雪国にとって道路に降り積もった雪は非常に厄介な代物。ましてや坂道となるとスリップでの事故の原因となってしまいます。アスファルトの中にヒーターを埋め込み、雪を融かすのが「ロードヒーティング」。岩内町にもあります。
私の知る限り岩内町には3か所にその設備があります。ひとつは写真の壁坂十字街。次に協会病院の坂。最後に岩内食品から神社に向かって登る細い道。もし、そのほかにもあったらご指摘ください。
ロードヒーティングは自然に降り積もった雪が融けるので、システムとしてはいいのですが、電気の消費が大きく、どこでもたくさん作るわけにはいかないようです。
今は雪が降っても自家用車。それも4輪駆動車。除雪車も来るのが当然と思っていますが、その便利さに慣れてしまっていることにふと我に返ります。昔を思えば、ありがたいと思わねば。