月別アーカイブ: 2016年8月

陸にあがってきたゴメ

写真は岩内町東山の墓地です。普通、墓地はカラスのテリトリーなのですが、先日通りかかると、ゴメ(カモメの一種)がとぼとぼと歩いていました。

本来は海にいる鳥が、この墓地にいるというのは異例なこと。ではなぜ?残念ながら海に餌がないからなんですね。漁師さんが市場に揚げる魚のおこぼれが無くなると、こうして食べ物を探しに陸に上がってきます。

私たち加工屋さんたちから出る餌も、近年の衛生問題から、できるだけ鳥の餌になるようなものは出さないよう、気を使っていることも影響しています。

カラスもゴメも生きるために一生懸命。テリトリーを越えてでも、生きるための行動なのでしょうか。商売も同じことが言えるのか?私もゴメを見習わねばならないのか?いや、私は別の道を探します。

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北のあじさい寺

北のあじさい寺という名称がついたお寺、正式名称は「明善寺」が、共和町のかかし古里館前にあり、今満開の花を咲かせて人々をひきつけています。

時には大型バスで一眼レフを首から下げて写真撮影会をするような雰囲気で来る団体様も。常にカメラを持った方たちが来て撮影をしています。先日の日曜日、私もここを通りかかると、レンタカーでを使って来ていた中国の家族の姿もありました。

あじさい寺と言えば、鎌倉が有名ですが、あちらの方では拝観料というのを必ず払わねば境内に入ることはできません。ただ、ここは北海道。無料で見ることができるというのがいいですね。

晴れよりも雨が似合うから、鎌倉では縁起り寺と呼ばれるのでしょうか?こういう話はまったく無知なので書かない方がいいのでしょうが、きれいなものはきれいだ、それだけでいいでしょう。見に行ってみてください。でも、ここまで来たら岩内まで来てね。

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週末は第44回いわない怒涛祭り

今週末、2016年8月6日(土)、7日(日)に岩内地方文化センター西側広場において、第44回いわない怒涛祭りがおこなわれます。

近隣の町村のお祭りですと、演歌歌手を呼ぶことが多いようですが、この祭りはなし。岩内神社祭りと違って露店は的屋さんではなく、地元のお店の方たちが「たら福」屋台村と称して出店し飲食できるようになっています。

イベントとしては、メインの5,000発の花火大会の他、観光協会主催のイカ発泡段積レース(写真は昨年のもの)。新しいイベントとして、アームレスリング大会。正式競技用の台を使ってやるとのことで、生の迫力を見ることができるかも。景品には岩内の水産加工屋さんも協力しています。

例年、岩内にこんなに人がいたの?と思えるような人出になります。天気次第ではビールも飛ぶように売れるとのことです。「岩内の血」なのでしょうかね。倶知安のじゃが祭りと日がダブっていますが、お祭りのはしごで、ぜひ岩内にお越しください。

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蝦夷梅雨状態の北海道

一般的には北海道には梅雨がない、と言われていますが、近年のこの時期では本州の梅雨のような日が続いています。蝦夷梅雨という方もいるようです。ちょうど本州が梅雨明けするかどうか、梅雨前線が北上したころになります。

先週は気温も上がり、湿度も高い日が続きました。工場のクーラーはフル回転。事務所はクーラーがないために、べたべた感じるので、工場で体を使って働いている方が楽に感じました。

写真は7月31日日曜日のものです。朝からどんよりとした雲が居座り、すっきり感に程遠い状態。でも、これを通り越せば、夏本番の青空と入道雲が到来します。

共和町の畑は、春まき小麦の収穫も終わり、ジャガイモ、トウモロコシなどの収穫が始まっています。おっと、忘れてはいけません。冷たいビールのおつまみには、一八の珍味。汗が噴き出たら、塩分補給に糠にしん。水産加工品は夏も必須でございます。

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