岩内町の真ん中に位置するスーパー、ポスフール店舗跡地は、2007年の閉店後、何も利用されないままでいました。このたび留萌の企業が買い取り、介護付き有料老人ホームに改築すると、9月の北海道新聞に書かれてありました。
街の中心にあったスーパーがなくなった理由は、郊外店にマックスバリューが出来、そちらに人が流れてしまったという意見が多いです。同じくニセコストアーという前進をもつダイエーの店舗もなくなってしまった記憶もまだ新しいです。その後、昔の協会病院跡地にスーパーラッキーが新築され、営業をしているのが現在です。
ポスフールのずっと昔、私が小学生だった時は、この場所は缶詰工場があり、甘酸っぱいスイートコーンの臭いが立ち込めていました。その工場が移転し、1979年ヤマダイというスーパーから始まり、ホクホー、ニチイ、サティー、ポスフールと店名も変化してきました。
坂の中腹にあり、店舗の上が駐車場で、その坂を初めて運転するお母さんたちはちょっと怖い思いをしたことがあるでしょう。食品工場→スーパー→福祉施設、と時代の流れをここでも感じてしまいます。ただ、これによって人が少しでも増え、街中に歩く人が増えてくれればと願います。