも関心を寄せることでしょうが、スポーツがこのようなことで騒がれるのは残念です。

 毎年のことですが、私はこの最初の大会の成績は悪く、秋にあるハーフマラソンで同じくらいで走る人たちに大きく差をつけられます。というのは、ランニングクラブなどに所属して走っている人達は、冬の間も地道にトレーニングを積んでいるからでしょう。私?冬眠してましたね。

 走った後は、物産館の中で販売しているオオヤミートさんの蒸し豚まんがお勧めです。昨年初めて食べましたが、お肉がゴロンと入っていて、おいしかったですよ。

 ということで、参加されるみなさん、無事に走れることを喜び、楽しんで走りましょう。記録狙いの方、がんばってください。私は冬眠あけの体をいたわりながら、走ります。報告は来週の日曜日に。写真は昨年のゴール付近の様子です。