月別アーカイブ: 2013年5月

平成25年食加研の研究成果発表会

 食品加工研究センター(通称:食加研)は、北海道の公的な研究機関です。その食加研の研究成果発表会が先日、札幌のホテルで行われました。

 弊社の「にしんのおかげ」は、この食加研の基礎技術を応用して生まれたものであることは、何度もこのブログで紹介されていますね。ブレーンとなる相談相手があってこそ生まれた商品であり、私一人では到底開発はできません。

 写真は、発表の合間の試食の様子です。小豆粉を使ったロールケーキ、雪室貯蔵の男爵イモを使ったクッキーなど、将来とても有名になるかも知れない商品を試食できました。テレビ局の取材も入って、若い女性アナウンサーが何度もロールケーキを食べていました。

 今年の発表は水産関係の内容が少なかったのですが、どこにどんなアイディアやヒントが転がっているかわかりません。何事も勉強。でもね、私は技術の内容よりも、研究員の方や参加されている“人”に興味があるんですよね。

 

道路の掃除

 岩内町内にあるいくつかの雪捨て場の残雪も、ようやくここ数日の暖かさでなくなろうとしています。あれだけ大きな山になっていたのが、日ごとに小さくなっていくのは面白いものです。

 雪がなくなると、それまでのごみ、ほこりが目立ってきます。写真は道路の汚れを掃除する車です。先週末に弊社前の道路を清掃に来てくれました。

 歩道と車道の段差の部分は、細かな砂や小石がたまっていて、雨の日の排水に影響を与えたりします。ホウキで履いたりしますが、やはり動力でやるとあっという間にスッキリ。

 年に一度の作業風景ですが、やはりこの車が来るのも今年は残雪の影響からか、遅かったと感じます。さて、今度は雑草との戦いになります。季節はどんなに暑い、寒いと言っても、めぐりめぐっていますね。

残雪の岩内岳

 平成25年5月26日岩内岳を登って来ました。この日は洞爺湖マラソンと千歳マラソンの間の日曜日にあたり、例年心拍数を上げるトレーニングの一つとしてトレランとして登っています。

 残雪が多いだろうと覚悟はしていましたが、予想以上に多かったです。途中夏山登山道を見失うほどでしたが、旧スキー場のリフトが3本老朽化したまま残っているので、そのリフトや降り場などを目印に登ると登山道が見つけられます。

 この日、晴天に恵まれ風も強くなく、山頂でも寒さを感じませんでした。例年にない残雪の美しい風景。遠景は霞があり羊蹄山、積丹半島の一部ははっきりとは見えませんでしたが、それなりの雰囲気があってよかったです。

 山開きに参加された皆さま、楽しんで来られましたか?私はスキー場ロッジ側からの発着。たぶん皆さんが登り始めたころは私は下山していたと思います。写真は途中の登山道の残雪です。日に日に雪は少なくなることでしょう。

今年も札幌商工会議所付属専門学校の店舗経営実習に「にしんのおかげ」

 平成25年5月23日から6月6日の間、札幌地下街オーロラタウン、コミュニケーションスペースにおいて、札幌商工会議所付属専門学校の店舗経営実習が行われています。

 学生さんたち自らが商品を取り寄せ販売を通し、一連のモノ、金の流れ、を体験するというものです。とてもいい体験学習ですね。取り扱い商品の中に、「にしんのおかげ」があります。

 昨年は「にしんのおかげ」を知らない人が多く、試食をして販売していました。今年は手にとってすぐに買われる方が多いとのこと。マスコミに取り上げられた効果が出ているのでしょう。担当のS先生は、店長(学生さん)に「仕入れの読みが甘いです」とお小言を言われたとのこと。

 日曜日、私はちょっと顔を出させていただきました。商品説明する学生さんはまだ恥ずかしいという感じがありましたが、経験を積んでイベントの終わり頃には立派な販売員になっていることでしょう。

 ということで、地下街をお歩きの際はぜひ、店舗にお立ち寄りください。そして「にしんのおかげ」の説明をしてもらってご購入願います。

タンポポの季節

 岩内の市場の近くの空き地には、写真のようにタンポポが広がっています。雪が融けると一斉に花の季節になるのが北海道。

 国鉄岩内線跡地には水仙が最近多く見られます。と言っても、自生したものだと思います。雪がなくなると、今度は雑草がどんどん勢力を増します。

 ところで、タンポポはセイヨウタンポポと日本タンポポがあるような。私は「北のお魚大使」。植物の事に関しては、まったくわかりませんので、ここでは知ったかぶりはいたしませぬ。

 子供のころは気にもしなかったタンポポ。「白いわた帽子が耳に入ると耳ツンボになる」、なんて言いませんでしたか?いずれにせよ、この残雪のニセコ連峰とよく合う風景だなぁ~と感じます。

洞爺湖マラソン2013報告

 先週5月19日、日曜日に洞爺湖マラソン2013が開催されました。それにしてもついつい言ってしまいますが、人が増えて大変になって来ましたね。

 昨年5,000人の参加が今年7,000人まで膨れ上がったようです。都市部の大会ではないので、乗用車の利用が多く、当然のことながら駐車場問題が大きくなっています。

 今年、私は多くの人と同じように、早めに出発。車は西口火口の山の奥の方へ。ところがシャトルバスがなかなかやって来ません。私よりも遅く来た人はバスをあきらめて歩いて会場に行く人も。でも3キロ以上離れていたと思いますよ。

