暦はすでに4月。草花が出てくるなどの春を感じるいろいろなものがありますが、雪捨て場の残雪の変化もそのうちの一つ。
冬の間、排雪車が効率よく動けるよう、郊外ではなく町内の中にいくつかの雪捨て場、正確に言うと堆雪場があります。そのうちの一つが写真の文化センター西隣の空き地。(4月1日撮影)
でも何か変ですね。真冬はひとつの山のようになっていたのですが、雪解けの気温になってその雪山に縦の空間が作られました。表面積を増やして融けやすくするためです。一見、怪獣のモスラの行進のよう。
真っ白だった山は小さくなるにつれて真っ黒に。融けた雪で水浸し。外観は美しくはありませんが、雪国ならではの春の風景でもあります。通りかかったら、この大きさに比べてどれくらい小さくなったかを見比べながら、季節を感じてみるのはいかがでしょう?