月別アーカイブ: 2014年9月

ヤマシメイチ尾崎商店が新しくなりました

岩内町の宮園地区にある、ヤマシメイチ尾崎商店さん。いわゆる個人商店の雑貨屋さんでしたが、このたびSPAR(スパー)として新装開店いたしました。

岩内町に最初にコンビニができたのが22年ほど前のことだったでしょうか、サンクスが3店舗できたのが最初です。その後は家族経営で成り立っていた個人商店はどんどん廃業していきました。

しかし、尾崎商店さんは、「たつかま」作りをしており、鮮魚などの扱いも積極的に行ってがんばっています。岩内高校へ行く変形Y字の三叉路を左に曲がるとお店があります。この道は拡幅工事でお店を引っ込めなければならなくなったようです。

先日、私も行ってみると、お店は明るくまるでコンビニ。でもお刺身やフライなど、独自で作られたお惣菜もあって、いい品揃えでした。ぜひお立ち寄りを。なぜ私がそこまで言うって?お店には一八の商品がいくつか置いていただいているからです。

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ルスツトレラン30k 2014の報告

ルスツスキー場を中心としたコースのトレイルランニングの大会、30kの部に出てきました。(ホームページはこちら)

大会は70、50、30、16、6kmという5つの種目。その中で私は30kmを選択。昨年はトレラン上位常連者が70kmに参加で、穴場となった30kで私は4位でした。それで今年はうまくいったら表彰台?なんて獲らぬ狸の皮算用。やっぱり現実は厳しく、スタートの面々を見ると、あなたもいるの?と言った顔ぶれ。

コースは昨年同様のウエスト、イゾラ、イーストといったスキー場の3つの山を上り下りするもの。途中10か所のポイントがあって、渡されたEカードというものでチェックします。それらのデーターが後からPCで順位確認などができるようになっています。

最初のウエストの山頂までで16位くらいと確認。今年は最初セーブして、昨年苦しんだイゾラの登りまで体力温存。林道は遅くとも歩かないよう心がけました。

ですから、4番目のポイントを過ぎてからは、たぶん誰かに抜かれることはないだろうと確信していました。ところが、林道で後ろから結構なスピードで追い越されてしまいました。そこは区間賞が設定されていたコースなので、追い越した彼に「区間賞狙っているの?」と聞くと、「道を間違えちゃって・・・・」と。挽回しようと頑張った彼も、登りの傾斜がきつくなるにつれ、ペースダウン。ここでこのオヤジがじわじわと攻め上がります。昨年の経験が役立ちました。

3か所の給水所があり、そこのおばちゃんたちとおしゃべり。「あら早いわね、30kの中では3位だと思うよ」と言われました。16位から数人は抜いたけど、3位になるほど抜いていない。やっぱり、道を間違った人は彼だけではなく、まだ数人いたことに。

もしかして、と少しワクワクしながら走ると、すぐ前にかなり消耗しきって歩いている人が。えっ、抜いたらもしかして2位?16kの部の人たちと合流地点で係のおじさんに「早いなぁ、2位だよと」言われ、まさかぁ、と思いつつ、心躍るオヤジ。

ゴール後にEカードを返却して、タイムだけの記録証をもらいましたが、順位はわからず。ゴール周辺の人たちからは、「緑のゼッケン(30kの部)の人は見てないから、3位以内だと思いますよ」と言われました。記録係の方に聞くと、「3位ですけど、一人微妙で4位かも知れません」と。このへんが緩いと感じますが、マラソンと違ってそれでよし。後日の正式な記録を見ると、3時間37分でやはり4位。タイムは昨年より7分早くなっていました。(詳細記録)

ゴール後に道を間違えた彼と話をし、やはり複数の上位者がかなりの距離を間違って走ってしまったようです。「これも実力のうちですから」と潔い言葉を聞くことができました。こういう人って、来年は必ずリベンジしてきます。昨年に続いてごっつぁん4位という数字は、来年はもうないでしょう。でも、これも一つのトレランの魅力でしょうね。

嬉しい記録として、9-10ポイント間が区間トップでした。マラソン同様後半追い上げ型の走りで、昨年の経験が役立ちました。苦しかったけど、秋晴れの下、楽しませてもらいました。ほどよい疲労感。温泉にゆっくり浸かって帰ってきました。

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岩内町大火から60年の今日

60年前の1954年(昭和29年)、岩内町の8割が焼失した大火から60年が経過しました。町では特別に何かの催しをするということもないようですが、忘れてはいけない日であることは確かです。

このブログを読まれている方の中には、実際に大火を経験し、命からがら逃げたという方もいらっしゃると思います。また鎮火した後のすべてを失った状態から、よくぞ復興したものだと岩内町を復興してくれた先人達に敬意を払います。

