写真は岩内町東山の墓地です。普通、墓地はカラスのテリトリーなのですが、先日通りかかると、ゴメ(カモメの一種)がとぼとぼと歩いていました。
本来は海にいる鳥が、この墓地にいるというのは異例なこと。ではなぜ?残念ながら海に餌がないからなんですね。漁師さんが市場に揚げる魚のおこぼれが無くなると、こうして食べ物を探しに陸に上がってきます。
私たち加工屋さんたちから出る餌も、近年の衛生問題から、できるだけ鳥の餌になるようなものは出さないよう、気を使っていることも影響しています。
カラスもゴメも生きるために一生懸命。テリトリーを越えてでも、生きるための行動なのでしょうか。商売も同じことが言えるのか?私もゴメを見習わねばならないのか?いや、私は別の道を探します。