月別アーカイブ: 2014年10月

平成26年度食品衛生優良施設の表彰

巷では、いろいろな表彰が行われる季節になっているようですが、弊社もまた一つ表彰されましたのでご報告を。

厚生労働省、日本食品衛生協会が主催する、食品衛生優良施設の表彰を受けました。昨年札幌で知事賞をいただきましたが、その延長上にあるようです。表彰式は今話題の東京の明治座です。お弁当、観劇つき。さすがに私はこの時期に行けませんので、妻に行ってもらいました。

お話をいただいた時は、そんな表彰を受けるようなレベルではないと思いましたが、もらえるものはもらっておきます。岩内保健所管内からこの賞をもらうのは、10数年ぶりだということです。

先日、朝礼で工場の皆に報告をしました。選考基準があいまいだから、決して素直に喜べないけれど、少なくとも私がしつこく朝礼で衛生管理について言っていることを、しっかり守ってくれているみなさんのおかげだと。

表彰されて言うのもおかしいですが、こういった全国から数百人を集めて旧態依然とした表彰をするというのは、時代にそぐわないと感じます。衛生管理に取り組むのは当たり前のこと。食品衛生協会には高い会費を払っていますが、より多くのお店、企業が衛生の向上に役立つお金の使い方をしてほしいと思います。生意気な発言、お許しを。

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2014年初雪の便り

2014年10月28日、夜中から冷たい雨。そして、山を見上げると、雪が降った跡が見えました。いよいよ季節は冬へと変わっていきます。

28日の岩内岳は見えたり雲に隠れたり。山頂まで姿を現すと、白い部分が広がっているのが見えました。街路樹は今が紅葉真っ最中だったのですが、色づいた葉は強風で一気に吹っ飛ばされたという感じ。

話は飛びますが、朝、岩内高校の前を通ると、大型バスが4台停まっていました。2年生の修学旅行出発の日のようです。予報では今週28日だけが雪マーク。みごとな日に当たりましたね。まぁ、これも振り返ればいい思い出になることでしょう。

タイヤ屋さん、ガソリンスタンドはタイヤ交換で大忙しの日だったようです。山の雪は何度か消えては降ってを繰り返し、一歩一歩冬に向かっています。タイヤ交換だけでなく、いろいろな準備が必要な時期ですね。一八の商品をお求めになる時期でもありますよ~。 20141028_04

相生団地が取り壊し

現在の岩内第二中学校の北側にあった平屋のブロック住宅の相生団地が取り壊され、更地になりました。

この写真で見える4階建ての団地は、道営住宅です。私の記憶が正しければ、この道営住宅とその北側にあるちびっこ広場という公園の部分に、旧岩内第二中学校が建っていました。

こうして、大きく土地を使っていた場所がなくなると、風景が一変してしまいます。10年ほど前までは、岩内町で空き地となる部分は他の地方に比べると、比較的少ないと思っていましたが、最近は取り壊しが多くなり、空き地も目立つようになりました。

学校へ向かう子供の数がたくさんあふれていた頃が懐かしく感じます。そんな寂しい感情は、この紅葉の季節に何ともぴったりしてしまうのが、不思議です。でもね、落ち葉の跡に雪が積もっても、また明るい春は必ずやって来るのです。

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第45回黒松内駅伝の報告

2014年10月19日、第45回黒松内駅伝に参加してきました。広い黒松内町を一回りし42.195キロを7区間でタスキをリレーするもの。

私は「ニセコひらふどんがめ」というチームに誘われて参加するのが今年で3回目。このチームは、一般2チーム、シニア1チーム、レディース1チーム計4チームの大所帯です。

私はシニアの2区(7.9キロ)を任されました。黒松内銘水という会社がリレーポイント。参加チームは全部で36。途中2か所で繰り上げスタートとなるために、どのチームも1区から3区までは速い人をもってきているようです。そんな中を私が2区でいいの?

タスキを受け取ってすぐに後ろから足音。若い子にすぐに抜かされました。しかしその子はペースが落ちた感じ。足取りと息遣いから、これは若者特有の最初ダッシュの走りと判断し、抜き返し。その後、一般3人を追い越し一人に抜かされ、シニア2人を抜くことができました。

長~い直線の向風。応援は人間よりも黒毛の牛の方が多く、じっととこちらを見ています。「モー!」とでも言ってほしくて、私は手を振るも反応なし。民家前で犬にも手を振るも、反応なし。「犬なら少しくらい吠えてよ」と言っても・・・。