この大火がどれほどのものだったかは、岩内町郷土館に行くと、現在「岩内町大火の企画展」を行っていますので、ぜひ足をお運びになってください。

「災害は忘れたころにやって来る」決して忘れてはいけない言葉です。ついつい慣れという言葉に流されてしまいがちですが、普段から火災だけでなく、交通事故、健康にも注意を払って過ごしましょう。

写真は、今月の「広報いわない」の2ページ目を使わせていただきました。

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岩内町役場建設工事中26.9.20

岩内町役場新庁舎の建設が、着々と進んでいます。着々と言っても、内容はわかりませんが、少なくとも外観はどんどん変化しています。

足場が少しずつ撤去されて、外観が見えてきました。すっきりとした感じで、派手派手感はないので安心しました。ご覧のように、道路から建物までの空間は結構広くとってありますので、ここに駐車できるようになるのでしょう。

これから冬にかけては、内装などに時間がかかるのでしょうか。建設とは無縁の私ですが、こういった建物ができる経過を見るのは、楽しみでもあります。きっと、モノづくりという意味で、商品を作り上げるということが同じだからかもしれません。

旧庁舎で働いている人たちも、きっとこの新庁舎が出来上がる様子を見て、楽しみだと思います。でも、忘れないでくださいね。税金でできた建物であることを。そして、いい仕事をしてくれることを期待しています。

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「いらっしゃいませ」の看板

事務所併設の小さな店舗前に、工場直売と書かれた新しい看板を設置しました。弊社のお店はとてもお店と言えるような造りではありませんが、逆に工場直売というイメージは強いと思います。

作ってもらったのは、北海道シーリングという大浜にある会社です。今はデジタル化が進んでいるので、このような写真を看板にするなんて、簡単にできてしまうのですね。アナログ世代の私は関心するばかり。

片面は身欠にしん。にしんが八兵衛のイラストも。反対側は、釣たらことたら丸が。結構目立つと思うのですが、人通りが少ないので、効果のほどはもうしばらく様子見です。

お近くに来られましたら、ぜひご覧頂いた感想をお聞かせください。もちろん、一八の商品のお買い上げいただければ何よりでございます。

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2014年9月のあきんど市

岩内町の「あきんど市」。商店や飲食店が参加して、いつもと違った商品を並べたり、割引をしたりして、お客を呼ぼうと始まったイベントですが、岩内町に住んでいる人たちへの浸透度はどれくらいなのでしょう?今月のあきんど市は今日9月19日(金)、明日20日(土)行われます。

先月、清住のフードショップタカニシさんへ、「あきんど市」の広告商品を買いに行きました。それは、お弁当の「あきんどカレー」でした。実は私、そのタカニシさんへ買い物に行ったのは、初めてでした。1日20食限定ということでしたので、ちょうどお盆休みということもあり、早めに行きましたら、まだ作っている最中。もう少しでできるからということで、お母さんとしばしの立ち話。

こうして、普段お話ができない人とお話ができるというのも、こんなイベントがきっかけとなるいい例だと思います。待っている間、お店にはどんな商品が置いてあるかも見ることができます。新たな発見があって、また行ってみようという気にさせる、絶好のチャンスでもありますね。お店側にとっては、どんな目玉商品を作ろうかなど知恵をひねる前向きな商売にもなります。

さて、今日ご紹介した、フードショップタカニシさん。8月は名古屋コーチン卵を使ったカツカレーでしたが、今月はまた違ったお弁当を作られたようです。新聞広告も入っていますので、行ったことのないお店の気になる商品がありましたら、ぜひ行ってみてはいかがでしょう?もちろん、岩内町外からのお客様も大歓迎です。

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2014年9月19日で北海信金岩内東出張所閉店

岩内町は昔、漁業を中心とした商業が活発だったためか、この町の規模の割合にしては、金融機関が多く存在しています。その中のひとつ、北海信用金庫岩内東出張所という店舗が、この週末19日で閉鎖となります。岩内支店はもちろんそのまま存続します。

前身は岩内信用金庫の東支店だったでしょうか。岩内信用金庫と北海信金が合併し、名前を変えて存在していました。もっと前を振り返れば、この場所にはイチヤママタ本間呉服店というお店がありました。ちょっと飛びますが、呉服店も岩内には多くありましたよね。

インターネットの普及で、振込などの作業でわざわざ店舗に足を運ばなくてもいい時代になったこともありますが、やはり過疎化が進んでいることがその大きな理由でしょう。もし違うというご意見がありましたら、教えてください。

こういった店舗閉鎖のお話があるとすぐに言われるのは、「空いた店は次どうするの?」です。国道に面して、さらに過疎化といえども岩内の中心地、別名「駅前十字街」。思い切った発想で、有効利用されることを期待します。

