日別アーカイブ: 2016年2月10日

道新日曜版ニシンの山椒漬け

津軽海峡を渡って函館北斗駅まで伸びる北海道新幹線の開通まであと1カ月と少し。マスコミはここぞとばかりに開通に関する特集を組んでいます。

北海道新聞の日曜版は「東北を味わう」と題して、東北各県のおいしいものを紹介しています。1月17日の日曜版には、会津地方のニシンの山椒漬けを紹介していました。会津でニシンが獲れるわけではなく、その原料となる身欠にしんは北海道産。

ほとんどの家庭が「鰊鉢」と呼ばれる専用の陶器を持っていて、山椒の葉と身欠鰊を交互に重ね、しょうゆと酒、酢を入れて1カ月ほど漬けると書かれてありました。家庭料理の代表格。文章の最後に「会津の食は乾物と発酵食品だ」と書かれていました。

新幹線で北海道に来てもらうという一方、開通したら北海道の人たちも本州への旅行に新幹線を使う需要が出てくるということで、東北を紹介するこのような記事が組まれていると思います。新幹線で東北へ行き、一八印の身欠にしんを探す旅なんていかがでしょ?

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