11月23日勤労感謝の日。数年前までは、勤労に感謝しつつ工場は稼働しておりましたが、ここ数年はしっかり休日を取らせていただいています。外は吹雪で凍てつく寒さ。本格的な冬がやってきたと感じる一日です。
岩内の真冬の特徴は、風が強くて雪が上から降るのではなく、ありとあらゆるところから攻撃してくる降り方です。弊社から100m離れた場所も地吹雪で真白になることも頻繁。
その寒さと風を感じる一つに、電線が風を切る音があげられます。それはなんとも言えぬ寂しさを覚える低音。四方に入りくんだ電線はこの田舎の真冬を演出する立派な楽器になっているのです。
前日の湿った雪は一夜明けてガリガリに凍っていて、道路はでこぼこ。そこを車が通ると、バリバリと氷を砕く音が。あぁ、とうとう来たかと覚悟を決める真冬到来の音。