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一八の鰊切込隊長と田中酒蔵の宝川しぼりたて生原酒

小樽の田中酒蔵さんでは、春と秋に「美味いもん市」というイベントを行っています。そのイベントでは、日本酒に合う後志の特徴ある商品を取り揃えて販売をしており、弊社の「にしんのおかげ」が販売されています。

「美味いもん市」は2014年9月12日からすでに始まって23日まで。すっかり「にしんのおかげ」はそのイベントの定番にしていただいて、私としても嬉しい限りです。

イベントとは関係ないお話ですが、NPO法人ワインクラスター北海道の阿部眞久さんが、弊社の「鰊切込隊長」と田中酒蔵の宝川しぼりたて生原酒との相性がいいと言ってくれてます。写真は後志のお酒と食べ物の相性のよいものをいくつか紹介し、カードにしたものです。

今回の田中酒蔵さんの会場では、残念ながら「鰊切込隊長」は販売されていませんが、記憶にとどめていただいて、いつかコラボでお召し上がりください。

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第15回NACトレイルランニングinニセコの報告

2014年9月7日(日)にNACトレイルランニングinニセコ30kmの部に出てきました。結果は3時間54分55秒。男子の部で14位でした。

私の参加は今年でもう4回目になりますが、毎年参加者が増えています。表彰式は4年前までは全員が戻ってきてから行っていたのですが、今年は最初から1時と決めていました。また、抽選会も昨年まであったのですが、今年はありませんでした。

このように、参加者が多くなると、それだけ張り合いが出るものの、和気あいあいとした雰囲気が遠くなってしまう感じは歪めません。増加の理由は、マラソン主体で走っていた人たちが、新たに参戦しているものと思われます。

今年も、そんな足自慢の方がスタート前方に立っていました。声をかけると、ニセコのトレランは初めてとのこと。初参加でワクワクしているというのですが、最初の1000段を越える急登では、私よりも前にいたのに、途中で膝に両手をついて、立ち止まっていました。初戦の洗礼を受けてしまったようです。このニセコトレランに初挑戦される方は、最初の登りだけは「クレイジーな登り」と思っていてください。

今回は初めてストックを持っての参戦。いつも下りがペースをつかめずに苦戦してしまっていたので、今年は練習時からストックを使っていました。トレランでいつも上位に名前を残すMさんが私の前。もちろん抜こうと思っても抜けません。ところがアンヌプリスキー場への下りになると、そのMさんは、私に道を譲ってくれました。

五色温泉からのアンヌプリの登りではたくさんの登山客。登山客にしてみればこのトレランの連中は邪魔に思うのが普通です。ですから、できるだけ私は普通に声をかけながら追い越させていただきます。そんなとき、若い女性が、「紀さん、紀さんでしょ、なんでここにいるの?」と。タイムレース中なのに、「一緒に写真撮って」などとしばしの盛り上がり。私もレース中に友人に会えるとは思ってもいませんでした。

下りのスピードが例年より速くなった分、足への負担が増えたのでしょう。足が動かなくなってしまいました。俗に言うガス欠。すると、前半で抜かせてもらったMさんが抜いていきました。まもなく太ももがピンと張ったまま。これって攣ったというのかな?こんな足の状態は、ジムの筋トレで無理して足がパンパンになった時のよう。ポケットからチョコレートを一口入れてまもなく、楽になりました。ちょっとビビりましたね。

ゴールのアナウンスは10キロの同ナンバーの人に間違えられました。きっとこのオヤジは30kmの部でこんなに早く戻ってくるはずないという、先入観があったことでしょう。最後に抜かれたMさんには、「強いですねぇ~」と私からほめ言葉。すると、「下りはめちゃくちゃ速かったですね。」と逆にほめられました。昨年までは下りを苦手としていたので、ちょっと嬉しいですね。

昨年より遅くなったけど、北海道マラソンの一週間後ということもあるし、いろいろと人体実験をしたので、今後のいい経験になりました。このトレランでは、辛い時ほど笑顔を出せるようになりました。これって私は「はんかくさい」人間なのでしょうかね?

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不安定な9月の空

最近、各地で大雨による災害や警報などのニュースがよく流れています。大気の状態が、季節の変わり目で不安定になっているようですね。

11日の朝は札幌で大雨のニュースが流れていましたが、その時岩内町は晴れていました。とっても穏やかで、雨が降る気配も感じられませんでした。ただ、雲を見ると、どうも落ち着きません。

夕方、工場の仕事が終わって、従業員が帰るとき、その時を待っていたようにドシャ降り。雷も鳴り、会社の前の道路はあっという間に川のようになりました。

10分もすると小雨になりましたが、その間一時的に停電になりました。これだけの雨が降ったときも、岩内岳は山頂まで見ることができました。なんとも不思議。せめてみんな家に着くまで雨が降るのを待っててくれればいいのにね。

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