第9回豊平川市民マラソンの報告

2014年7月6日に行われた豊平川市民マラソンを走ってきました。豊平川の河川敷の右岸、左岸の両方を使って行われるフルマラソンのみ。北海道マラソンの暑さ対策に出る人が多い大会です。

昨年は膝の故障で出場できず。聞くと、30℃近くまで気温が上がり、大変だったとのことです。今年は、日差しは全くない曇り空。体感的には20℃前後。風も強くもなくほどほどの感じで、この時期としては走りやすかったというのが参加者の大方の感想です。

参加者が昨年より少なくなったようで、札幌ドームリレーマラソンと日程が重なったためと思われます。私も3年間ドームリレーマラソンに出ましたが、今年はチームを作らず、北海道マラソンに向けての体作りを優先しました。

スタートは特にブロック分けもない、「ゆるい」整列。それでもなんとなく自身のレベルをわきまえた整列になっているのが、微笑ましく感じます。

スタートから4分40~45秒ペースを維持。応援が少なく、またランナーも前後に少なくなってくると、モチベーション維持が難しくなってきます。そこで、今回は少し早めに25キロ過ぎから4分30秒にペースアップ。少しずつ前の人を追い越す状態になってきます。

追い越した一人が、ぴったりと並走してきました。30k地点で「ひっぱってくれて、ありがとうございました」と。その人は30kからはのんびり行きますと。中だるみところで私をペースメーカーにしたようです。

35k付近からは、また違う人が背後にぴったりと。走る音や呼吸音で追い越す力を持っているかを予想できるのですが、最後の3kは私のペースも徐々にダウン。背後霊君に負けると気持ちでも負け。最後の500mであっさり抜かれました。

ゴール時には、申し込み時に書いたコメントを読んでくれます。「ゼッケン○○番、○○さん。・・・・」私は「昨年膝の故障で走れなかったので、今回は走ることができるだけで嬉しいです~」と読んでくれました。そして一人一人ゴールテープを切らせてくれるのです。

この大会は、このゴールが目玉商品なので、ゴールの100mでは他の人と競ってはいけません。前後にできるだけ間隔を空けるようにしたほうが、この「読み上げ」を独り占めできるのです。

ゴール後は、背後霊君がやってきて、「利用させてもらって、すみませんでした」と。私のおかげで、ベストタイムを出すことができたようです。「そりゃよかった。私が役に立ったのですね」と大人の対応。

結果は3時間15分39秒。50歳代男子の部で8位。大会ベスト。やはり気温が例年より低かったこと。それと、二人の背後霊君たちのおかげで、モチベーションを維持できたこと。順位が良かったのは、強い人がドームリレーマラソンに行ったためです。

いつもはランナーとして走る人たちが作る大会。トイレの数も12個と増えました。昔は2個しかなかったよね。こうして、大会の成長を見ることができるのも、私のランナーとして年をとっているんだなと感じました。

20140706_17

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