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第33回千歳JAL国際マラソン報告

 2013年6月2日、千歳JAL国際マラソンに出てきました。種目はフルマラソン。昨年同大会で3時間10分19秒の自己ベストを出したので、今回はそれを上回る9分台を目標にしました。

 結果を先に申し上げますと、3時間10分49秒。昨年よりちょうど30秒遅れとなってしまいました。なかなか10分の壁を越えられませんね。ただ、順位は50歳以上の部で16位と昨年より上がりました。とはいえ、北海道マラソンをターゲットにしている私にとっては、記録がほしかったですね。

 天気もよく、気温もほどほど。風も強くなく絶好のコンディション。会場が人で混雑しているのはいつもの事。スタート時には砂煙が舞い上がるほど。いつもの私なら、前半は抑え気味でイーブンペースで入るのに、ラップを読み返すと不安定な数字。

 折り返してからの下りは当然ペースアップ。岩内で現役フルマラソン最速のAさんに追い付いて「何で流しているの?」「いえ、めいっぱいですよ」と言いながらも、見るからにリラックスした余裕の動き。とはいえ、やはり「抜く」のはいいものです。Aさん、今年は走りこまないでね。

 34kのアスファルトに出る前で、「マラソンはこれからですよ~!粘って~!」と大きな声を出す女性。谷川真理さんでした。毎年ゲスト参加されていますが、今年はひざの手術をしたので、走れないとのこと。私の周りには人がいなかったので、その言葉は私が一人いただきました。ちゃんと「ありがとうございます」と返事をしましたよ。

 例年、34kからスパートをかけるのに、今年はちょっとだけしか上がっていきません。時計を見ても10分を切ることが出来るかその計算も出来なくなってしまう状態。頭に酸素が行かないのです。

 ともあれ、無事にゴールできました。このレベルで、あと9年後の北海道マラソンでサブスリーなんて、夢の夢だぞと自身に言い聞かせました。ひとつ収穫だったのは、皆最後は暑かったと言ってましたが、私はほとんど暑さは感じないで走る事が出来ました。

 林間のコースは毎年削ってはローラーをかけてとても走りやすくしてくれています。給水も、スポーツドリンク、水、スポンジと配列もリズムよくなり取りやすくなりました。いろんなところで、参加人数増加に対策を取ってくれていることを感じました。ボランティアの皆さん、ありがとうございました。