月別アーカイブ: 2013年10月

銀行の古い封筒

 久しぶりに弊社の「昔懐かしシリーズ」。今日は銀行の古い封筒が出てきました。岩内信用金庫とたくぎんさんのものです。

 二つの銀行も今は名前がなくなってしまいましたね。岩内信用金庫は、北海信金と1997年10月に合併。北海道拓殖銀行(たくぎん)は、1998年11月に北洋銀行に事業譲渡。それらから、15年も過ぎてしまったのかという感じです。 

 北海道で生まれ育った者として、まさか拓銀さんがなくなるなんて、とだれしもが思っていましたね。岩内信用金庫も高卒で入った人は、まさか町外に転勤になる会社になるなんてと思ったことでしょう。

 あらあら、封筒のお話はどこに?子供のころはたくぎんさんのプラスチックの貯金箱などが記憶にあります。この封筒のように、私たちの世代では違和感なく見ますが、私たちの子供世代にとっては、何これ?と思ってしまうのでしょうね。

 

岩内第二中学校で深層水のお話

 先週、岩内第二中学校へ行き、海洋深層水をどのように使っているかをお話してきました。写真はその時のことを書いた、北海道新聞後志版の記事(平成25年10月26日版)です。

 中学1年生の総合学習で、テーマが「岩内海洋深層水をアピールする方法を考えよう」というものです。地域について理解をするとともに、創造的な考え方を身につけるということですが、高校生レベルでは?思いました。でも、生徒さん達の可能性をやる前から否定してはいけませんよね。

 新聞の写真は、私が生徒さん達に何を作る時に深層水を使っているか、などをお話している場面です。正直、やらされているという感じの子もいましたが、興味を持たせるのは私たちの使命。いつものごとく、終わってから私の話し方が下手だったなぁ~という反省。

 今年来られた熱心なY先生が中心になって行動しているようです。いいですね。こういった試みはどんどんやるべきと私は考えていますので、出来る限り応援したいと思います。発表会がとても楽しみです。

第44回黒松内町内一周駅伝大会の報告

 昨年2012年、ニセコ東急の友人に誘われて初めて参加した黒松内町の駅伝大会。今年2013年も先週(10月20日)参加してきました。合計7区からなる42.195km。

 カテゴリーは、一般の部、シニア(40歳以上)の部、レディースの部に分かれます。私はもちろんシニアの部で、3区6.4kmを担当することになりました。今年は2区が真正面の強い向かい風。私の3区は追い風でしたので、少し楽をさせてもらいました。

 一般の部が21チーム、シニアが5チーム、レディースが2チームの参加。南は函館、北は札幌からが一番遠い場所からの参加。そして、なんと岩内からも1チーム出ていました。残念ながら、私は知らない方たちでチーム編成されていたようです。

 開会式に集まる面々を見ると、大学生が多いなという感じ。肌寒いのに、ランシャツ、ランパン姿で、いかにも大学駅伝という雰囲気。そんな中に、50代のおじさんがいてもいいの?なんて思ってしまいます。

 3区から4区の中継点で、1位から20分経過で繰り上げスタートに。今年はトップチームがかなりのスピードだったので、多くのチームが本来の赤のタスキではなく、黄色のタスキになってしまいました。(写真は繰上げスタート時)

 私の走った3区は途中農家のおばちゃんや有名なお豆腐屋さん夫婦が応援してくれました。でも、出会ったのは合計5人だったかな?他の区間では、一人も「人間」と会わなかったところもあったようです。

 参加チームが少なくなっているのは、ちょっと都会から遠いからでしょうか?歴史ある駅伝ですから、多くのチームが参加してほしいですね。私は前後の間隔がかなり開いていたので、抜きも抜かれもされませんでした。参加チームがたくさんあって、駅伝特有の競り合う場面があるほうが、やはり面白いですよね。

 一般2チーム、レディース1チームの合計4チームで参加した、「ニセコひらふどんがめチーム」。夜は恒例のアルペンホテルで温泉と反省会と称した打上。昨年この大会で知り合った人が、他のマラソン大会で声をかけてくれたり、人のつながりが広がりました。チームのみなさん、ありがとうございました。

 

