月別アーカイブ: 2016年2月

明日から3月

昨日の日曜日2016年2月28日、久しぶりの快晴の天気で一日が始まりました。すっきりした青空は今まで鉛色の空でとかく暗くなりがちな気持ちを吹き飛ばしてくれます。

今年は4年に一度のうるう年。さらにエルニーニョ現象が強い年ということで、今年の冬はいつもと違って雪が少なく、変な気象状況が続いていました。例年ですと今頃は町の雪捨て場は大きな山になっているのですが、今年はまだ余裕があります。

写真は岩内の旧フェリーターミナルから岩内岳、雷電山方面を撮ったものです。海が穏やかで、ああ春が近いなぁ~と感じさせます。しかし、気温は低く手袋をしていないと手がかじかんでしまうほど。

それにしても明日はもう3月ですよ。早いですね。天気も急変して荒れるとのこと。でもこうして一歩一歩春が近づいています。気温変化が激しくなっています。お体に気をつけて春を待ちましょう。

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岩内町のふるさと納税の返礼品は?

さまざまな地方自治体が行っている、ふるさと納税に対する返礼品の進呈。今や大きなビジネスにまで発展したように感じますが、岩内町でもようやくその返礼システムが今年の6月から始まります。

自治体によっては億単位の寄付金を集めるところもありますが、岩内町は昨年夏頃までは「税の本質とかけ離れている」という上岡町長の考えから行われていませんでした。ところがなぜか2015年秋頃から変化が出て、勉強会がスタート。

担当の役場職員、私を含めた民間との話し合いが何度か行われました。私がその場で述べたのは、「返礼品目当てというよりも、岩内を応援してくれる人、岩内が好きな人に、岩内町の運営にかかわっていただけるような内容にしてほしい」と。

ふるさと納税、および返礼品の仕組みに関しては賛否があるのは当然。ここでは難しいので突っ込みませんが、岩内を離れてこのブログを愛読していただいている皆さまは、まさに岩内の応援団。御一考願います。

写真は関係ありませんが、2016年2月25日の岩内町駅前通り商店街。

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新しい恋 探さNightっ!

岩内青年会議所主催の婚活イベントが今年もあります。その名は「新しい恋 探さNightっ!」。昨年は「いわコン2015」という名前で初めて行われ今回は2回目。主催者側も昨年を踏まえてより良い企画をしているようです。

昨年は予想外に多くのカップルが成立し、主催者側もびっくりしたようです。想像するに、岩内って女性が強くてこうしたイベントも盛り上げ上手なのかなぁ~なんてオヤジの勝手な想像です。

人口減少と言えども、まだまだ岩内町には若者がいます。昔はお節介なおじさんおばさんがいて仲を取り持ったりしたのでしょうが、今はこんなイベントを活用して出会いを作るのも一つですね。

応援したくなるのは、私が年をとってしまったからでしょうか。もし、結婚していなかったら出てみたいなぁ~なんて言ったら怒られちゃう? 詳しくは岩内町のホームページも載っています。(こちら)

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サンサンの湯で一八のみりん干し

岩内町の円山地区には複数の温泉施設があります。その中で、小さいながらも泉質が素晴らしい日帰り入浴の施設が「サンサンの湯」。この受付カウンターで、一八のみりん干しが売られています。

スケトウダラのみりん干しは岩内の古くからの特産品。昔は今時期、屋外に納屋を組み立て、たくさんのみりん干しが干されていたのが岩内町の風物詩でした。

サンサンの湯に置いてあるみりん干しは、曲がった部分をカットしたものなどのいわゆる訳あり商品です。一八の店頭とこのサンサンの湯限定での販売となります。

サンサンの湯はお湯の温度が普通の温泉に比べて高めです。温泉の温度の好みはそれぞれでしょうが、温まったからだに冷たいビールとみりん干し。最高の組み合わせです。

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岩内町コミュニティーバス【冬季】試験運行中

昨年10月に試験運行された町内を循環する岩内町コミュニティーバスが、平成28年2月8日から3月9日まで運行されています。

秋と変わったのは1回100円の前払いから後払いになったとのこと。 車を持たない人が街の中心部へ買い物や病院などに行くのに便利だと思います。ルートや時間は新聞折込にも入りましたが、ホームページでも確認できます。(こちら)

高齢化社会になると、こういったサービスを自治体は考えないといけなくなっているんでしょうね。ただ、北海道は車社会の地域。意外と免許を取ってから路線バスに乗ったことがないと言う人も多いのです。

ルートと時間を確認して、もしも車を運転できなくなった時を想定して、利用できることを考えてみてはどうでしょう。利用後にアンケートも書いてもらうそうです。以前はべに子のイラストがバスに描かれてあったのになぁ~。

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サポートセンターで塩ココアの試食

岩内町地場産業サポートセンターでは、冬期間の来館者を増やそうと、定期的に深層水を使ったものを試食してもらうイベントを行っています。今回は「塩ココア」。

ココアに塩を入れると、甘味のコクがでるということ、知っていましたか?ネットで調べると「ココアの味にコクが出て美味しくなる」とあちこちで書かれていました。ここでは塩の代わりに深層水原水を入れるというもの。

