月別アーカイブ: 2015年4月

4月12日は道知事選挙です

2015年4月12日は北海道知事の選挙です。街中のあちこちに選挙用のポスター掲示板が設置されています。左隣りにある掲示板は同じく道議会議員選挙用の掲示板ですが、この岩内の後志地区は定員2名の無投票が確定しています。

さて、このブログで政治のお話をしてもどうかと思うので、違うお話を。この写真の看板がある場所は、先代紀伊右エ門が自己資金(正確にいえば借金)のみで建設した八興会館があった場所です。剣道、柔道を青少年に習わせるいわゆる武道館。平成18年に老朽化が激しく取り壊しとなって更地になりました。

八興会館があった当時、選挙があると、選挙会場として提供していました。なくなってからは大浜地区の人たちは文化センターまで行かなくてはならず、車を持たないお年寄りには不便になりました。ちなみに看板の設置場所は無償提供です。

さて、政治の話は別の場所で議論いたしましょう。みなさんにお願いは、とにかく選挙には行きましょうということです。

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昭和54年の岩内町観光パンフレット

昔懐かしシリーズ。今回は昭和54年の岩内町観光パンフレットが出てきました。「ズームアップいわない」というタイトルが付いていて、丸いレンズの中には、岩内町の地図があり、主要な建物の名前が載っています。

そこには、現在のフェリーターミナルはなく、海水浴場があります。一八創業者紀伊右エ門が創った「八興会館」も。また、国鉄岩内線と岩内駅が書かれています。まぁ、私たちの世代では、当然のことと思いますが、平成生まれの方にとっては、何それ?ってな感じにとられるでしょうね。

写真左下に、岩内町までのアクセスが書かれています。札幌~岩内間の汽車の料金は1,520円。バスが860円(現在1,900円)でした。所要時間は一日3往復の汽車が2時間15分。バスが5往復の2時間25分。これだけ料金の差があるならば、汽車の利用客が少なくなるのはしょうがないですね。

この裏がレトロ感たっぷりで、御紹介したいのですが、また別の機会に。宿泊施設が紹介されていますが、現在の主要な宿は名前がなく、反対に廃業してしまったところが掲載されています。電話番号の局番は「62局」ではなく「2局」。36年前、1979年のことです。私が高校生の時代でした。さて、その年あなたは?

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新入社員のみなさん、おめでとう

この4月から社会人になった皆さん、おめでとうございます。私も社会人になったときのことは、よく覚えています。スーツがまだ体になじんでいなくって、先輩たちの仕事ぶりが妙にかっこよくって、自身があんな風になれるのだろうかという不安と・・・

毎年、水産業界の専門誌である「みなと新聞」が、東京築地の市場、荷受(卸)企業6社の新入社員の記念写真を掲載します。毎年申し上げていたのが、新入社員が前に出ていないで、会社のお偉方が前方にどかんと居座り、新入社員は後方に立って顔がはっきりしないと。

ところが、今年はそんな声が届いたのか、6社のうち5社が新入社員が前で撮影されていました。これは良かった。おじさんたちにはどうでもいいことでも、新入社員にとっては、一生に一度のことです。この日のことを忘れずに頑張ってほしいものです。

ところで、弊社の新入社員は?何十年来、新卒の採用というものがありません。3K(きつい、汚い、危険)、5K(3K+休日少ない、給料安い)と呼ばれる水産加工のイメージ先行を打破して、新卒者が一八で働きたいと言ってもらえるよう、日々頑張るしかないですね。

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春はすぐそこに

4月になって、いよいよ春の気配を感じる季節となりました。岩内町の街中の雪はなくなりましたが、郊外に行くとまだまだ雪が残っています。でも、じっくり見てみると、いろんなところに春を感じます。

写真は、私のランニング練習コースです。田んぼのあぜ道にふきのとうを発見。田んぼそのものに雪はまだ残っていますが、ひと雨降ればたぶんなくなるでしょう。ニセコ連峰が青空に綺麗に映えています。

ただ、朝晩の冷え込みはまだ厳しく、車のフロントガラスは霜が張り付いていました。朝晩はどの家庭もストーブに火が付いていることでしょう。でも、会社の事務所は経費節減で着けずに頑張っています。慣れれば、大丈夫・・・と思っているのは、私だけ?

さて、山菜の季節ももうすぐそこです。身欠きにしんと山菜の炊き合わせ、今年も一八の身欠にしんを使って、お作りください。やっぱり食べ物は、旬を味わうのが一番ですよ。

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社長交代のご挨拶

2015年4月1日から私、紀哲郎は一八興業水産株式会社の社長として職務に就くことをご報告いたします。今までも代表権付の専務として活動していましたが、紀八郎が89歳という高齢の身であることから、肩書きの上でもバトンタッチということになりました。

紀八郎は代表権付の会長として変わらずにいますので、実務上は何の変化もございません。ただ、今までは社長ではないことを一つの逃げ道としていたのも事実です。これからは、すべての責任を担う覚悟です。

このブログのタイトルは、しばらくの間はみなさんも慣れないと思うので、(旧専務)と入れさせていただきます。ブログの内容も特に変わることなく、今まで通り続けさせていただきます。

創業100年を2代で守ってきた会社です。この先さらに経営環境は厳しさを増していくなかで不安もありますが、皆さまに支えられながら従業員ともども成長していきたいと思っています。どうぞこれからも一八を変わらぬご愛顧賜りますよう、お願いいたします。

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