中間点の看板が出てきた時は、初めて参加した時は、まだ?という感じでしたが、今年はまだ半分残っているなら、もう一人抜くことができるぞと前向きに。前回は前後に誰もいなく寂しく走ったので、今回は駅伝らしい走りを楽しむことができました。

私の記録は2区でシニア7チーム中の3番の記録なので、速さは大したことはなかったのですが、おいしく走らせていただいたということです。シニアチームの順位は定位置の2位。連続優勝を持つレディースも今年は2位。北大の現役アスリートがぶっちぎりの一位。「若者よ、大人の遊び場を邪魔するな」と、ある奥様ランナーの笑いながらの声。

夜はニセコアルペンホテルでの温泉と打ち上げ。3回目ともなると、参加者の顔ぶれもだいぶわかってきました。今年初めて参加した人たちともお話ができて、さながら異業種交流会のようでした。

今年も楽しく走っておしゃべりをして、そんな機会を提供してくださったニセコ東急のみなさん、そして、一緒に走ったみなさん、ありがとうございました。

写真は2区から3区へリレーするニセコひらふどんがめレディース。最高の秋晴れと紅葉でした。

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秋の刀掛岩

2014年10月19日の刀掛岩です。朝の7時過ぎに撮ったものですが、この日は快晴の素晴らしい天気。雷電温泉を通過するときに、いつもとは違った様子だったので、写真を撮りました。

岩肌の草木が紅葉をしています。そこに朝日があたって、じわじわとその紅葉の面積が広がって来るのです。こうした様子はなかなか面白いもの。夏場は夕日がこの場所から見ることができます。しかし、秋になると太陽がこの岩陰に落ちるようになってしまいます。

昨年の同時期のブログには、刀掛岩の姿は昔と変わっていないと書きましたが、果たしてそうでしょうか?急な岩肌に吸いつくように生えている草木は当然のように生きて成長しているはず。となれば、その色づきなどにも違いがあるのかな?などと思ったりしました。

さて、弊社の塩数の子の化粧ケースにも使われている刀掛岩。皆さまには、実物の他、一八の数の子でもご覧いただけると嬉しい限りです。目下、ひとつひとつ心をこめて数の子生産をしています。

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岩内高校書道部が新庁舎の題字を作成中

先日の北海道新聞後志版に、岩内高校の書道部の3年生5人が、役場新庁舎の館名板の文字を任されたという記事が載っていました。心を込め揮毫(きごう)という表現をしていました。

その「揮毫」という言葉も恥ずかしながら、私は初めて知った言葉です。「岩内町役場」という5文字を3年の部員5名が1文字ずつ担当するらしいです。

誰のアイディアかわかりませんが、若者にこういった大役を任せるのはいいですね。本人たちにとっても自身の書いた文字が役場に掲げられて、大人になっても見ることができるのですから、岩内町への思いも別格のものになると思います。

このように、書道に限らず若者たちの活躍の場を、どんどん作ってあげてほしいです。失敗したって、それは若者の特権。チャンスを与えることが大切です。がんばれ、岩高生!

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2014年パノラマラインは今週で冬季通行止めに

季節がどんどん変化していると感じるここ数日ですが、岩内と蘭越町・ニセコ町を結ぶ通称「ニセコパノラマライン」の冬季通行止めが今週末から始まるようです。(詳細は関係組織へお問い合わせください)

写真は10月13日の岩内岳から見た東側のニセコ連峰です。一番奥は羊蹄山。薄曇りでしたので、山の輪郭ははっきりとしませんが、山々の色は間違いなく紅葉を過ぎ、モノトーンへと変わっていました。

ニセコパノラマラインはこの山肌をジグザグに登っていくルートです。街から山裾にかけては紅葉ですが、少し高度を上げると、白樺の肌が見え、冬を迎える準備をしているようです。

それにしても、ついこのあいだ開通したと思ったら、もう冬期閉鎖です。早いですねぇ~。さて、紅葉とはまた別の風景を楽しむことができますので、今年最後のパノラマライン経由の岩内でのお買い物、お待ちしております。

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2014ゆらぎトレイル・RUNの報告

2014年10月12日、小樽市朝里川温泉で、ゆらぎトレイル・RUNという大会に出てきました。昨年までは地元クラッセホテルさんを発着していた大会も、参加者増で対応しきれなくなり、ロードとスキー場のオフロード斜面を走らせるという大会に変わったようです。距離は一般6キロ。小中学生3キロ。

参加者は一般男女あわせて99人。トレイルランという種目には珍しく40歳以上、以下の年代別カテゴリーを設けてくれていました。その中でも男子40歳以上は約半数を占める53人で元気なオヤジたちは健在。

