月別アーカイブ: 2013年5月

古い飲料の看板

 田舎道を走っていると、木造の倉庫などの壁に、古い飲料の看板などがさびた状態で残っているのを見かけませんか?

 写真は岩内町のあるところで見つけたコカコーラの看板です。昔、ロイヤルクラウンコーラなんてありましたよね。青の看板でRCとデザインされたやつ。さすがに今は見かけることはありませんが、みなさんはどんな看板を想像しますか?

 20年ほど前は、貸金業の「マルフク」という看板が多かったですね。もっと昔からの定番と言えば、「オヤコワタ」。学生服の菅公(カンコー)。などなど。

 田舎へ車を走らせればそんな看板がたくさん出てくると思います。岩内へドライブで車を走らせながら、昔の看板の再発見なんてしてみませんか?

2013年ニセコパノラマライン開通はもう少しお預け

 岩内町とニセコ町、蘭越町をつなぐニセコパノラマライン。観光ルートとして近年はよく使われるようになりましたが、冬季間は雪が多すぎて除雪ができなくて通行止めになります。

 そのルートの開通が残雪の多い少ないでゴールデンウイーク前になったり、後になったり。今年はというと、みなさんご存知のように残雪がまだまだなので、開通は未定と表示されています。

 ただ、先日道路標示を見に行くと、ニセコに抜ける岩内洞爺線は未定でしたが、岩内蘭越線は27日まで通行止めと書かれてあるので、28日には新見温泉には行けるようになるのでしょう。

 毎年洞爺湖マラソンに出るのにこのパノラマラインを使うのですが、昨日行われた今年の洞爺湖マラソンには、通行止めのなので、倶知安回りで行きました。開通したら、ニセコ経由でたくさんの人が岩内に来てくれるかな?お待ちしてますよ~

今日は洞爺湖マラソン2013

 いよいよ北海道のフルマラソンの一つ目の大会、「洞爺湖マラソン2013」が開催されます。もちろん私も参加いたします。先週も書きましたが、スタートとコース変更があったので、それによってどう変わるかが楽しみです。

 洞爺湖マラソンは、私が最初にフルマラソンを走ったレース。途中失速でふらふらになりながら歩いて帰ってきた思い出深い大会です。そのふらふらがあったから、マラソンに挑戦している今の私がいます。

 まぁ、堅いお話はおいておいて。洞爺湖はとっても景色がいいコースです。湖畔の一周を楽しみながら走れればいいですね。後半は楽しむというよりは、カーブを曲がったら、「まだかよ」の連続になりますが、めげずに。

 道外からの参加者もとても多いと聞きました。雨は降らないようなので、よかったです。湖畔から見える羊蹄山、新緑と桜。対岸まで走ると昭和新山、有珠山が見えます。サミットの会場にもなったウィンザーホテルも見えるでしょう。いつも記録だけにこだわる人も、そんな景色の変化も楽しむ余裕があれば意外とタイムがよかったりよ。

 私は、このレースはイーブンペースでスパートをかけずに走り切る作戦。2週間後の千歳のフルマラソンでがんばるので、今日はダメージが残らないように走ります。ですから、シューズも練習用で。

 では参加されるみなさん、走れることを楽しみましょう。 写真は2012年のものです。

サクラが咲きました・・岩内町平成25年

 寒い日が続いていましたが、16日、17日と気温が上がり、青空も見ることができました。遅ればせながら、ようやく岩内町にも桜の開花が始まりました。

 写真は岩内食品から神社へ向かう道です。ここの通りが岩内町では一番桜並木になっていると私は思いますが、岩内に詳しい皆さまはどう思いますか?

 それにしても例年に比べて2週間ほど遅い開花ではないでしょうか?それほど寒い日が続いていたことになります。連休は青空も見ることができなかったので、青空が広がると、皆「気持ちいいね~」と言ってました。

 岩内町でもいろいろな桜の名所があります。ここぞと思う場所がありましたら、ぜひお知らせください。青空が出たら、家に閉じこもっていないで、桜を見に出かけましょう!

岩内高校で講話・・・惨敗

 16日、岩内高校2年生を前に、講話を依頼されてお話をしてきました。とはいっても、今まで生徒さんを前に一度もしゃべった経験はなく、結果として支離滅裂な講話になってしまいました。

 私は「にしんのおかげ」の開発や省エネ大賞などで、いろいろと新聞に取り上げられたりしているので、先生が興味があったこと。教育者の堅い講話ではつまらないということから私に話が舞い込んだようです。

 持っていったシナリオは、最初の緊張で見事に打ちのめされ、時間配分も全くダメ。何を話していいのかわからなくなってしまいました。俗にいう、「頭が真っ白」の状態ですね。

 開き直った最後に、上手にお話をできなかったことを詫び、「経験をして何事も上手になっていく。怒られ、恥をかき、それらの経験が君たちを成長させる」と締めくくりました。今日の私のように。

 相手ある会話だとそれなりにしゃべることができるのに、一方的にしゃべるのは本当にダメな私。生徒さんたちには貴重な時間を使ってしまい、申し訳なかったと反省しています。

 個人的にはいい経験をさせていただきました。機会を与えてくださったF先生他関係者の皆さま、ありがとうございました。写真は岩内高校のホームページからお借りしました。

昭和49年の電報

 この写真を見て、ああ懐かしいと言う人は、それなりの年齢の方ですね。3公社5現業なんて言葉がありましたが、若い方にとっては、なんぞや?といった感じではないでしょうか。。

