月別アーカイブ: 2014年2月

昭和30年頃の岩内駅

“八王子の山崎さん”から昨年末に2枚の写真をいただきました。1枚は以前ご紹介をした岩内バスターミナルの写真。もう一枚は、今日ご紹介をする、国鉄岩内駅の降車口の風景です。

汽車が到着すると、人がどっとあふれ出るので、降車口は広くなっていたのを思い出しました。奥にはSLの煙突が見えるので、私が生まれる前の昭和30年前半であると想像できます。

人が出てくる左側は待合室と駅の事務所がありました。冬は大きなダルマストーブがあって、ストーブを囲むように黒光りをした木の長椅子があったと思います。

50代以上の皆さんにとって、この写真は当時の岩内の風景や国鉄岩内駅の思い出を呼び起こす、呼び水になるのではないでしょうか?

八王子の山崎さん、貴重なお写真ありがとうございました。

節分の豆は落花生?

 節分の風習、豆まき。みなさんの家では今でも豆まきをしているでしょうか?子供が小さな時はやっていても、子供が大きくなるに従って、豆をまく儀式をやらなくなるご家庭が多いと思います。

 さて、節分にまく豆ですが、私が小さな頃(45年ほど前)は母が乾燥大豆を豆まきに使い、終わった後はフライパンで煎って年の数だけ食べました。不思議なもので、小さな頃は年の数はすぐ食べきってしまうのに、それなりの年になると「まだ食べなきゃならないの?」と思ってしまいます。

 今は大豆ではなく、落花生をまくのが一般的のようです。これはご家庭によって違いがあるでしょうが、スーパーの広告を見る限り、節分といえば落花生のようです。「雪の中でも落花生なら拾いやすい」「食べ物が粗末にならない」「大豆は夏の豆だが、落花生は秋冬の豆。カロリーも高いので寒い地域で好まれる」というのが、理由のようですが、北海道ならではの合理的、新しいものを受け入れやすいという気質が底辺にあるのでしょう。

 季節の変わり目に邪気が生じ、それを追い払うために行う儀式。でも、福は内、売上は内~と叫びたくなるのが本音。こんな邪心(邪気)だからダメなのでしょうね。自身に向かって鬼は外~と落花生をぶつけるといたしますか。