月別アーカイブ: 2014年3月

春を感じる新道路

岩内共和道路が2014年3月23日に開通しました。これから春の風景を感じるには絶好の道路だと思うので、ちょっとご案内を。

写真は共和町から岩内町へ向かう途中です。共和町前田付近からの風景です。道路はほぼ直線ですが、多少のアップダウンがあります。ですから、前方まっすぐに道が延びていることを感じることができます。

今は田んぼが雪で覆われていますが、雪解けを急ぐ農家が融雪剤をまいたり、ショベルで雪を掘り起こしたりしているのを見ることができます。南にはニセコ連峰が青空の下、白く連なっている景色は大雪山系ほどの迫力はないものの、美しさは素晴らしいものがあります。

これから5月の連休にかけて、共和町の農家さんたちは、ビニールハウスでらいでんメロン栽培に追われることでしょう。どうですか?新しい道を走りながら、そんな岩宇(がんう)地方の風景を楽しみに来られませんか?もちろんお土産は一八の商品で。

岩内第二中学生アイディアの深層水鍋

2014年3月21日(祝)に行われた、春の深層水まつり。この時期にお客は来るの?と思いながら、顔を出すと、なんとたくさんの人でにぎわっていました。

写真は一杯100円の深層水鍋です。岩内第二中学の生徒さんが深層水を使った商品開発を、総合学習の中で行ったことは以前もここで紹介させていただきました。その発表の一つに「深層水鍋」というものがあり、サポートセンター職員が具体化しました。

味付けは深層水と水。出汁にカナガシラを使い、具にはタツカマなどが贅沢に入っていました。これ一杯で100円とは、原価割れ必至でしょうが、スケソの鱗が取れていなかったことを除けば、とってもおいしかったです。

予想外の人の出は、子供たちに集客を絞った点にあるでしょう。この時期はイベントが少ないこと、子供が喜ぶゲーム、体験などが良かったと思います。サポートセンターに勤務する小さなお子さんを持っている若い人の意見が取り入れられたとのこと。子供が来るには親もついてきますからね。

「どうせ人は来ない」「この時期に来るわけない」など、やる前から否定する言葉は打ち消されましたね。何事もやってみなければわからない。若い人には、失敗を恐れず、どんどんトライしてほしいと思います。

岩内共和道路開通

このブログでも何度か紹介をさせていただいている、岩内共和道路が2014年3月23日午前11時に開通しました。全線は国富までの7.6kmですが、今回は手前の幌似までの6.5kmの開通です。(詳しくはこちら)

今までの国道276号はアップダウンが多く、何より地吹雪がものすごくて、前の車のテールランプすら見えなくなるなんてこともよくありました。新しい道路は、防雪柵と防雪林の組み合わせにより、視界確保ができているとのことです。

弊社がある大浜地区はこの道路に近いので、今までの276号を使うよりは便利になります。将来的には、小樽と黒松内を結ぶ高速道路(建設中と計画中)に結び付ける予定になっているようです。

旧国鉄岩内線跡地を利用したこの岩内共和道路。先日さっそく利用しましたが、自動車専用の高速道路と勘違いしそうになります。途中、交差点などもあるので注意が必要です。快適に走れるからと言って、スピードの出しすぎには注意しましょうね。もちろん私は鏡に向かって言ってます。

写真は共和町梨野舞納地区の分岐点で、新道路が開通する前のものです。今は、看板の白い部分がはがされており、まっすぐ進めば共和町幌似に行けます。

第50回全国水産物大手荷受荷主取引懇談会

こんな堅苦しいタイトルでは、最初から引かれてしまいそうですね。先日、全国の市場と北海道の水産物を扱う企業が集まる会合に出席してきました。

残念なことに、全国にある市場という存在感が、年を追って薄れています。さまざまな流通形態が出てきたために、市場に商品を送り、安い高いにこだわらなければ、現金化してくれたという時代はすでに終わっています。

この取引懇談会も、形骸化していることは否定できません。ただ、業界を牽引している経営者と話ができることは、とてもありがたいことです。

現在の弊社は「大手」と呼ぶにはふさわしくない企業規模ですが、本州市場の役員さんに「昔は取引あったんだよな」なんて言葉をかけていただくと、企業の歴史があるというのはありがたいと感じます。そう、今年弊社は創業100年となります。

田中酒蔵「春の美味いもん市」

小樽の 田中酒造亀甲蔵で、2014年3月20日(木)~23日(日)の間、「春の美味いもん市」が開催されます。小樽市、石狩市、後志の地場にこだわるおいしい商品が集まっています。その中に弊社の「にしんのおかげ」が入っています。

会場の亀甲蔵は、明治38年頃(1905年頃)に建てられた石倉倉庫群で小樽の歴史的建造物に指定されています。アンティークな雰囲気の建物の2階に今回の商品が並べられています。

21日はHBC(北海道放送)のテレビ取材、生放送が入るそうです。15時50分からの今日ドキッ!という番組で、リポーターがご飯の入ったお茶碗を持っての取材で、どの商品が取り上げられるか、まったくわからないということです。担当の高松さんはちょっと不安な様子。でも、女性のみなさん、彼はイケメンですから必見ですよ。