快晴で風もなく紅葉もちょうどよく、絶好の秋のランニング日和。コースは最初温泉街を一周約1.5キロのロードからスキー場のゲレンデ内のオフロードを3キロ。最後にまた温泉街ロードを1.5キロというロードとトレイルのハーフ&ハーフ。

ロードは特に交通規制をするわけでもなく、ゆるい感じ。スタート直後はさすがに地元小樽の双葉高校スキー部の若者が飛び出しました。私40歳以上の部で2位をキープ。ちょっとオーバーペースと思いつつ、6キロしかないのだから無理しなくっちゃと。オフロードになる手前で一度ペースを落とすと、すかさず2人に抜かれました。焦らずペースを守ると、ロードで1位だった人が急にペースダウン。

大会名に「トレイル・RUN」とあるので、トレランの大会を想像すると、ちょっと?。シューズはロード用で問題なし。でも、練習でアスファルトの上しか走らない方にとっては、辛いものがあるかもしれません。まるで距離合わせのような短い距離を上げ下げしながら折り返しが3回も。

ここで、コースを右か左かどちらかを走らせるか、誘導係がはっきりしないところがありました。あるランナーはその誘導係に怒鳴っていましたが、残念ですね。文句は終わってから運営側に言えばいいのであって、厳格なレースではないのですから、寛容な気持になれないのでしょうか。私たちランナーはたとえお金を払っているとはいえ、ボランティアで支えてくれている人たちによって、楽しませてもらっていることを忘れてはいけないと思います。

抜きつ抜かれつして26分16秒の3位入賞。炭火が用意されて、あらかじめ1,000円で申し込みしていたジンギスカン。飲み物付きでそれなりのボリュームで、これはお得です。焼きながら札幌から来た初対面の人ともお話し出来て、このゆるさがなかなかいい感じ。

表彰されて戻ると、近くの人たちが目をまるくして「表彰されたのですか?」と。きっと、まさか強くなさそうに見えるこのオヤジが表彰?と思ったことでしょう。ほんのわずかな時間でアットホームな雰囲気を味わわせてもらえたのは、うれしいですね。

たぶん、この大会を詳細にブログで書く方はいないと思うので、来年の大会申し込み前には、この報告を読まれる方も多いと思います。そこで、あえて言わせていただくなら、一秒、順位を争う競技そのものを期待する方にはお勧めできません。秋の風景と走る事を通じた人とのふれあいを楽しむ方にはお勧めです。

写真は翌日に掲載された北海道新聞後志版です。写真3番目の青いシャツが私です。

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2014年10月のあきんど市

毎月第3金曜・土曜に行われる「あ・きんど市」。今月は17日(金)、18日(土)に行われます。

このイベントがある週の半ばになると、岩内商工会議所の職員さんが、わざわざ弊社にチラシを持ってきてくれます。まぁ、弊社だけではないようですが、金曜日の新聞折込チラシと同じものを持参しているので、どのお店がどんな目玉商品を出すか、2日前にわかります。

小売の商店だけでなく、飲食店も参加していますので、岩内以外から来られたお客様も、こののれんを目印にご利用してみてはいかがでしょう。ちなみにこの写真のお店はお分かりでしょうか?

岩内出身の方なら、若い時によく行ったお店ではないでしょうか。「鈴や」さんです。今でもメニューは豊富、ボリュームもあって、若者の利用度は高いようです。今月のあきんど市は「オムライス」と「ハンバーグ丼」がお安くなっています。

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2014年岩内町民ロードレースについて

2014年10月13日体育の日に行われた、岩内町民ロードレース。ランニングをする立場として、少し私の考えを述べさせていただきます。

昨今のランニングブームでマラソン大会はどの大会も参加者が増える一方です。ですが、この岩内町のロードレースを見ると、一般参加者は少人数の横ばい、子供たちに至っては絶対数の減少からどんどん減っています。なぜでしょう?大会の魅力がないからでしょうね。

人口が減っているにもかかわらず、同じ運営方法では参加者が減って当たり前。参加者が多くなれば、観客も多くなって、にぎやかになります。観客が多いと、走る側も張り切ります。

ではどうすればよいか?たとえば、男女別学年別の走りをやめて、距離別にしたり、親子マラソンの部門を設けたり。一般の部での表彰では、もらっても引き出しの中に直行するメダルなどよりも、特産品に切り替える。抽選会などで順位に関係なく楽しめるなど。

私が望むのは、大会が終わって、どの人も笑顔で帰る大会であってほしいです。特に子供たちには、出さされるのではなく、大会そのものを楽しみにしてほしいです。どうか関係者のみなさん、変えることを恐れず、面倒くさがらずに、ご一考願います。

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