久しぶりに会社の古い写真をご紹介します。昭和33年の弊社「味の肴」の工場の画像です。今から56年前の様子です。
当時、ローラ場(ろーらば)と呼ばれていた場所です。スケトウダラのみりん干を焼いて伸したものが、珍味「味の肴」と呼ばれ、弊社がその製造の元祖だと言われていました。
ピーク時には、そのローラ場で働く人は20人以上もいたもので、年間を通して製造されていました。しかし、それも昭和40年年代後半をピークに生産量が下がり、今は残念ながら生産はしておりません。
右の写真をご覧ください。専用の伸す機械です。2階から下がったベルトが二つのドラムを回す動力です。ドラムの真ん中には水を通して冷やす役目をしています。
電話はダイヤルがなく、裸電球の下で作業をしていました。女工さんの子供が出入りするのは自由?出来上がったものは素手で袋詰め。他にもいろいろ昔ならではのものがありますが、見つけることができますか?