岩内町の西、雷電方面へ行くところに野束川の河口があります。岩野橋というところから100mほど妨波壁が設置してありますが、現在その部分の工事が進んでいます。
夏場には海が見えずに邪魔だな~と思う壁、しかし真冬の海が荒れている時にその場所を通るとその壁の設置されている意味がわかります。
私は詳しくはわかりませんが、国道229号線のこの海岸線は拡幅工事を行うようです。この海岸の工事はその一端になるのでしょうか。よく見ると、厳しい自然によってかなりの浸食と腐食が進んでいることが伺えます。
自然の部分にあまり手を加えてほしくないと思う一方、人間にとっては快適さを求めるという矛盾もあります。バランスを上手に取りながら改良工事が進む事を願っています。