昔懐かしシリーズ。今回は昭和54年の岩内町観光パンフレットが出てきました。「ズームアップいわない」というタイトルが付いていて、丸いレンズの中には、岩内町の地図があり、主要な建物の名前が載っています。
そこには、現在のフェリーターミナルはなく、海水浴場があります。一八創業者紀伊右エ門が創った「八興会館」も。また、国鉄岩内線と岩内駅が書かれています。まぁ、私たちの世代では、当然のことと思いますが、平成生まれの方にとっては、何それ?ってな感じにとられるでしょうね。
写真左下に、岩内町までのアクセスが書かれています。札幌~岩内間の汽車の料金は1,520円。バスが860円(現在1,900円)でした。所要時間は一日3往復の汽車が2時間15分。バスが5往復の2時間25分。これだけ料金の差があるならば、汽車の利用客が少なくなるのはしょうがないですね。
この裏がレトロ感たっぷりで、御紹介したいのですが、また別の機会に。宿泊施設が紹介されていますが、現在の主要な宿は名前がなく、反対に廃業してしまったところが掲載されています。電話番号の局番は「62局」ではなく「2局」。36年前、1979年のことです。私が高校生の時代でした。さて、その年あなたは?