思い返せば、昔岩内町には「プリンス」という喫茶店がありまして、子供の頃そこでココアを注文すると、塩の入ったビンが同時に出されました。その時はココアになんで塩?なんて思っていましたが、そういうことだったのですね。

岩内町にお住まいの方はすでに防災無線から流れる情報でご存知かとも思われますが、2月17日(水)から19日(金)まで。午前10時から。前日、私は違う用件でサポートセンターに行ったとき、ブログに掲載するからと特別に1杯いただきました。なるほど、ちょっと違う美味さでした。

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キャンドルナイト2016

2016年2月14日付の北海道新聞は、13日夜、道内各地で行われたキャンドルで雪の街を灯すイベントの紹介をしていました。そのひとつに岩内町で行われた「たら丸雪像のキャンドルナイト」と「木田金次郎美術館のナイトオープン」を結ぶ光の回廊の記事がありました。

12日から気温は上がり雨模様。道の駅広場の雪像もせっかくの力作が融けかけてしまっていました。木田金次郎美術館まで続く道路には雪の中にろうそくが灯されて、冬の夜をやさしく演出・・・・のはずだったのですが、季節外れの雨。

6時半から始まった木田金次郎美術館のナイトオープンでは、木田金次郎の作品を学芸員の岡部さんがわかりやすく説明。その後、手づくりのおつまみとアルコールをいただけて参加者と楽しく会談。私のような絵画に疎い人間でも楽しむことができた夜でした。

翌日の新聞にはその紹介がありましたが、この写真のモデルは私たち夫婦です。たまたま道新の角田記者が撮影していたところを通りかかり、撮影協力を頼まれた次第で。しばらく新聞に出ていなかったら、こんな形で出るとは。来年はぜひ皆さんもこの二つのイベントに足をお運びください。

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今度の土日は「第2回たら丸雪像コンテスト」

現在道の駅いわないの広場には、今度の土日に開催される「第2回たら丸雪像コンテスト」に向けたさまざまな表情をしたたら丸雪像14体と雪像ステージが並んでいます。

写真は2月11日夕方に撮ったもので、数チームの人たちが最後の仕上げに取り組んでいました。企業や仲間、学校のメンバーなどで構成された人たちが、粘土などで模型を作ってそれに沿って固められた雪を削りながらつくっていました。

照明や重機などは、観光協会の会員の企業が無報酬で協力しています。イベントを企画したメンバーからも、「お金がないからできないと言わずに、まずはやってから考えよう」という言葉が聞かれます。

これだけさまざまなたら丸が並ぶと、なかなか迫力があります。継続は力なり。地道な取り組みが街ににぎわいを取り戻す一歩になるといいですね。13日土曜日は17時からキャンドルナイト。14日日曜日は12時より表彰式。ぜひ足をお運びください。

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道新日曜版ニシンの山椒漬け

津軽海峡を渡って函館北斗駅まで伸びる北海道新幹線の開通まであと1カ月と少し。マスコミはここぞとばかりに開通に関する特集を組んでいます。

北海道新聞の日曜版は「東北を味わう」と題して、東北各県のおいしいものを紹介しています。1月17日の日曜版には、会津地方のニシンの山椒漬けを紹介していました。会津でニシンが獲れるわけではなく、その原料となる身欠にしんは北海道産。

ほとんどの家庭が「鰊鉢」と呼ばれる専用の陶器を持っていて、山椒の葉と身欠鰊を交互に重ね、しょうゆと酒、酢を入れて1カ月ほど漬けると書かれてありました。家庭料理の代表格。文章の最後に「会津の食は乾物と発酵食品だ」と書かれていました。

新幹線で北海道に来てもらうという一方、開通したら北海道の人たちも本州への旅行に新幹線を使う需要が出てくるということで、東北を紹介するこのような記事が組まれていると思います。新幹線で東北へ行き、一八印の身欠にしんを探す旅なんていかがでしょ?

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やっぱり今年は雪が少ない2016年

雪まつりが行われる2月上旬。この時期が降雪のピークとなり、雪まつりを過ぎれば春の気配を少しずつ感じるようになります。2016年の今シーズンの冬、降雪量は平年に比べると少ない状況が続いています。

写真は岩内町地場産業サポートセンター裏の一般の雪捨て場です。例年ですとここは雪山が大きくなって海が見えなくなるほど。雪が多ければ、この雪捨て場すら満杯で閉鎖になってしまうのですが、今年は見ての通りまだまだ余裕があります。

パウダーを求めるニセコのスキーヤーにとってもこの雪の少なさは残念なものでしょう。とはいえ、本州スキー場に比べればまだまだましなのかもしれません。仕事をする身としては、除雪や雪かきの回数が減るのはありがたいものです。

ただ、季節はそれなりの状態になってもらうのが何より。冬物衣料が売れない。暖かくて正月の雰囲気が出ずに買い物に行かなかった、などの経済面での弊害も。何事もほどほどがいいのでしょうか。ただ、自然を侮るなかれ。謙虚に向き合って過ごしましょ。

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