月別アーカイブ: 2014年4月

少なくなった鯉のぼり

5月5日の子供の日が近づき、鯉のぼりを上げているご家庭はあるでしょうか?昔はたくさんの鯉のぼりが街中を泳いでいたものですが、今では岩内町の中でもようやく探してあったという感じです。

写真は弊社のご近所さんの鯉のぼりです。このように、高い支柱に鯉のぼりを取り付ける方は少なくなりました。隣の共和町など農家のお宅では、何匹もつけてある大きなものをまだ見かけることができますが、一昔に比べると、その数は激減です。

私の記憶では、大きな柱に旗の掲揚のごとく朝に鯉のぼりをひもを引っ張って上げ、夜になると降ろしてと繰り返したものです。それが子供の仕事でもありました。今だったら、「めんどくさっ」の一言で終わるでしょう。

古くなった鯉のぼりを集めて川にロープを張って泳がせるという風景も、最近のニュースで取り上げられています。札幌の定山渓や小樽の勝納川でも見られるようです。

時代が変化しているのだから、各家庭で鯉のぼりを上げることが少なくなるのは致し方ないところ。でも、子供に元気よく育ってほしいという気持ちは、時代が変わろうとも同じですよね。

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一気に春の陽気

先週末から日中の気温がどんどん上がり、20℃を超える日が続きました。大型連休に入り、今年は天気の大きな崩れもなさそうなので、いい行楽日和になりそうです。

街中の雪の堆積場所はまだ残っているものの、あと数日というカウントダウンの状態です。代わって、草が満を持したように緑色の勢力を拡大しています。

写真は歩道の縁石の切れ目から生え出たたんぽぽです。毎年この生命力には驚かされます。この陽気のせいで、たんぽぽだけではなく、つくしなどもニョキニョキと成長しています。

連休中に岩内町では桜が咲くかもしれません。3日から6日の連休は各地でいろいろなイベントがあるようです。岩内ももちろんイベントが目白押しですので、ぜひいらしてください。

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2014年伊達ハーフマラソンの報告

素晴らしい天候のもと、気温もほどほどで寒さも感じず行われた「第27回伊達ハーフマラソン」を走ってきました。北海道のマラソンシーズン幕開けとなる大会です。

結果は1時間32分12秒で、50代男子の部65位(481人中)でした。うーん、やっぱりこの大会は30分を切ることができない。4月に入ってから練習再開したって、こんなものだよと思い知らされるわけです。それはそうで、冬の間も地道に走りこんでいる人に申し訳ないですもの。

スタートの整列は20分前からたくさんの人。皆さん、気合いの入れ方が違うなぁ~と感じつつ1時間40分以内の枠の後部に立ちました。この場所でスタートのロスタイムは30秒。これは後ろ過ぎました。コース4km過ぎのサイクリングロードになってから、追い越す人を、ひとり・ふたり・さんにん・・・と数えながら走りました。その数100人以上。

後半、ペースアップするいつもの展開。毎年強風で走るのが大変な場所も、今年はそれほど感じない走りやすい日でした。ということは、周りの人も走りやすいと感じているのですね。

今回は地元岩内町から、ランニングを始めて2年目のKさん同行。彼は小樽の自己ベスト1時間55分を1分短縮したのに、できれば50分を切りたかったという表情。気持ちはわかるけど、ハーフで5分縮めるためには、キロ10秒ペースを上げなければならないのですから、まずはよしとしましょう。そして、次の小樽に向けて、ステップアップしたトレーニングですよ。

ということで、今年も始まった北海道のマラソンシーズン。年を追うごとにいかに故障しないかということがテーマになっています。無事予定通りの練習ができますように。そして、次の大会でお会いしましょう。

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岩内町の場所って?

