マラソン大会当日、何かを忘れてしまい焦った、なんて経験はありませんか?先週の日曜日、私は石狩の厚田で行われる濃昼(ごきびる)トレラン30kmのレースに出る予定でしたが、トレランシューズを忘れてレースに出ることができませんでした。マラソン用語でDNS(DidNotStart)。
数日前らかの天気予報では、当日風雨が強くなるとのこと。衣類をどうするか、終わった後の温泉セット、コンタクトレンズなどの用意は万全。・・・と思っていました。
当日朝は、4時起床の4時45分出発と予定してました。車に荷物を積み込んでいると、新聞配達が来て、その新聞を玄関でさっと目を通しました。その時、最後にトレランシューズを積むのを忘れてしまったのです。
気がついたのは、小樽を過ぎた頃。家に電話すると、やはり玄関に残されていました。戻ってまた出かけると、スタートから1時間遅れ。レースは中間点3時間で関門閉鎖。間に合う。と思ったのですが、念のため大会事務局に問い合わせをしたところ、キッズレースのスタートがあり、混乱の恐れがあるということで、遅延スタートは認められないとのこと。
問い合わせの時点で、すべて事務局の指示に従いますと前置きをつけました。一人の我がままを聞いて、全体の安全面などに影響を与えてはいけないと思ったからです。「残念ながら・・・・認められません」と丁寧に説明を受けたので、了解しました。
しかし、おバカさんですよね。他のものならまだしも、体の一部といっていいシューズを忘れるなんて。運転の時に使用していたシューズはスニーカーですが、山道を走るには危険すぎます。まぁ、忘れ物をするのは、走る前から負けているという事でしょう。
でもね、初めて走ることができるコース、違う大会で知り合った人とも再会できるのが、楽しみだったのになぁ~。記録は伸びても、おつむの中は退化しているようです。
前日レース前ということで、たくさん食べたエネルギーを消費しなくてはなりません。ということで、忘れたシューズを履いて岩内岳山頂まで駆けてきました。写真は10月27日のものです。