2014年6月8日、第29回やくもミルクロードレースのハーフマラソンの部で走ってきました。参加は今年で4回目。都会のレースとは違ったほのぼの感があって、なかなかいい大会です。
小さな酪農と漁業の町、一週間に八日曇りになるので、八雲町と言われるゆえん。当日も大会長の挨拶は、「八雲町らしい曇り空で・・・」と言うほどです。たまに小雨が降る12℃くらいの走るにはちょうどいい気温。その酪農地帯のアップダウンの激しいコースで行われました。
この小さな大会ですら、今年は参加者が過去最高で500人を超えたようです。昨年私はこの一週間前に行われた千歳マラソンで膝の故障をして、強引に走ったら、痛みがひどくなってのちに1カ月走れなくなりました。ですから、今年、問題なく走れることがとてもうれしく感じました。
記録は1時間29分19秒で50歳以上男子の部で7位。10位までは表彰してくれます。この記録で表彰してくれるの?ってな感じですが、ありがたく副賞のジンギスカンのたれをいただきました。地元企業からの提供です。都会の道はいやだけど、田舎道なら走ってあげるわと付き合ってくれた妻は10kmに出て、11人中の9位で同じく“入賞”でもう一本のたれをゲット。
スタートからスピードを上げるとスネ痛が出る持病は今回は顕著でした。きっと千歳の後も筋肉が硬直した状態だったのでしょう。ですから、8キロ付近まではペースを上げることができず。長い上り坂になってようやくその痛みの呪縛から解放されて、ペースアップ。
50歳以上はゼッケンが1から85まで。折り返して来るその番号を見て、人数と距離感を確認。ジワジワと一人追い越しては、次はこの人だとターゲットを作りながらの走り。この走りは記録はなかなか作れないけれど、最後まで追い越す楽しみを持ちながら走れるので、気分よく終われます。
表彰式と抽選会は最後のランナーがゴールしてから行います。当然、最後のランナーは拍手で迎えられ、そのランナーはみんなを待たせたのを申し訳なさそうに、ごめんポーズをしながらゴールへ。
抽選会は3人に1人の割合で当たります。地元の小さなお店でもスポンサーになって商品を出してくれるのがいいですね。昨年は夫婦とも当たりませんでしたが、今年は妻がもち米、私が牛の形をした最中を当てました。来年は30回記念なので、豪華景品?があるかもね。
つくづく、故障をしないで走れることが、どんなに素晴らしいことか、昨年と今年を比較して感じます。それなりの年齢になってきたら、故障しないためにはどうしたらいいか、何をしてはダメか、御自身の体といつも相談しましょうね。