いつもこのブログを読んでいただいてる皆様には、「何を今さら」というタイトルです。連休を前に、北海道の道の駅スタンプラリーで岩内に来る方もいるでしょうから、再確認しましょう。

「岩内町って知ってる?」「ああ、北海道の上のほうにあるでしょ?」「ちがうちがうあれは稚内」なんて会話を都会ではよくしておりました。

積丹半島の東の付け根にあるのが余市町。西の付け根にあるのが岩内町。積丹半島と知床半島の違いもわからない方も、過去何人も私は出会っています。

小樽から西へ60km。札幌から西へ100km。西ってどっち?地図の左側。100kmってどれくらい?東京からだと沼津、水戸といったところでしょうかね。

ところで、岩内町って、「いわないちょう」と読みます。昔私が高校生だったとき、ラジオ関東という局の某番組に投稿すると必ず私の書いた文が読まれていました。そのとき、「北海道いわうちちょうの○○さんから」と読まれていたんです。

脱線しました。連休は岩内町へ。写真はいわない道の駅外にある道案内の看板です。

山の雪はまだまだたっぷり

5月の連休をあと一週間で迎えることになりますが、山の雪解けはなかなか進んでいないようです。写真(2014年4月13日撮影)でもおわかりのように、スキー場のコースがまだ白いままなんです。普通の年ですと4月にもなれば、部分的に黒い部分が出てくるものです。

雪が多かったからか、気温が低いからか。雨が少ないことも理由の一つに挙げられます。4月の第2週目でも朝、うっすら雪が降ったこともありましたから、山では雪が積もったことでしょう。

行楽シーズンを前に、岩内町にとってニセコを結ぶニセコパノラマラインの開通が観光客の入りに左右されます。飲食店、お土産屋さんは、このルートが早く開通してくれることを願っています。

昨年の4月に比べると、青空が広がって夕日もきれいな日が多いと感じます。なにはともあれ、たとえパノラマラインがまだ開通していなくとも、岩内のファンの皆様は岩内に来てくれますよね。

コープさっぽろのCho-co-ttoに、にしん特集

コープさっぽろが発行しているCho-co-ttoという月刊情報誌があります。2014年4月号は「にしん」の特集が掲載されています。生ニシン、身欠にしんのレシピの他、ニシンの卸し方やニシンの豆知識なども載っています。

これはぜひたくさんの人に読んでもらいたいと思い、編集部に電話をして、この冊子をブログで写真付きで紹介してもいいかを尋ねました。対応していただいたのは、Sさん。私は身欠にしんの生産者であることを言うと、とても喜んでくださり、ぜひ載せてくださいと。そして、先日のSTVテレビの「たびばん」も見て「美味しそう!」と言ってくださいました。

冊子の中には、にしんの3枚卸しの方法の写真つき解説も。まな板の上に新聞紙を敷いて処理すると書かれてあるのは、私たちニシンを毎日扱っている者からすると、ちょっと笑っちゃいます。でも、主婦の目線からすると台所の事情をよく理解しているなと。逆を言えば、私たちはこの消費者心理をもっと勉強すべきなんだろうなと。

まだ店頭にのこっているかわかりませんが、もし見かけたらぜひ「熟読」されて、ニシンを好きになってください。4月号の冊子の表紙には、きっと「にしん」が大好きになります。と書かれてあります。編集者の皆さま、とっても良くできたニシン特集でした。ありがとうございます。

毎月1日に発行。宅配のトドックを利用している方に配布。COOPさっぽろの店舗にも置いてあるはずです。無料です。

2014年のあきんど市の予定です

岩内町の商店街活性化のイベントとして昨年から始まった「あきんど(あ!金・土)市」。今年のスケジュールが決まりましたとチラシが届きました。

毎月第3金曜・土曜日になります。4月は今日、明日ということになります。目玉商品がお安く購入できたり、イベントならではの商品があったり、回を重ねるたびにお店の工夫がされているのがわかります。

ただ、チラシを見てこれはいいぞと買いに行くと、すでに売り切れなんて商品もあります。せっかく来ていただいた新規のお客様をがっかりさせないという仕組みも必要かもしれません。