電気保安協会の情報誌に紹介されました

 北海道電気保安協会が発行する情報誌「でんき保安」という冊子の2013年初冬号(No.430)に弊社の節電対策の事例が紹介されました。

 平成24年度北国の省エネ・新エネ大賞“節電部門”で大賞に選ばれたことは、こちらでも紹介いたしました。その省エネがどのように行われたのかを会社の紹介とともに、電気保安協会の担当者のコメント、私のコメントなどを載せて紹介しています。

 何度も省エネについて書いていますが、やってみるとそれまで何て無駄なことをしていたんだろうと恥ずかしくなってしまうというのが本音です。

 ちょっとした考え方を変えたり、従業員と相談したり、業者さんと相談したり、やってみると固定観念が省エネを邪魔していたなんてことがあります。同業者のみなさん、アドバイスいたしますよ。でも、コンサル料、ちょっとちょうだいね~。

10月の刀掛岩

 写真は平成25年10月20日の岩内町雷電の刀掛岩です。岩肌にある樹木の葉が紅葉真っ盛りです。何度かこのブログで、刀掛岩について書いていますが、昔はたくさんの人が観光で・・・としか書けないのが残念です。

 岩内町の温泉と言えば、円山地区が開発される前は、雷電地区の温泉だけでした。40年ほど前は、各種会合などは、町内から12kmほど離れたこの場所がよく使われていたものです。

 残念ながら今は、ホテル雷電、観光加藤などの温泉宿はすべて営業をやめてしまいました。ここから山奥に入った朝日温泉は、ニセコ連山の端に位置し、秘湯として人気スポットでした。しかし、ここもたび重なる自然災害により、現在は営業しておりません。

 口ぐちに昔はよかった、という声が聞こえそうですが、これもまた時代の流れ。人々が温泉宿に求める価値観も変わってしまったのですから、しょうがないですね。私が言えるのは、この刀掛岩の姿は、40年前と変わっていませんよと。四季の変化の刀掛岩、たまには通り過ぎずに、そんな時代の流れを感じながら、ご覧ください。

いわない あきんど(あ!金 土)市 がありました

 商店街のシャッター通り化が地方ではどんどん進んでいる中、どうにかして活性化しようとがんばっている所もあります。岩内町では、商工会議所が中心となって、軽トラ市を行ったりしていますが、また違った試みがありました。

 その名は『あんきど市』。あ!金 土 という語呂合わせですね。金曜日と土曜日に、言うなれば、参加商店による特定商品の売り出しと思っていただければいいようです。商店だけでなく、飲食店ではメニューの一部を値引したりします。

 平成25年9月に第一回目が開催されました。先週末10月18日、19日は第2回目。11月は15日(金)、16日(土)と予定がすでに決まっています。前日の新聞折り込みチラシが入ります。参加しているお店は、写真のように、紺色の大きな “のれん” が掲げてあります。 

 単なる安売りではなく、ちょっと工夫した商品などがあれば、ちょっと行ってみようかな?なんて思ったりしますよね。写真は岩内の老舗喫茶店「さぼ~る」さん。チョコパフェがいつもよりお安くなっているのを見て、私の妻は「パフェを食べる口実になる」と言っておりました。なるほど。

 ということで、来月開催の時は、岩内の方だけでなく、都会の方も是非岩内に来て、暖かく着こんで商店街を歩いてみてください。

第36回岩内町民ロードレースの報告

 平成25年10月14日体育の日に岩内運動公園で、毎年恒例の町民ロードレースが行われました。小学生から一般まで1km~3.3kmの種目があり、学年別、年齢別の表彰があります。

 私は昨年まで41歳から50歳までの部でしたが、今年は51歳から60歳までの部に昇格(?)。当然のごとく、私以外はそのカテゴリーでは参加ぜす。表彰台もさみしく一人で登りました。

 中学生以上社会人は3.3kmを同時に走ります。残念ながら、高校生は一人も参加せず。中学生も、部活で強制的に参加させられている子がほとんどでした。一方、社会人男子は8人。部活の先生自ら参加される方もいて、表彰で先生の名前が呼ばれると、学生たちから「オォー!」と歓声が上ってました。

 レースは、私と中学3年生1人と最後までもつれる状態。ラスト300mで私が前に出ましたが、ラスト50mであっさり追い越されました。レース後に彼に聞くと、「速いペースだったので、着いてくことにしました」と。最後のラストスパートは、このおじさんはできませんので、冷静な判断でした。「それで正解だね」とほめてあげました。