今回は弊社から「にしんのおかげ」の他に、「にしん伝心」も扱っていただいています。大試食会と銘打っていますので、ぜひ皆さまもいろいろと食べ比べをしてみてください。

春の深層水まつり

2014年3月31日(金)春分の日、岩内地場産業サポートセンターにおいて、「春の深層水まつり」という催しがあります。今まで、夏に行われていた「深層水まつり」。それを複数回開催する試みがなされています。

夏の場合は、駐車場に特設テントを張って、私たち業者が物販も行っていましたが、今回はサポートセンター建物の中だけで行われるようです。そりゃそうですよね。いくら春めいてきたといっても、岩内の3月はまだまだ冬景色ですもの。

深層水の無料分水はいつもの通り。そのほか、昨年岩内第二中学校生徒さんが、深層水を使った商品開発の発表をしてくれました。その中の一つに深層水鍋というものがあり、今回は、それを実際に作り、一杯100円で販売するようです。

いつも、サポートセンターまで遠いという意見があります。車を持っていない方にとっては、深層水を使ってみたくても、なかなか運ぶのが大変ですよね。もし、そんなご意見などあったら、当日来られて職員さんにお話してみるといいと思います。ユーザーの声は何より大切ですからね。

岩内町役場がすっきり?

写真は、岩内町役場の現在の庁舎です。新しい庁舎の建設は順調に進んでいるようですが、2015年1月完成予定、供用開始は5月とのことですので、この古い庁舎はあと1年ということになりますね。

先日、役場の2階経済部にお邪魔したときに、ちょっとした変化に気がつきました。ずいぶん空間ができて、人が少なく感じたのです。よく聞くと、余計な書棚などがなくなって、広くなったとのこと。人の数は同じだと。

公文書ファイリングシステムを導入し、情報公開などで要求された書類を担当者不在でも短時間で取り出すことができるようになったとのことです。机の上もすっきり。

てっきり来年の引っ越しに備えて、書類を別のところに移動したのかと思いました。「探す」という行為は、生産現場においてはマイナス要素でしかないわけですから、必要なものをタイムリーに、誰でも行えるというのは、いいことだと思います。

後は、対人間のいろいろな町民サービス向上もよろしくお願いしますね。一言多かった?

いわないスキー場のかまくらカフェ

ニセコいわない国際スキー場の今シーズンの営業もそろそろ終盤となってきました。2014年3月16日(日)は、「みんな集まれ!かまくらcafe」というイベントが行われます。【こちらではカラー版

大きなかまくらでは、ホットチョコレートやコーンポタージュが無料で飲むことが出来るようですよ。無料と言っても、大の大人が何杯も飲んではいけません。子供たちが主役であることをお忘れなく。

みなさん、かまくらを作った経験はありますか?私は子供のころ、雪遊びが大好きでしたので、もちろん作りました。でも、危ないということで、大人に壊されてしまったことがあります。

いわないスキー場に登場するかまくらは、運動会で使う大玉を利用して作るんですって。詳しくは、役場の松田さんが岩内スキー場に関して詳しく書いた立派なレポートがありますので、こちらをぜひご一読を。

小さなお子様がいるご家族は、いわないスキー場にGO!です。雪をいやだと思わず、楽しむ気持ちを持つのがいいですよね~。

四つのかぶりキャラ

岩内海産商協同組合青年部が、2月に大阪のシーフードショーに出展するというお話をいたしましたが、無事に身欠にしんや釣たらこをアピールして帰ってきたようです。

出展に際し、目立つためのかぶりキャラを作って行きました。たら丸、べに子、にしんが八兵衛、そしてニューキャラの「たらっこ」たらことラッコを掛け合わせたキャラクターで、たらこの紅色のラッコです。

青年部のメンバーに詳しく聞いていないので、なんでラッコなのかはわかりませんが、これらのキャラクターを帽子のようにかぶり、展示会でアピールするには、なかなかいいと思います。

脂ぎった青年部のメンバーの汗がしみこむ前に、私も使ってみたいなと思っています。これらキャラクターに登場してほしいと思ったら、お声掛けください。

無人駅の小沢駅にノート

岩内から札幌や千歳などに出張される方は、多くの方は乗用車を使うと思います。交通機関を使う場合は、岩内発札幌行きの高速バスを使うのが一般的ですが、始発で6時25分(冬期は6時18分)札幌着が9時となります。

それより早く札幌に着きたい場合は、岩内から14km離れた小沢駅まで車で送ってもらい、そこから汽車(電車にあらず)に乗って行きます。先日、私はその手段で小沢駅を利用しましたが、無人駅となった小沢駅の小さな待合室に小さなノートを発見。そのノートが昔風のアナログ感たっぷりのものだったので、ご紹介したくなりました。

ノートはいつも利用している若者が勝手に置いたようです。ビニール袋にノートと筆記用具も入っています。よく旅人の宿などには、この手のノートがあり、だれともなくその時の心境などを書きつづったものがありましたよね。今はブログやフェイスブックなどといったデジタルの表現の場にとって代わった感があります。

「徒歩で日本一周をしている最中」、「また来たい」、「東北人の住む場所はやはり東北、もう来ることはないだろう・・」などと読んでいると、その人の人生の裏側を感じてしまいます。汽車が来るまでのちょっとした時間ですが、忘れていたものを思い出した時間でした。