5月5日の子供の日が近づき、鯉のぼりを上げているご家庭はあるでしょうか?昔はたくさんの鯉のぼりが街中を泳いでいたものですが、今では岩内町の中でもようやく探してあったという感じです。
写真は弊社のご近所さんの鯉のぼりです。このように、高い支柱に鯉のぼりを取り付ける方は少なくなりました。隣の共和町など農家のお宅では、何匹もつけてある大きなものをまだ見かけることができますが、一昔に比べると、その数は激減です。
私の記憶では、大きな柱に旗の掲揚のごとく朝に鯉のぼりをひもを引っ張って上げ、夜になると降ろしてと繰り返したものです。それが子供の仕事でもありました。今だったら、「めんどくさっ」の一言で終わるでしょう。
古くなった鯉のぼりを集めて川にロープを張って泳がせるという風景も、最近のニュースで取り上げられています。札幌の定山渓や小樽の勝納川でも見られるようです。
時代が変化しているのだから、各家庭で鯉のぼりを上げることが少なくなるのは致し方ないところ。でも、子供に元気よく育ってほしいという気持ちは、時代が変わろうとも同じですよね。
専務のおっしゃる通り、鯉のぼりを上げる家庭は少なくなっている気がしますね。
私達の頃は、「~の頃の物で、今は~の家で泳いでる」なんて言いながら、親戚から譲り受けた『鯉のぼり』を、大事に使い回していましたネ~。まさに、我が家一族の歴史を知る鯉のぼりです。
そんな年代物の鯉のぼりも、ここ数年、風車が壊れて我が家の小屋に眠っています。
今は昔を懐かしんで、家の中にはホームセンターで買った『簡易?鯉のぼり』を飾っています・・・
昔も今も、思いは一緒ですネ。
やはり、鯉のぼりが少なくなっているのは、ここ岩内だけではないですね。
数の子オヤジさんも年代ものをお持ちですか。
色あせても立派に泳ぐ姿はなかなかのもの。
簡易鯉のぼりは、ご近所を見ればわかります。
青空の下、子供たちの元気いっぱいの声が聞こえてくる、そんな風景が少しでもあるといいですね。