 湖畔の会場付近では当然のように路上駐車の山。シャトルバスはカーブで路駐をしている車でスムーズに動けない状態。あーぁ、これじゃ走る前に興ざめしちゃうなぁ~。

 スタートは、湖畔の狭いところから、西側に移動。これが思った以上に西だったので、結構歩きましたね。でも私はあのスタート位置はよかったと思いますよ。スタートして温泉街から離れると、片側1車線に狭くなりました。コーンが置いてあっても、はみ出て走る人続出。

 新たに30キロ手前の湖畔から山に向かっての折り返しコース。皆さん、思った以上に高低差があって苦しんだようですが、私は折り返してくるサブスリークラスの速い人達を見ることができたし、観客の少ない場所でランナー同士挨拶しあったりする姿を見て、刺激になってよかったと思います。

 30k付近のエイドのシソジュースに「楽しみだったんだ~」と言って手に取ると、スタッフのおばさん、とっても喜んでくれて、「もう一杯いかがですか?」と。

 イーブンペースで走るつもりだったのに、体の余裕があってちょっとペースアップしてしまいました。30kからは誰一人としてぬかされず。3時間22分。例年30分前後の数字ですから、まずまずの滑り出しですね。やはり、スタートと、途中の折り返しコースは、私にとってはいい方に変更してくれたようです。

 肌寒い気温でしたが、走る側にとってはちょうどいい気温と風。毎度のことながら、素晴らしい春の景色。道外からもたくさんの参加者があったようです。無料の温泉券は、少し遅く行くと、洗い場も列になってしまうほどの混雑。

 マラソンに挑戦する人が増えるのはいいことです。ならば駐車などの「走る前のマナー」、コーンからはみ出て走らないなどの「走るマナー」も身につけてほしいなと思う大会でした。

今度の日曜日は岩内岳の山開き

 明日5月26日は岩内岳の山開きです。毎年、岩内山岳会が主催して、5月の最後の日曜日にやっているようです。

 今年は残雪が多いので、またまだ登山コースには雪が残っているとのこと。融けていてもぐちゃぐちゃの状態かもしれませんが、この日を待ち焦がれている人もいるでしょう。

 昨年、トレランの練習で岩内岳に登って下りる途中で、30数名の山開き登山の団体さんに遭遇しました。転勤で赴任したての銀行支店長などもそのメンバーに。きついと言いながらも楽しそうに登っていたのが印象的でした。

 新聞にはどこも山開きが遅れているとありましたが、残雪があるのもまた例年とは違った楽しみがあるというものです。気をつけて経験者のアドバイスに従って行動し、登山シーズン幕開けをお楽しみください。初参加される皆様、27日の筋肉痛が楽しみですね。それとも一日おいた28日?

 写真は5月24日撮影。

先代の冬用下駄

 先代、紀伊右エ門が使用していた冬用の下駄が出てきました。夏用とどのように違うのか?いや、そもそもこの雪国で冬用の下駄なんてあったの?と思ってしまいます。

 写真を見ればお分かりでしょう。指の部分が隠れるようになっているのと、なんと下駄の足には滑り止め用のスパイクが付いているのですね。

 このスパイクはよく利きそうです。今みたいに、アスファルトやコンクリートが少なかった時代ですから、このようなものが存在していたのでしょう。現代ではすぐにピンがダメになってしまうと思います。

 私が子供のころは先代のこうした下駄の姿は当たり前で、靴を履いているほうがむしろ少なかったように思います。ネズミを追いかけ下駄で押しつぶしたのを見た記憶もあります。スゴイよね。確かにスゴイ人でした。

週末はHUGマートで試食販売です

 今度の土曜、日曜日(5月25日、26日)は札幌狸小路5丁目にある、道産食彩HUGマートにて、弊社商品の試食販売が行われます。

 写真は、お店の入り口ですが、左半分は道産の野菜や道産原料で作られた商品を販売するHUGマート。右半分は、道産原料を中心とした飲食店HUGイート。

 スーパーなどに並ぶ、いわゆるナショナルブランドの商品はなく、北海道の私たちのような小さな会社の商品であるとか、農家さんとの直接取引で仕入れたものが並んでいます。

 現在取り扱っていただいている商品は、「にしんのおかげ」、「鰊切込隊長(北海道産原料)」、「めんこちゃんミニ」の3品目となっています。販売の担当は妻が行います。

 予定を越えた販売になると、帰ってくるときの妻の機嫌がよくなります。どうか私たちの関係を穏便にするためにも、ご協力願います。

いわないパークゴルフ場

 岩内町の円山地区は昔、観音山と呼ばれる場所しか建物はなく、ロープ塔1本を備えたスキー場と小さなロッジが冬の間だけ営業をしていました。

 80年代になってから温泉を掘り、現在岩内高原ホテルや高島旅館などの温泉宿が数軒建っています。少しずつ円山地区は観光としての開発が進みました。

 円山に登る途中に、パークゴルフ場があります。写真はそのコースの一部ですが、岩内平野を見降ろしながら、南側には岩内岳がそびえる景色のいい場所になっています。

 マイボール、マイクラブを持参した年配の方たちが主なユーザーのようですが、日曜日ともなると家族で楽しんでいる風景もあります。お好きな方はぜひ一度お試しください。もちろん町外の方は大歓迎です。私はその脇をおっちらおっちらと走っているかもしれません。