岩内町のお店で買い物を、という触れ込みですが、町外の皆さまにも楽しんでもらえる努力も必要ですね。これら情報はいわない道の駅「たら丸館」に来て情報を集めてください。ちなみに、弊社一八でもイベントには参加しておりませんが、ご来店いただくと掘り出し物が用意されております。来てね。

影絵のような夕景

会社周辺の残雪もようやくなくなり、今度はうす緑の植物が息を吹き返してきています。朝晩の冷え込みも水たまりに氷が張るほどではなくなってきています。

ランニングをしていると、この時期だけ見ることができる景色があります。見慣れた風景だけど、ちょっと違う。何が?写真をご覧ください。太陽はとっくに海に落ちていますが、青とオレンジ色のグラデーション。それを林ごしに見る風景。私の好きな画です。

夏と違うのは、木々に葉が一枚もついていないので、小枝が毛細血管のように入り組んでいるのがわかります。写真の真ん中は海ですよ。この場所がわかりますか?岩内第一中学校の上のとある場所です。今度探してみてください。

携帯のカメラで撮ったものですので、プロが撮ったらきっともっと美しい写真になることでしょう。岩内には何もない?とんでもない。こんな自然のきれいな風景があちこちにあります。住んでいる人は当たり前すぎて気がつかないだけですよ。

北海道新聞社会面に一八の身欠にしん

ここ数年、マスコミに登場する機会が何度もありましたが、不思議なことに一つ出ると次の取材が続くことが多いです。今回も、HBCテレビ(田中酒蔵美味いもん市)、STVテレビ(たびばん)と続き、2014年4月11日(金)付の北海道新聞社会面に弊社が取り上げられました。

内容は身欠にしん製造は今がピークという内容。北海道新聞社の本社から来られたHさんの名刺の肩書は「写真記者」。「うわぁーすごい」「いいですねぇ~」「美味しそう~」など言いながら撮影されていました。

岩内の水産加工屋さんが作る身欠にしんのほとんどは本州市場へと出荷されます。本州では、竹の子などの山菜と一緒に炊き込む郷土料理が多く、この時期需要が高まります。

カメラマン本人がどの写真を掲載するか、またどの紙面に載せるという決定権はないとのこと。取材した10日の夜9時過ぎに電話がかかってきて、「明日の朝刊に載せることになりました」と。

おかげさまで、身欠にしんのいい色が出た写真が掲載され、翌日はお問合わせ、地方発送の依頼の電話が事務所に鳴り響きました。これを読んでいる皆さまも、食べたくなりましたよね~。ご注文、お待ちしております。

冬眠あけのランニング

このブログは「日曜日はマラソンのこと」と書いておきながら、冬の間は話題をお休みさせていただいておりました。またマラソンシーズンが始まりますので、ぼちぼちと日曜日に書かせていただきます。

毎年、雪のシーズン中は私はロードを走ることはいたしません。雪がなくなって走り始めるのですが、毎年もっと早くに走り始めればよかったと後悔しています。今年も同じように、ゆっくりペースから少しずつ体をならしていきますが、加齢の影響か、毎年体が戻るまでに時間がかかるようになってきました。まぁ、しょうがないですね、こればかりは。

さて、4月7日に北海道マラソンの受付がありましたね。募集人数が1,000人増えて13,000人。それでも初日で埋まってしまったようです。まさか職場のPCや、仕事中に隠れてスマホからエントリーした方はいませんよね。11,000円になってもこんなに人気がある大会だなんて、マラソンブームという言葉で終わるのか、将来もずっとこんな感じなのか、どうなっちゃうんでしょう?

冬場のスポーツでスキーをしていますが、使う筋肉はランニングとはやっぱり違うぞと身にしみています。今の季節、まだまだ寒くて帽子手袋をしています。寒いときに体が温まらないで走るとけが、故障のもと。みなさん、気をつけましょう。

写真は北海道新聞3月5日付のものです。4月に入ってからは、道新のタイトル下に「北海道マラソンまであと○日と出ていました。お願いだから、申し込みをあおらないで、と願っていたのは私だけでしょうか?