今年は冬が一気に来てしまった感じですが、この時期には欠かせないのが、にしん漬けの仕込み。今ではめっきり漬込む人が少なくなったとはいえ、まだまだ根強い人気もあります。
漬物用の身欠鰊はどんなものがいの?とよく質問をお受けします。身欠にしんには、大きく分けて、一夜干しのソフト。これは主として焼いて食べる用。一週間ほど干した八分乾。これはさっとあぶって食べたり、山椒漬けにしたりするもの。そしてカラカラになるまで干したものが本乾身欠にしん。
漬物用は、この本乾身欠にしんです。今、スーパーなどに行くと、漬物用として表示してあると思います。ただ、その身欠にしんでも品質がピンからキリまであるので、ご注意ください。一八のそれはもちろん、最高品質のものです。
一八の店頭では、今年試験的にウロコなしの本乾身欠を置いています。一般的には米のとぎ汁で戻した後、フォークの先でウロコを落としますが、その手間を省いています。さらに不過食部分の堅いカマ骨と背びれも落として、使いやすくなっています。一度お試しを。