2014年5月18日、第40回記念洞爺湖マラソンがありました。いつの間にか、今回で11回目の参加になります。
前日は峠で雪が降るニュースが流れるし、車で移動中に雨が降り出す不安定な天気。風も強く肌を出すと「寒っ」と思わず体が縮まってしまうような気温でした。
スタートのブロック分けは、申告タイムでA陸連、B3時間以内、C4時間以内、D4時間以上という4ブロック。私は3時間18分の申告でC。ロスタイムは45秒。その後も温泉街を抜けてしばらくは、団子状態。
昨年からコース変更になった22キロ付近からの片道3キロの山道。サブスリーの人たちの走りはやはり威圧感があるというか、戦っているという感じ。逆に私が折り返してこれから上り坂に向かうという人たちの表情は、かなり不安気。この盲腸部分のようなコース、皆きつい、嫌いと言いますが、私は2年前のスタート直後のごちゃごちゃした中での逆走よりも刺激があって好きです。
コース沿道の応援は他の大会に比べれば、確かに少ないですが、その分人に出会うと嬉しくなるものです。エイドの学生さんたちの声援は、翌日声が出なくなるんじゃない?と思えるほど。思わず手を振ってしまうと、さらに大きな反応。こりゃ、最高ですよ。
2週間後に千歳のフルマラソンを控えているので、毎年このレースはできるだけフラットの走法。シューズも練習用を使用。5キロほど走って、4分40~45秒ペースと安定して、今日はこのペースでいくぞと決めます。6キロの山道部分はタイムは変動したものの、ほぼフラットで走りきる事が出来ました。
結果は3時間18分16秒。ゴールの掲示板でその数字を見たとき、2秒待てば18秒だと思い、ほんとにゴール手前で2秒立ち止まろうかと思いましたが、恥ずかしくなってゴール。ということで、「いっぱちのぞろ目」はまたの機会としましょう。過去の同大会の記録の中ではベストでした。
ゴール後は無料の温泉券を持って、すぐに移動。入った温泉は洗い場が満杯。逆に湯船は数人だけ。背中を見ると、絞り込んだ体のみ。今回は、温泉街の飲食店マップが入っていました。そのパンフレットを見せると、ソフトドリンク1杯サービスなどが書かれてあります。私が入ったお店は、気さくに話しかけてくれて、車でなければビールを何杯もいっちゃったかもね。地元のそんな人たちとのふれあいも、地方のマラソン大会ならではのよいところだと思います。
まずは、今シーズン順調な滑り出しといったところです。加齢と逆行する記録を求める事はいつまでできるでしょうか?怪我という落とし穴にはまらないよう、慎重に進んでいくとします。
写真は帰り道の途中にある、サイロ展望台からの風景です。スタッフのみなさん、応援してくれた皆さん、温泉、飲食店のみなさん、いい一日をありがとうございました。