 参加資格は、町内在住か、町内で働いている人。最近、町内でも走っている方をよく見かけるようになりましたので、一般の方ももう少し参加されてもいいのではと思います。学生さんと一緒に走れるだけでも、私は幸せに感じますよ。まして、「○○の父さん!、がんばれー!」なんて声援をもらったら、照れますけど、嬉しいものです。

 記録は11分51秒。4年前の初参加が12分20秒でして、毎年ちょっとずつ速くなっています。この年齢でも、まだ速くなれるのですから、走り始めた皆さんなら、もっと速くなりますよ。来年はぜひご参加を。

 写真は小学生のスタート直後。這いつくばって写真を撮っているのが、北海道新聞の記者です。後日、この角度の写真が後志版に掲載されていました。

平成25年度小樽商科大学公開講座のご案内

 岩内町教育委員会が主催する、小樽商科大学公開講座というものが毎年この時期に開催されます。小樽商科大学の講師を招いて、岩内町民に1時間半ほどの簡単な講義をするというもの。

 今年は「海のくらしと法律」というタイトルがついています。このタイトルを読んで、後ずさりするのは何も読者の皆様だけではありません。私も正直、逃げますね。でも、サブタイトルがついています。『気楽に「法律」の話を聞いてみよう!』

 前評判では、面白く興味が湧くようなお話をしてくれるようです。そういえば、昨年のタイトルは「経営」についてでしたが、一般の方が聞いても面白いのではないかという内容でした。

 無料でお話を聞かせていただけるのですから、お時間にゆとりがある年配の方だけでなく、若い方にも是非聞いてほしいなと思います。毎年プロ野球のクライマックスシリーズにぶつかるんですよね。8時には終わりますから、一緒に行きましょうよ。

  • 日時 平成25年10月23日(水) 午後6時30分~
  • 場所 岩内地方文化センター2階会議室
  • 講師 小樽商科大学准教授 南 健悟氏

第51回北海道食品衛生大会で表彰

 平成25年9月11日札幌のホテルで公益社団法人北海道食品衛生協会主催の「北海道食品衛生大会」で、弊社が食品衛生優良店舗として選ばれ、知事表彰を受けました。関係者の皆様、ありがとうございます。

 堅苦しい言葉ばかりが並んでしまいました。選定基準などわかりませんが、とにかくもらえるものはもらっておきましょうと。51回も続いているのですから、それなりの歴史背景がありますね。

 食品工場にはHACCP認定などの厳密な審査のうえで与えられるものがありますが、今回の受賞は少し曖昧な選定のようですね。いずれにせよ、私たち食品を作る立場にあっては、日々衛生管理に気をつけて、生産活動をしなければならないと思っています。

 また堅いことを言ってしまいました。写真をご覧ください。楯や賞状など、ちょっとは今時のものにしてみては?と思うのは私だけでしょうか?もらっておいてそんな事を言ったらバチが当たりますね。でも、本音は花より団子だなぁ~。

ポスフール岩内店跡が福祉施設に

 岩内町の真ん中に位置するスーパー、ポスフール店舗跡地は、2007年の閉店後、何も利用されないままでいました。このたび留萌の企業が買い取り、介護付き有料老人ホームに改築すると、9月の北海道新聞に書かれてありました。

 街の中心にあったスーパーがなくなった理由は、郊外店にマックスバリューが出来、そちらに人が流れてしまったという意見が多いです。同じくニセコストアーという前進をもつダイエーの店舗もなくなってしまった記憶もまだ新しいです。その後、昔の協会病院跡地にスーパーラッキーが新築され、営業をしているのが現在です。

 ポスフールのずっと昔、私が小学生だった時は、この場所は缶詰工場があり、甘酸っぱいスイートコーンの臭いが立ち込めていました。その工場が移転し、1979年ヤマダイというスーパーから始まり、ホクホー、ニチイ、サティー、ポスフールと店名も変化してきました。

 坂の中腹にあり、店舗の上が駐車場で、その坂を初めて運転するお母さんたちはちょっと怖い思いをしたことがあるでしょう。食品工場→スーパー→福祉施設、と時代の流れをここでも感じてしまいます。ただ、これによって人が少しでも増え、街中に歩く人が増えてくれればと願います。