 昔、本州との連絡は電話料金が高いので、通信手段として電報を多用していました。商品がいくらで売れたか、何をどれだけ送ってほしいなど、短い言葉でお互いが理解できるようになっています。文字数で料金計算されましたからね。

 電電公社のマーク、文字は細長いテープのようなものに刻印されて、それを電報の台紙に張り付けてあります。もちろん漢字ではなく、カタカナと数字のみ。

 とても現在の結婚式やお葬式に届く電報とは違います。私は現在これだけ通信手段が変化したのに、『電報』というものが今も残ていること自体不思議に感じます。きっと、冠婚葬祭のしきたりをなかなか変えることができないのでしょうね。

ニシンの種類

 取引先の市場からいただいたカレンダーには、とてもリアルな魚の絵が描かれていて、解説が載っています。

 今月はニシンです。写真では、鰊と大西洋鰊と二つあります。弊社は、昨年まではこの両方の鰊を使って身欠鰊を作っていました。今は大西洋鰊での製造はしなくなってしまいました。理由はアフリカでの消費が増え、日本人の買い負けが進んだためです。

 地球の反対側まで持ってくるよりも、アフリカで下ろすほうがいいですし、数の子の評価を高くする日本人の購買力が弱ってきたこと。さらに、日本人は魚体の規格をどうしろああしろとうるさいけど、アフリカはサイズが何だろうと魚には変わらないといった考え方だからです。

 大西洋で捕れる鰊の卵は太平洋ものに比べると柔らかく、和え物などに使われます。人間が白人、黒人、黄色人種とあるように、ニシンも獲れる場所によって、肉質や卵質の違いがあり、それぞれの特徴を生かした加工をします。

 久しぶりにニシンのお話ですと、止まらなくなるので、今日はこの辺で。。

つくしがニョキニョキ

 雪が融けると、今度は緑色が街の中に多くなってきます。弊社工場周辺も、アスファルトがないところでは、雑草がじわじわと伸びてきています。

 しかし、その前に「つくし」の群生があちこちに。やはり例年よりはちょっと遅めの登場ですが、その数は毎年増えているような。私の錯覚かも知れません。

 つくしって、食べることができるのですよね。都会の方はわざわざつくしを獲りに田舎まで来たりする方もいらっしゃるとか。岩内ではつくしを料理に出す方って、私の知る限りいないと思います。

 それはあまりに近場のものだから。雑草というイメージが強い。もっと美味しい山菜が手に入る。などの理由ではないでしょうか。そう考えると、魚もつくしのような存在のものがありそうな・・・

サクラマスが獲れています

 サクラマスが岩内の市場で目立ってきています。なぜサクラのマスなのか?桜の咲く時期に漁獲されるから。成熟した体に現れる桜のような婚姻色から。などという説があります。

 岩内では、秋に獲れるサケよりも、マスのほうが圧倒的に人気があります。特にマスの筋子を好きな人は多いですね。

 昔ははえ縄漁で青マスを獲る船が岩内にはたくさんいたのですが、20数年前に一艘もいなくなってしまいました。今、上場されているサクラマスは、岩内では「本ます」と呼ばれているものです。定置網のものが多いですね。

 多いとはいえ、私たち加工屋に回ってくるだけの数量は残念ながらありません。資源についてのお話は、一日中語らなくてはならないので、今日のところはこの辺で・・・

洞爺湖マラソン2013スタート地点の変更

 北海道での今年最初のフルマラソン、洞爺湖マラソン2013。先日、ナンバーカードとRSタグ他が郵送で届きました。あれっ?当日引き換えではなくて、事前に受け取れるんだ。

 毎年膨れ上がる参加人数。昨年は札幌から車で来る人たちが、渋滞で遅れてしまい、決められた場所に車を駐車しない、スタートも後ろに並ばないで割り込むなどの行動が目につきました。

 そんな反省からか、ナンバーカードの事前配布のほか、いくつかの変更点がありました。スタート地点の変更は、何年も前から私は訴えていた事です。湖畔の遊歩道は確かに景色がよくていいのですが、幅が狭くてロスタイムが多い。路面が玉石なので固くてフラットでなく足に負担。(写真参照)

 スタート後、時計回りをしてからUターンするコースが廃止で、代わりに湖畔中間で折り返しコースを設けました。それに関してはいろいろ意見があるようですが、私は良かったと感じています。まぁ、走ってみてどうなのか、結果報告で書きます。

 昨年までスタートは自己申告で整列ブロックに並んでましたが、今年は申込時に申告したタイムにより、ブロック分け。ブロックごとにナンバーカードの色分けがされたので、当日割り込み防止にはなることでしょう。

 Aブロック陸連登録、Bブロック3時間以内、Cブロック4時間以内、Dブロック4時間以上というスタートの分け方なのですが、私はなぜかBブロックのナンバーカードが届きました。まぁ、3時間を切れる人って、そんなにいるものではありません。ましてや陸連登録以外のサブスリーランナーなんて、もっと少ないのですから、Bブロックに入れる人をCブロックの上位から持って来たのでしょう。

 比率で考えれば、3時間半で区切るのが妥当かと思いますが、運営側は来年にこの経験を生かしてくれると思います。とにかく私はBブロックでスタートさせていただくので、例年よりストレスが軽減されるのは有り難いことです。

 冬から週末ごとに天気が悪い北海道。洞爺湖マラソンでは予想外に天気になってくれる事を願いましょう。