北海道マラソンを一週間後に備え、マラソンの話をしたいところですが、一週間前から緊張しては、また直前で熱を出しそうです。そこで、今回はプライベートな山のお話を。
毎年夏休みに家族を連れて登山に出かけているのですが、今年は東大雪のニペソツ山に登って来ました。子供の成長に合わせ、簡単に登れるところから始まり、昨年はトムラウシへと比較的体力を必要とする山行が出来るようになりました。
ニペソツ山の標高は2,013mで、今年の西暦の数字と同じ。すわなち、標高年の山だというのです。私から家族への押しつけではなく、妻からのリクエストです。数年前から確実に息子達と妻の脚力が逆転。これ以上差がつく前に、きつい山に登っておきたいという事です。
妻の荷物を子供たちと私で分配。歩き始める時は、小雨。途中雨が止んだものの、ニペソツの雄姿は見えず。結局は最後までうっすらとも景色は見えず。山頂の看板の写真を撮りに行ったようなものでしたが、不思議とつまらないという訳ではありません。
その天気の中でも登る「変人」は他にもいるもので、行き交う数人の人に、「山頂は快晴でしたか?」と冗談を言うと、ニヤッとして「そりゃ~、最高だった!」と。もちろん、何も見えずに自虐的に最高さという事ですよ。
糠平温泉にある今年出来たばかりの「ひがし大雪自然館」に行くと、ニペソツ山2013年記念登山証明書を名前入りで発行してくれます。興味のある方は是非登山して私に感想をお聞かせください。