水産業界の業界紙、みなと新聞の2016年3月7日付に5月5日の「かずの子の日」の話が載りました。POPを作り、売り場で「かずの子」の日の意味を広くわかってもらい、数の子を買ってもらおうという内容。
このPOPに使われているのが、明治から昭和初期にかけて活躍された芸術家、北大路魯山人さんの言葉。芸術家でありながら、美食家でもあったと。ある文献に「私は正月でなくとも、好物として普段でも喜んで食っている。とにかく美味い。あの音の響きが良い。」と書かれてある言葉を引用しています。
私は恥ずかしながら、魯山人さんを知りませんでした。つくづく芸術に疎いことがばれてしまいます。時代が違うので、当時の数の子はどのように作られていたのだろう?どこ産の数の子だったのだろうか?なんて想像してしまいます。
いずれにせよ、正月でなくとも食べているという“くだり”が今回のかずの子の日にぴったり当てはまる内容。みなさん、覚えていただけましたか?5月5日はかずの子の日。お正月でなくても食べましょう!